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「奥利根号」で帰省先から帰る

(2002.1.2)


 仕事の都合もあり、30日新潟発の「えちご」で帰省した私ですが、2日には再び新潟へ戻らないとなりません。
青春18利用のため、上越国境の列車に出発時間が左右されてしまいます。
 当日は荒天が予報されていたため、水上16:14発の8747Mの予定を1本繰り上げ、水上13:33発の
1741Mにしました。すると当日は「EL&SL奥利根号」が運転されており、接続も比較的良いではあ〜り
ませんか。客レ、しかもほぼ原型の12系に久々に乗れるとあって、これで帰るコトとしました。
 指定券は元日の夕方に取りましたが、まだ298も余席があるのでした ・・・

実家を出たのは6:00頃。せっかくの帰省なのにこんな早朝に出るなんて。親不孝者だと思いつつも、親の方は
「またいつものクセが出たな」と思っているのか、いつも通り見送ってくれました。ありがとう。

 東海道本線728Mで東京、京浜東北線で乗り継いで上野に着くと、13番線に既に入線済みでした。
奥利根号は、機関車寄りから指定券が発売されているようで、下りの場合、6号車や5号車は沢山乗っており
相席になるコトも多いですが、後ろの方はガラガラです。下りに乗る場合、私は2号車を指定します。
同様に、上りの場合は1号車や2号車が乗っているので、5号車を指定します。

                        
今日のEL牽引機はEF60 19                       上野発車約5分前。2号車は
                                          こんな状態

写真をクリックすると拡大できます
大宮駅のホームの時刻表には臨時だけを載せたものが

高崎線自体はヒマな路線なので、寝たり、ぼーっとしていたりして過ごします。客車列車だからまだウキウキ感が
あるものの、211系やE231系だと退屈この上ないですっ!
で、高崎到着直前に進行方向右側にJRF高崎機関区とJRE高崎運転所を見るコトができます。

  写真をクリックすると拡大できます→
高崎機関区にはEF63 14等の廃車体も                 高崎運転所にはお召し機である
                                           DD51 842がアイドリング中
                                           その隣にはスエ78 15 が ・・・

高崎機関区と運転所をかすめると、大きく右カーブして高崎。ここで機関車がELからSLに交換します。
約10分停車。この間、機関車交換を見るも良し、駅弁調達も良し、駅そばを食べるも良し。改札を出て
駅前にあるコンビニへ行って調達するコトだって可能です。
機関車交換は、いつでも人だかりができます。

                        
高崎入線直前、E231とすれ違い                      機関車交換はいつも人だかり

上の写真を撮った後、SLは見ずに駅そば屋のカレーを調達して車内に戻ったのですが、D51 498は
日章旗をクロスさせた状態との情報が。で、新前橋停車中に見に行くと、いゃ立派な状態だこと!


お召し仕様のように、日章旗をクロス。しめ飾りを菊の御紋章にすると、正面だけはお召し列車♪

車内に戻ると、NHKの取材陣がいました。後だから来たのか、空いているから来たのか、我が2号車から
走行中のSLを撮っていました。新前橋→渋川間乗車して撮影、その後クルマで走行を撮影、水上駅構内で
また撮るとの話でした。この模様は当日1月2日の18:50からの関東ローカルニュースで放映されました。

                       
間もなく渋川。平坦線にも拘わらず                    その頃車内では、NHKが撮影中
D51 498はいい煙出しています                     でもそこは私の指定席のあるボックスよん

渋川を出ると、いよいよ山岳路線的雰囲気となり、雪が少々残っている部分が出始めます。でも、積もって
いる感じになったのは最後の途中停車駅上牧あたりからでした。


いい煙出していますねぇ。もう少し雪があると、写真としてはサイコーでしょう。

水上に着くと、観光協会から甘酒のサービス。配っているのは芸者のお姐さん。
予想より乗客が少なかったせいか、何杯でもおかわりできました。後続の733Mで到着したお客さん
にも配って、甘酒サービス終了。
ちなみに私は3杯飲みました♪


1月2日の奥利根号への特別サービス。水上の芸者のお姐さんから甘酒が振舞われました。
NHKの取材も、ぢつはこれがメインだとか。

奥利根号から1741M発車まで約1時間半。機関区でD51 498を撮影の後、1741Mの改札待ち。
ホームに早目に並んでも大して客はいなかったのですが、735Mから大量の乗り継ぎ客が。3両で
来た1741Mは立ち客も数人出る状態で上越国境を越えたのでした。水上付近にも雪はあるものの
国境の長いトンネル(新清水トンネル)を出ると、まさに銀世界。乗客が歓声をあげるほどでした。
立ち客が出る程だったこの列車も、六日町までで殆ど降りてしまい、ガラガラに。外の雪も激しくなってきて
車内は寒くなりました。暖房が効かない ・・・

5分延ながら無事長岡に着いた1741M 貫通路の雪が降雪の激しさを物語っています

長岡から5両編成の445Mに乗り継ぎ、越後石山に着いたのでした。
アパートの前に来てビックリ! 我が愛車フォレスターが雪に埋もれて雪ダルマ状態。スキーに行った時ですら
こんなに愛車に積ったコトを見たコトありません。新潟の雪の凄さを知ったのでした。

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