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私が「撮り鉄」化したキッカケとなる写真です。
入社2年目(だったと思う)ある日、会社の先輩から「紅葉の写真を撮りに行こう」と誘われました。
当時、乗り鉄中心で写真は形式写真やスナップ程度だった私は、走行写真を撮るのは稀であまり
気が進まなかったのですが、せっかくの機会だったので行く事としました。
ルートは関越道で新潟、R7(羽越本線沿い)で北上しR47(陸羽西線・東線沿い)を経由して途中
瀬見温泉泊、再びR47で鳴子峡を経由し、東北道で帰ってくるものでした。
当時、自分の一眼を持っておらず、父親のNikon F3を借りたのでした。レンズは43〜86mm
(f3.5)だけ。「撮れればいいや」的に思っていたのですが、何か面白くありません。理由としては
シャッターを切るタイミングがうまくとれないのと、シャッタースピードをA(オート)にしていたのでした。
シャッターのタイミングは自分でもわかるのでいろいろ聞いていたのですが、シャッタースピードに
関してはAにしておけば間違いないと思い込んでいたので、何も聞いていませんでした。
で、下の写真の場所で撮っていた時に先輩が気付き「オートで撮ってちゃ、つまんない写真になるょ」
何のコト言われているのかサッパリわからない私。で、説明を受け、先輩の言う通りに海にあわせて
して撮ってみました。左がA(オート)、右が海にあわせて撮った写真です。仕上がりを見てビックリ!
何と違うコトょ!
今となっては右の写真も列車が潰れている等いろいろ難点もあるものの、写真の奥深さに気付いた
のでした。
瀬見温泉で宿泊した翌日は紅葉の鳴子峡へ。昨日習ったばかりのA(オート)以外で写すようにし
タイミングの取り方などを考えて撮ったりしました。当時は三脚もモードラも無く、全て手持ちの一発撮り
どーしても連写したければ「シャッター切って巻く」作業を繰り返すしかありませんでした。
この他にも所謂「追っかけ」の心得や「お立ち台」・撮影ポイントの見つけ方等を教えてもらったり
したのでした。
こうして、私の撮り鉄化の第一歩となる撮影旅行は終わったのでした。