クモハユHome へ戻る        鉄道の部屋 へ戻る        そこが知りたい! へ戻る

キ100 ラッセル車


 現在では使われていない除雪貨車。SL時代はこのような貨車を推進運転して除雪作業していました。
この車内に保線担当(羽や爪を操作する)やら、検修担当(車輌不具合に対処する)やら、沢山乗って
いたそうです。
これは北上展勝地に保存されているキ228。普段は柵の外からしか見られませんが、桜の季節には
柵の中はおろか、車内まで公開されます。ほかにもSL(C58)や緩急車(ワフ)も同時公開されます。
そして、国鉄OBの方がいらして、質問に答えてくれます(年配の方なので、訛りが強いです)。

                
     前面です。                    後ろです。階段がついているのは
    いかにもラッセル車らしい           展示のためです。
    面構えをしています。              屋根上は操作用の圧縮空気を溜める
                               エアタンクで一杯です。

 

          
    車内です。意外とがらんどう。          操作台です。レバー操作で羽を広げたり
  しかし、足元は圧縮空気のタンクやら      レール間の除雪の為の爪を操作します。
  暖房機器やらで歩きにくいです。         左側が開いているのは扉があるため。
  中央に板が通してありますが、これは      トラブル時には検修担当がこの扉から
  展示用の為。ダルマストーブや木製の     下へ降り、足回りの点検するそうです。
  内張りが時代を感じさせます。

クモハユHome へ戻る        鉄道の部屋 へ戻る        そこが知りたい! へ戻る