堂本剛と「Fashion & Music Book」

#614
堂本剛と Fashion&Music Book


bayfmをお聴きのみなさんこんばんは、堂本剛です。
「堂本剛と Fashion&Music Book」始まりました。


今日5月の15日ですけれども、5月の12日がですね「看護の日」ということでございまして。
今年はですね、5月の9日から今日の15日というのが「看護週間」ということだったんですけれども。

この「看護の日」、5月の12日の「看護の日」というのはナイチンゲールの誕生日ということで5月の12日に制定されたということです。
看護の心そしてケアの心、助け合いの心を広く国民が分かち合うことが必要です。
このことをですね、年齢問わず性別問わず誰もが認識するきっかけとなるようにということで「看護の日」というものが制定されました。

今年は全国各地で「看護の日」に合わせて医療従事者の皆様へエールを送るというイベントもあったようです。
ただほんと例年とは違いますので、あのこういう日がなくても毎日のように医療従事者の方々にエールを送る、そういう国民性であればいいなというふうに常々思っているところでございます。


僕自身も突発性難聴で入院した時もそうですけれども、部署関係なくというか専門関係なくですね、いろいろな先生方が情報くださったりケアしてくださったり。
「こんなふうなことやってみたらどうですか?」「これも少し気休めになると思います。」といろいろなことで心の支えになってくださったりもしたなってことをとても今も感謝しているんです。

何が言いたいかというと、やっぱりこの病気だったりと闘っている人、その人たちの身体の傷もそうですが治療するということもそうですけれども、心を治療してくださるという部分も大いにありまして。

あのほんとに今、医療従事者の方々がどんな思いで毎日過ごされているのかということをですね、自分自身が隅々まで理解することはできないとしてもですね、それを理解しようとする気持ちを一人一人がやっぱり持って行動するというのが大事なんじゃないかというふうにほんとに思います。


あっちんさんからいただきまして。

「はじめまして」ということで初めてメールいただきました。

「大阪でコロナを受け入れている病院で働く看護師です。ただいま大変でメンタルをどのように保てばいいか落ち込んでいます。
ニュースで騒いでいる人を見たら、なんでこんな人のために体力や気持ちを削って働いているんだろ?と思ってしまったりもします。
もちろん陽性者の方はなりたくてなった訳ではありません。でも気持ちが付いていかないです。
私はもう何か月も親とも友達とも対面で会えていません。感染予防のため病院の近くで暮らしています。私が辞めたら人が少なくなり困らせてしまうと考えると退職の決心も付きません。
でも剛さんが発信してくださる感謝の言葉に救われています。いつも医療者への感謝と優しいお言葉ありがとうございます。頑張りましょうね」
というお便りいただいてます。


あのこのお便りにもありますように、こんな気持ちでいろいろな方々を救ってらっしゃる訳です。

ですから、僕も仕事ではもちろん仲間に会うんですけれどもまあ数人です。
ほんとにあのアルバムもミニマムで作ってますし、会いたい人に会えてないです。もう1年以上会ってないですって友達もいっぱいいます。
家族も会えてないし、まあ自分自身がそこまでする必要がないのかなと言われればそこまでする必要がないかもしれません。

でも医療の方々がほんとにこれだけ疲れているのがはっきりと分かるコメントですから、何でこんな人のために体力や気持ちを削って働いているんだろうってそりゃそう思って仕方ないと思います。

とにかくね、俺は大丈夫私は大丈夫ではダメですからね、うん。


やっぱり僕たちエンタテインメントの世界もそうですよ。
お客様に来ていただくことで僕たちのお仕事世界というものは続けていけるんです。

でもその方々の人生もあるからっていうことをほんとに細心の注意を払って考えていろいろイベントというものもやっています。
感染対策もちゃんとしています。

もちろんそれが上手くいかない時もある。

でもみんないろんな仕事しちゃってたり、いろんなところ移動しちゃってたり、まだまだ検討しなければいけないところが大いにあるかもしれませんが。
もしかすると同じ場所にとどまってそこでずっとやるということの方が、感染対策としてはいいのかもしれないし。ただお客様は移動されるのでとか。

それを言い出したらじゃあみんな家にいてくださいでよくないですか?って思ったりするんですけれども、そんなことを議論するんじゃなくて、どうすれば成立するかという議論と知恵をやっぱり繰り返ししていくことが大事だと思うんですよね。

もちろん成功しているイベントもいっぱいあります。感染者を一人も出さずに成功しているイベントはいっぱいあります。

もうそれなりの苦労がほんとにあるわけですよ。我慢していることがいっぱいあるんですよ。
でもそれはお客様にも我慢してもらってるってことがあって、そのルールをきちんと一緒に足並みそろえて守ってくださることで感染者出ないんです。

このミニマムな図式の中でも成功している事例があるんですから、全国という日本というこの大きい中でもできるんじゃないですか?ってなんか思ってしまったりするんですね。

ライブ会場だったり劇場だったりイベント会場だったりそういうところで成立させているということはありますから。
それはみんなルール守ってるから成立してるっていう。
だからその図式を全国に広げたとしても全国でルールを守れば成立することもっと増えるんじゃないかな?

