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あぶくま新緑号


 
小野新町の停車中にて

 最近はめっきり減ったJR東日本の旧型客車を使用した列車旧型客車を使用する、磐越東線の
郡山〜いわき間を1往復する列車です。お召し列車の牽引にも指定されているDD51 842が
牽引する旧型客車4両編成。旧型客車を使用した列車は全車指定席が多い中、自由席車もある
のが嬉しいです。
 この列車は2002年11月の連休に運転された「あぶくま紅葉号」が前身と言え、2003年GW前半の
4月26日(土)・27日(日)と運転されました。一説によると磐越東線でSLを運転しようとしたが何らかの
都合で果たせず、旧型客車での運転となったとか。あくまでウワサですが・・・


1.編成
DD51 842牽引
←郡山                                       いわき→
スハフ42 2173 + オハ47 2261 + オハニ36 11 + スハフ32 2357
 4号車(指定席)    3号車(指定席)    2号車(自由席)    1号車(自由席)

 

2.乗車して(2003.4.26(土)郡山〜いわき間往復乗車)
 運転初日というコトもあり、郡山駅では磐越東線にかかわるJR関係者による出発式(テープカット)が
行われました。JR側のこの列車への期待が伺えます。
←テープカット 沿線キャラの着ぐるみも→


 往路となる上り列車(郡山発いわき行き)では、三春、船引、大越、神俣、小野新町、の各駅では各々
7分の停車時間があり、踊り、着ぐるみ、太鼓、等のイベントがホームで行われました。
 車内でも沿線の停車駅にあわせてパンフレット配布が行われたほか、じゃんけんで特産品がもらえる等
のイベントも。JRからは記念乗車証明書が配布されました。

↑船引にて            ↑大越にて            ↑三春、いわき等でひょっとこ踊りを披露
                                        したご一行様は、2号車12番ボックスの
                                        スタッフ席に。

 

 沿線の夏井川千本桜はちょうど見頃。

桜見物の人も、桜の関係者も、列車通過時には手を振ってくれました。

いわき駅でも、ミス(何処だったか失念!)から運転士へ花束贈呈がありました。

 自由席の設定があったため、たまたま乗った地元の人や、夏井川千本桜への観光客も乗っていました。
 そのせいか、三春と夏井での下車客が多かったように見受けられました。確かに鉄なマニアさんが
乗客の大半を占めましたが、少数ながら乗っていた非鉄の人の関係で、昔ながらの旧客の雰囲気が
一部で垣間見られました。
 この時期なら非冷房でも問題無く、むしろ懐かしい列車という感じで好意的に受け止められていたようです。
 また、いわきでの折り返しの停車時間は、丁度高校生の帰宅時間と重なったようで、写メールの類の
格好の対象となっていました。
 
↑この女子高生達は好奇心  ↑まさに旧客の現役時代の雰囲気
 旺盛で、旧客に興味津々で
 列車内をキャーキャー言い
 ながら観察してました。
 オマケにカマの運転室まで
 入るし ・・・

 最後に、お約束の写真類。撮り鉄さんも多かったですが、天気のせいか私の予想程ではなかったです。

↑トンネルの上にも撮り鉄さん ↑車内から            ↑編成写真

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