KinKiコンサートレポ

王者の風格 12/30
「King」にふさわしく堂々としてキラキラで素晴らしいライブでした。剛さんは元気で笑顔いっぱいでとてもカッコ良かったです。歌声も伸びやかなよく通る歌声でした。綺麗な顔でまっすぐに客席を見つめている目がとても印象的でした。

Kの字の回転する時計、リフター、アンコールでは飛行船と高いところに何回も来てくれました。私は41ゲートの3階席だったのですが、自分の席のほうまで剛さんが来てくれたことにとても感動しました。が、よく見るとバーによりかかり、手すりをぎゅっと握っていました。特に飛行船はゆらゆらしていて足元もすごく不安定だったと思います。遠くのファンにも少しでも近づいてあげたいという剛さんの優しい気持ちに胸がキュンキュンしました。剛さんが手すりをぎゅっと掴むたびに胸をぎゅっと掴まれるそんな気持ちでした。

ステージは、カウコンでTV放映されましたし、みなさんが詳しくレポしてくださっていますが、今年は電力をあまり使わないでやるのだろうなと思っていました。が、電飾自体は少なかったかもですが、すごく趣向が凝らしてありました。ドームの天井が宮殿の天井画のような感じにテーマを持っていろいろ映像が投影されていて素敵でした。ムービングステージとバクステだけでなく中央にKが向かい合う格好になっていて周回と合わせてKinKiの二人がドームの中を縦横無尽に行き来できるような配慮がされていました。
あとメインステージに動く歩道みたいなのが設置されていて、この上で歩きながら歌を歌うのがかなり面白かったです。

歌の中で特に心に残ったのが、アコースティックバージョンのFamilyとそれに続くヒマラヤブルー、最後の僕が生まれた日。ガンガンに踊る曲も大好きだし、私達を煽る曲もステージが盛り上がるのですが、心に訴えるこの曲たちをもう一度ステージで聴きたい、そう思います。

Harmony of Decemberの途中、雪がたくさん降ってきて、急に光一さんが歌えなくなりました。そのあとも水を飲んだり、声の様子が最初と違い、友達と「雪が口に入ったのかな」って話していたのですが、あれは泡で少しアルコールが入っていたと。それが自分のソロの前に思いっきりブレスしたときに口にはいってしまったそうです(>_<)
でもハプニングもネタにしてすぐ笑い飛ばすような息のあった二人でした。

MCで心に残ったことは
剛さんはジャニーズ一の母性本能の持ち主で「聖母つよし」だということ。ふふ、自分で言っちゃって可愛かったです^^まあ確かに彼は大きくて穏やかで何でも受け入れる聖母つよしではあるけど、逆に女性の母性本能をくすぐることに関してもジャニーズ一だなぁって思います。

3月11日の震災の当日のお話をしてくれました。「あの時自分は30階以上の建物の中にいた。すごい揺れでペットをカバンの中に入れた。真っ先に心配したのは光一さんのこと。今飛んでいるのではないか。」と。(SHOCKの公演中でしたからね)光一さんの無事を確認してそして外の安全な場所に避難したそうです。避難途中も近くのおばさんが怖がって磁石のように自分につかまってくる。で、自分の袖とかを貸してつかまらせてあげて一緒に避難したと。「人という力をを感じる時間だった。人と人が助けあうことが大切だ」と話していました。

地震の際に今まで家族の心配をしたということはラジオなどで聞いていましたが、まず光一さんの身を案じたこと、そして優しく地域の人をお世話したこと、あたり前のことかもしれないですが、人としてちゃんとしているんだってじわっと温かい気持ちになりました。

そして「Familyを二人で作ったことに大きな意味がある」と言ってました。光一さんもひとつになることの重要性を何度も口にしていました。

一方の光一さんの方は、地震の時、幕間だったとのことで飛んではいなかったそうです。すごい揺れで、「みんな怖がってるだろう」と休憩中の格好で(上半身裸)ステージでみんなを笑わそうと出ていったけど、みんなそれどころではなく「誰も相手にしてくれなかった」と。その後TVで地震の速報をのんびり見てたら、「なにしてるんですか!早く逃げてください」と言われ外に避難したそうです。