そして医療従事者の方々をもっともっと休ませてあげれるそしてかつコロナ以外の患者さんを受け入れられる病院へと戻してあげられるんじゃないかなと思ったりします。

ほんとにねこのコロナの患者さんが多いが故に治療できていない患者さんいっぱいいらっしゃいますからね。
そういう方々のこととかを真剣に考えなければいけないと思います。

でこういうふうなですね「看護週間」というものが設けられています。
そして先ほども言いましたけれども、この看護週間が過ぎたとしてもその看護週間のきっかけによって気付いたことがもしあるとするならば、それはずっとずっと胸に留めながら生きてほしいなというふうにも思います。


長くなりましたがこちら聴いていただきましょう。
「赤い鼓動のHeart」聴いてください。


♪『赤い鼓動のHeart』



堂本剛と Fashion&Music Book。
ここではリスナーのみなさんからいただきましたメールをご紹介します。


先ほど今週看護週間ですということをお伝えしました。
12日は看護の日だったということもお話しました。
この番組にもですね医療従事者の方々、その関係者の方からのメールをたくさんいただいております。


あの実はこの番組からリスナーのみなさんと一緒に医療従事者の方々へ何か感謝のメッセージが伝えられたらいいよねということで、スタッフといろいろ話をしていたんです。

で何かこう形として見えるようなもの?例えばなんですけど、僕も突発性難聴やったりとかパニック症なったりとかなかなかこう目に見えないので人に理解してもらえない。でそれに傷付くことなんていっぱいあるんですよね。
でもなんかこのラジオやっててメール拝見して、あこんなふうに思ってくれてる人がいるんだとか、こういう人がそばにいてくれてる人生なんだとか、そういうことを実感するとですね、頑張れるっていうのがやっぱり人間ありまして。

医療の方々にも何でこんな大変なことずっとやってんねんやろ?って。
これ自分が決めた仕事とはいえですよ、休めもしないで完璧にってそれ人間としてどうですか?っていう気持ちにもそらなってくるよね。
でも自分がやるべきことなんだということで、みなさんいろんな気持ちを持ってやってらっしゃるんだろうなって思うんですね。

だからみんなもっと優しくなってあげてほしいなってすごく思います。

で、形に見えるものとして世界で共通なのがカラーで言うとブルー青い色。日本でもその安定とか安心とかそういう色でもあります。

であの僕は最近ファッションで取り入れてるんですけど、僕は最近ベージュの色を取り入れてます。
ベージュにもそういう意味合いがありまして、なんていうのかな今日は僕ベージュの短パンはいているんですけど。
僕の好きな古代魚エンドリケリーがベージュと黒なので、で黒のスニーカーはいたりとか黒のTシャツ着たりとかそういう何かエンドリケリーカラーでファッションを最近やってるんですね。
これはでも自分の中でですけど。

でこれが例えば家族でこのベージュコーデをペアルックしてたりとか仲間とかとにかく自分が気持ちとして強く繋がってる人とベージュコーデしていくっていうのがなんかいいなと思って。
で現場でもベージュ系着て来る人も増えてってですね、なんかまあその気持ちを一つにするというかあなたのことを大切に思ってますっていう意思表示になればいいなっていう。

もちろんその医療の方々に対しては青い色っていうのが非常に分かりやすいと思います。
でまあ僕は青い色と縁があるので自分が何かできることいっぱいあるとするなら、その青という色を通して何か伝えれたらいいなという思いもあるし。

でも個人的には今はそのベージュコーデをやっていて、うん。
ベージュって調べて色の意味とか調べてもらうとこういう意味なんだなというのが出てきますから、なるほどなと思ってもらえればいいと思いますけど。

あの青い服着るってなかなかねハードル高いっていうか、ベージュならそんなハードル高くないし柔らかい色だし、これからの季節にもいいかなというふうに思うし。夏も着れるし。
だから僕はベージュコーデして、あなたのことを大切に思っているんだという意思表示をするべく取り入れたりはしています。

