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1998年7月に長岡駅100周年を記念して長岡〜水上を往復した「レトロトレイン越路号」が前身と言え
翌1999年からは川端康成生誕100周年記念列車として、運転区間区間を越後湯沢〜水上間に短縮し
「レトロトレイン駒子号」と改名、8月最終土・日を含むように毎日一週間に渡り、越後湯沢〜水上間を
1日1往復運転されます。
編成は高崎の旧型客車3連で、オハニ36も連結されます。機関車は1999年までは御召仕様のEF5861
2000年は茶色いEF641001が使用されました。ヘッドマークもつけているのがご愛嬌です。
新潟県湯沢町の観光協会(正式名称不明)が運転に関わっている模様で、水上寄りのオハニ36の荷物室では
昔の越後湯沢の写真がパネル展示が、また客室内では小説「雪国」に登場する「島村」と「駒子」に扮した協会
(中でも「駒子」はミスだそうです)が車内放送やイベントを行い、雰囲気を盛り上げます。
観光協会が押さえているのかわかりませんが、「駒子さん」や「島村さん」が越後湯沢で「レトロトレイン乗りませんか?」
と指定券の発売補助をやっています。当日売りが残っているのは、9日間に渡って運転されるためにマニアの乗車が
分散するためかもしれません。
上越国境を通る列車が少ないうえ定期列車は全て冷房車となった現在、清水トンネル(上り線)、新清水トンネル
(下り線)のトンネル内外の空気の温度差を体感するのも良いでしょう。
1.1998年(レトロトレイン越路号) 7月21日〜22日運転
EF58 61牽引
オハニ36 11 + スハフ42 + スハフ42
2.1999年(川端康成生誕100年記念) 8月21日〜29日運転
9730レ(上り)
越後湯沢10:38 土樽11:05 水上11:30
9731レ(下り)
水上11:56 土樽12:49 越後湯沢13:04
EF58 61牽引
オハニ36 11 + スハフ42 + スハフ42
編成写真(上り 越後湯沢 発車前) ヘッドマーク
3.2000年(川端康成生誕101年記念)
EF64 1001牽引
オハニ36 11 + スハフ42 + スハフ42
編成写真(下り 土樽 停車中) ヘッドマーク(前年の100を
101に(しかも一の位の0に
1を貼り付け)した程度)
越後湯沢で上り列車にヘッドマークを付けています
駒子号のスタッフの面々。水上では麦茶の無料サービスも