あと
剛さんは「ファンがぐちゃぐちゃ揉めてることを知っている。みんな仲良く心をひとつにしてほしい。みんな命を持っているのだから。」とお話してくれました。

ツイッターをやっていない皆さんはきっと何のことだろうと思われたと思います。でも剛さんはツイッターでの揉め事のこときっと全部知ってるのだと思います。剛さんにそんな心配までさせて恥ずかしいことだと思います。情けないことだと思います。

私はサイトを管理していますのでネット上のトラブルにはこれまでも何度かあいました。そういう輩とやりあい傷つけあう必要はないと思っています。相手を論破することに時間を使うくらいなら剛さんの音楽を聴いて剛さんを感じていたい。自分が剛さんのために使える時間は限られているのだから・・そんな風に思っています。

今回KinKiファンでない地元の友だちを3人連れていったのですが、3人ともとても楽しんでくれました。開演前「のれなかったらどうしよう」と心配していた友達が1曲目からペンライトをずっと振ってくれていて途中から私の双眼鏡を離さずずっとガン見。「カッコいいね。剛、歌うまいね。ダンスもうまいね。」と。

かなり辛口の友達が、発したダメダシが「開演前のトイレの列が長すぎる(>_<)」あと「グッズのクオリティがいまいちだね」(まあグッズに関しては言いたいこともありますが(^_^;))それ以外は満足してくれたようでとても嬉しかったです。

最後の挨拶では
光一さんは「2012年は素晴らしい年にしたい。日本が元気になれるように加勢したい。ぼくらとみなさんとひとつになれたらいいな。」と。
剛さんは、「たくさんの人の力でひとつのステージがができた。ものすごく大きな事だ。
これからもみなさんとKinKiとともにつくってゆきたい。僕達とみなさんがいつまでも愛し合えるよう願っている。」と。

綺麗な真っ直ぐな瞳で語ってくれました。
今回のコンサート、二人がとてもにこやかで、和やかで良いコンビネーションでお互いを信頼して作り上げてるんだなぁと感じました。歌で感動させ、ダンスで魅せて、MCで笑わせる。王者の風格を感じた素晴らしいステージでした。KinKiの二人はこの組み合わせでなければならない唯一無二のものだと思いました。

記入者:こさかママ 2011年12月30日(金) No.18 (コンサート)

コメント
ポワロ  2012/01/06/23:01:10   No.26
こさかママさんのおっしゃるとおり、本当に王者の風格を感じましたね。レポしてくださったおかげで、あの素晴らしい時間を振り返ることが出来ます。ありがとうございます。

これまでは天井とお友達状態の席になることが多かったのですが、今回はどうしたわけか何とアリーナ前から3列目。奇跡のような席で、すっかり舞い上がってしまい、あんまりよく覚えてないんです(苦笑)。でも、光一君が雪の時に突然歌をとばし、その後ライトの当たらない所まで下がっては、腕を口に当てて何度も咳き込んでたのを目撃し(実際、かなりつらそうに見えましたもの)、てっきりタチの悪い風邪を引いたんだと思い込んでました。光一君ピンチ→剛君頑張る、の構図が頭に描かれ、剛君、頑張れ〜、と心で声援を送ってたのですが、まさかむせたからとは…。まあ、でも大事にいたらなくて、ホッとしましたけどね。
今回、歌はもちろんですが、ダンスも素晴らしかったです。剛君のソロには、ゾクゾクっとしましたよ。
MCも楽しかったですね〜。地震の時、やっぱり剛君は光一君の心配してたんですね。そして、知らないオバちゃんのお世話までしてあげたなんて、これまた剛君らしい。
歌はどれもすごい!に尽きます。やっぱり生はいいですね〜。もっともっとたくさんの人に聴いて欲しいな♪
今年のキンキさんはどんなビックリを魅せてくれるかな?楽しみにしています。

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