でまぁその先ほどから言ってるブルーですけれども、イギリスから始まったですね「MAKE IT BLUE」っていう言葉、これがありましてですね。
あの様々な方法で医療の方々に対して感謝の気持ちを表す。
だから青いリボンっていうのが非常に分かりやすいかなとか思いますし、医療の方々にっていうことなのであれば青いTシャツ青い何かということでいいと思います。

それをまぁみなさんご自身でいろいろSNSやらやってらっしゃる方はそういうふうにしてあげていくのもいいと思いますし、うん。

だから僕の中では青い色は医療の方々に伝えるには非常に速いスピードで届く色なのかなと思いますし、先ほどお話させてもらってるベージュコーデとかベージュの話っていうのは自分に近い人と共有する色であればいいかなっていうふうに思います。

だから遠く離れたおじいちゃんおばあちゃんお孫さんなんか会えないなとか恋人とか、いろいろみなさん事情があって会えない人とかっていうのはいっぱいいると思います。
スタッフの方々でも結婚したんですけれどもまだご両親にご挨拶行けてないんですとかいろんな方々がいまして、そういう方々が離れているんだけれども今日ちょっとベージュ着ようみたいな。
「なんで?めんどくさいな」なんて言いながらも「いいやん、ベージュコーデしよう」とか。
そんなことをしながら離れてても一つなんだなって色を通して気持ちを繋げていくことができるかなって思います。

だからそういうことも取り入れながらね、少しずつ明るいポジティブなエネルギーを過ごすことももちろん大事で、それを医療の方々に繋げていくっていうのがもっと大事かなって思います。


ちょっと話長くなってしまったんですけど、ここで医療の方々からいただいているメールがあるんで読まさせていただきます。

三重県のならのなさんですけれども

「先日新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませてきました。
医療関係者ということで優先的に接種をしていただいたのですが、近隣の総合病院まで接種に行った時に防護服姿の看護師さんが別の出入口で待機しているのを見かけ、大変な状況なんだなという現実を目の当たりにしました。
私は小さな診療所勤めなのできちんと家に帰れていますが、感染者の方の受け入れをしている病院関係者の方々は休む間もなく治療されていてほんとに頭が下がります。
ワクチン接種によって自分が感染する確率が低くなれば高齢の親へのリスクも低くなります。
まだまだ感染症対策を怠らずに気を引き締めて過ごしていきます。
剛くんもどうぞ気を付けてお過ごしください」


えー京都のラジオネームこにっくさんです。

「私は施設で介護士をしています。コロナ禍の中いろいろ制約がある中日々お世話させていただいています。
ご家族の面会もリモートもしくは玄関先ガラス越しで電話でお話をされますがなかなかお耳が遠いため話が噛み合わない光景をもどかしく見ております。

私自身も娘が北海道へお嫁に行き知らない土地で出産をし、その孫も1年7か月になり一度も会えずもっぱらリモートです。
私の仕事柄お互いが気遣いをしているので今年こそはと思っているんですがどうなるんでしょうか。
私もいつまでも元気にいたいと思っているんですが、還暦を過ぎたので弱音を吐いてしまう時もあります。
そんな時いつも剛くんのメッセージが糧となっています。優しい言葉をありがとうございます。力が出ます。
剛くんもお身体ご自愛ください。ずっとずっと寄り添わせてくださいね。そして孫ともだけど剛くんにも早く会いたいです」
と綴ってくださっています。


そしてお名前いただいておりませんが

「私は注射を打つとその刺激で急激な血圧低下によるめまいそして吐き気失神をしてしまう迷走神経反射障害というものがあります。
採血をするたびに症状が出てしまい情けない気持ちでいつもベッドに横になりながら処置をしてもらっています。
コロナワクチン接種を優先的に受けられる医療従事者なのですが、絶対に迷走神経反射障害の症状が確実に出るので「怖い受けたくない」と親に言うと毎回そんな障害たいしたことないと言われます。
他人からしたら数十分しんどくて寝てたら平気と思われる小さな障害ですが、全く理解してくれなくて悲しくなります。
自分の意志でどうにもならないので余計悔しいです。
剛くんが耳のことで周りに理解されなくて悲しくなった時はどう自分を励ましていますか?
他人じゃなく親に言われたことがすごくショックでメールさせていただきました」と。


この気持ちは非常に理解できるなと思ってこのメールも読まさせてもらいましたけれども。


あの医療従事者の方々がいろいろ立たされている状況というのが、みんながまぁ一緒という訳ではない。
病院によって状況が違う。
いろいろなことがあります。

ただ少なくとも僕ら人間であるということを一つ理解するべきこの時代だし、自分自身は性別とかそういうものを飛び越えてですね自分というものを生きるというただそれだけをみんなで認め合えるそんな時代があればいいのにとずっと十代から思ってます。
でこれはやっぱりいろいろな言葉で傷付けられたな、態度で傷付けられたなっていうことがやっぱり手伝っています。

だからそういう気持ちになる訳ですが、こういうですね医療従事者の方々のいろんなお話をみなさんにこの週間、看護週間でなくても僕はこのラジオを通していろいろ投げていくべきかなというふうに
今日もやっぱり改めて思いますので、この医療従事者の方々のお便りが重々しいとかたまにはもうちょっとなんか普通の話題が聴きたいとか、なんだこうだああだこうだ言う人もいるかもしれませんが
でもあの今こういう状況ですからね世の中は。だからそれを重たいとかなんだこうだって言ってる事じゃないですよ。

こういう方々がいらっしゃるんだからこの方々に対してどんなふうに生きていこうかということをやっぱり考えてあげたいなと思いますので、みんながみんな同じ生活はできませんよそれはね。
でも自分の生活の中でこの医療の方々をはじめ困ってらっしゃる人たちに対してどんなふうな気持ちで生きていけばいいのかっていうのをきちんと考えてあげれたらいいなっていうふうに凄く思いました、はい。


なのであのまとめるようですけど、医療の方々に対して「MAKE IT BLUE」っていうイギリスから始まりましたこの言葉があります。

青色で医療従事者の方々に感謝の気持ちを伝える。青いリボンを着けるとか青いバッグを持つとか帽子をかぶるとか服を着るとかスニーカーを履くとかいろいろな方法があると思いますが
みなさんがSNSでそういう感謝の念をということで青い色を中心に上げることを自分のタイミングでいいと思います。
こんな習慣がないとあげれないなんていうのも悲しいし、関係なくそういうのを上げていくこともいいと思います。

であの言葉なんていりません。受け取る人次第です。でご家族だったり仲のいい友達だったりとベージュコーデしてSNSあげたりとかしてもいいと思います。
うん仲良しショットいっぱい上げればいいと思うし。

みなさんもし何かこういうアイデア共有一緒にしませんか?とか、こういうこと私考えたんですけどどう思いますか?とかそういうこともしありましたら是非送っていただければなというふうにも思っております。


(宛先紹介)


最新情報などはtsuyoshi.inなどをチェックしていただければなというふうにも思いますけれども。


えっとですね、取りあえずあのいろいろと会社ともお話して、うーんま小喜利の私やりましょうという流れになりました。

6月の4,5,6、大阪のサンケイホールブリーゼさん。そして6月の9,10,11で江戸川区総合文化センターというところでやらさせていただきますけれども。

まぁあの有観客で小喜利をやらさせていただきます。
まぁ徹底してみんなでマナーを守り合えばこれも成立するんじゃないかなというふうに思います。

とにもかくにもあの無理だけはみなさんしないでください。はい、これだけはほんとにしないでくださいね。

みなさんご予定もあるでしょうし、この時にまた緊急事態宣言がとかいろんなことがあるかもしれません。
それは分かんないのでその時はその時でっていう感じで。

とにかくあのしょうもないことで笑ってほしいなと思って、まずは小喜利からやろかなって思いました。

まぁあの会場で笑えないからっていう変なイベントになりますね。
あっはっはっは!とかダメですからね。飛沫飛びますから。
だからみなさんマスクして絶対笑っちゃダメです。

で、面白いですっていうのを意思表示できるグッズ的なものをちょっと今考えていますんで、面白い時は笑い声の代わりにそれを示していただければいいかなと。
これもコロナの時代じゃないとやらないです、こんなお笑いイベントで笑うなっていう。変態なイベントになります。

こっち不安にしかならないかもしれないですけど、全然誰も笑わへんやんけとかなるけども、これはもうしゃあないですよ、しゃあなしですよ。だって今そういう時やから、うん。
これもね過酷だと思いますけれども必死に笑いこらえてほしいなと思います、はい。


それではですね今夜はいろいろな思いを込めましてこちら『ヒトツ』を聴きながらお別れしたいと思います。


堂本剛と Fashion&Music Book。お相手は堂本剛でした。
それではみなさん、またお会いしましょう。
おやすみなさい。


♪『ヒトツ』

記入者:あやめ 2021年05月15日(土) No.639 (ラジオ)

TOPに戻る
shiromuku(fs6)DIARY version 1.70