堂本剛と「Fashion & Music Book」

#360
堂本剛とFashion &Music Book」
bay-FMをお聴きのみなさん、こんばんは。堂本剛です。
「堂本剛とFashion &Music Book」はじまりました。
えーとね、この、さとっちんさんからちょっといただいたメール読みますね。
え、私は、主人にその日に着る服、下着、シャツ、靴下、ズボン、ハンカチに至るまでを出して置いとく。と。朝食はもちろん、そして血圧の薬とサプリメントも小皿に入れて、直ぐに飲めるようにしてテーブルにセットする。スマホの充電が少なかったら、100%にしとく。で、お弁当や飲み物も私がかばんに入れています、と。やって欲しいと言われたわけではないんですが、10年以上前からなんとなくやってしまってます。時々やらないでみたら、あれ?っという顔をされます。なので、辞められないです。剛くんはもし結婚したら自分の服は自分で選んだり、その日の持ち物を自分で用意したいですか?って
書いてますけど…。僕。自分でいいです。うん。あの、なんやろ、それをその人が楽しんでるならば、ま、いいねんけど、僕も楽しんでる。そこまでやってもらうんでもなーと自分が思ってれば、いいっていいます。僕は。だって、あの、僕は楽しんでないから…。あーいいい。普通に。そうしないと、ね、お互いなんか、あれ?違った?みたいなのあとでめんどくさいよね。たぶんその時点で「あーいらんいらん」って言います。うん、ま、これもね、相手によるよ。本当にあの、結婚する相手によるよね。この概念が、一緒っていったら、スムーズやけど、でもお世話したいあなたの、っていう一方的な何か飛んできた場合、ま、話し合いですよね。ここまではいいけどここは自分でやるから。自分でやった方が楽やから、うーんわかった−。みたいな話し合いが必要かなと思いますけど。
まあ、どんな人と結婚するかですよ。ほんまに、こればっかりは。自分がだって思い描いている結婚はこうやろな、こうしたい、あーしたいは、今言うてるだけですからね。で、そうなったらどうやねん。みたいな。…わかんないです。こればっかりは。って思いながらいろいろな時間過ごしてますけど。ま、えーこういう話しっていうか、こういうメールもあったんで、(マダム?)「まだ見ぬ最愛」という曲がいいって言ってくれる人も多かったし、こういうメールでも選ばんとかける意味がないというか、かけるタイミングがないなと思いましたんで、このメールも選ばさせていただきましたけれども、でもあの、ほんと歳とってこんなふうにお世話してくれる奥さんがそばにいると幸せなんやろうなーとかっていうこともちょっと思い浮かんだりもしたし、それでメールも選ばさせていただいたんですけども。ただまー自分が今結婚んしたとするならば、自分でやりたいんのかなーみたいな気持ちもちょっとあったり。うん。ま、結婚したこともないから、なんも言えないですね、わからないです。うん。も結婚式とかほんましたくないタイプですから、僕。めんどくさいよね、なんか、うん。も、シンプルでいいわーほんとに。超シンプルでいいわ。結婚場とかじゃなくていいわ、もう。極論いうと。それくらいしか考えてないねんけどね。でもそれをよしとするお相手で、お相手のご家族ですよね。「いやー君。それは結婚はやっぱりあげないとだめだろう。」みたいな…。「ちゃんとこういう場所でやらないとだめだよ」みたいなお父さん出てきたら、「そうですね」言うしかしゃあないな。うん、あんだけ言うてたのに、普通にしてるやん、ってなるよ。たぶん。そうなったら。うん。「ま、うちの娘が思うように、好きにやったらいいんだよ。それで」みたいなお父さんやったら、また話しが違うけど。うん。ま、でもこの時点でも全部想像やから、さっぱりわからない。ま。結婚=さっぱりわからないという想いでかいた、「まだ見ぬ最愛」という曲、こちら聴いてください。どうぞ。

♪まだ見ぬ最愛

「堂本剛とFashion &Music Book」えーみなさんからいただきましたメールでちょっと梅雨の時期だなということもあり、雨にまつわるメールなど頂いておりました。
イエロー扇風機さんがね。
僕は以前、雨が嫌いだった。最近雨の日に目を閉じて音を聴くようになった、以前より好きになりました。雨の日は雨の音はもちろん、車や人が歩く音、傘や木々に雨があたる音、たくさんの音が聞こえてきてそれにあわせてリズムをとったり、ビッグバンドを組んだような気分で楽しいです。これ、一見文字になってると暗いですけども、あの、これはね、わからんでもないなっていうか、めちゃめちゃ気持ちいいレベルで来るときがあるんです。雨のその、建物にあたってる音とか、うん。あー気持ちいいなあ。みたいな、それにあわせてなんかこう、ポタン。ポタン。みたいな。このポタンポタンポタンが気持ち良く感じてしまったら、ポタン 音 ポタン 音、(太鼓みたいなリズム)とかって、やってたらちょっと暇つぶしになりますよね。気持ちいいなあ。みたいな。あの僕はね、あの雨好きじゃなかったです。僕も。でもなんかその、吉田拓郎さんが、雨の日に車を止めて、なんかJAZZを聴くと気持ちいいみたいな、話しをちらっとしはった時にそれやってみたんですよね。ビルエバンスとか、ジョンポルトレンとか、マイリスレイビスとか聴いて。うわ、めっちゃ気持ちいいやんって、雨がぶあーーーーーって。(♪鼻歌)こうなにや、ツッツツーーーーってジャズが鳴っててさ、(♪トゥントゥン)このBPMをガンガン無視して雨がさーーーーっと窓にあたって、ポタポタポタポタってこのパーカッションがはじめるねんけど、全然BPM無視やから、僕が聴いてる音楽と、窓ガラスに当たってる雨のBPMがバラバラ。わ、気持ちいいなあ、この感じって。それからね、雨が好きになってって。で、なんか奈良でえー雨を感じれる時はもっと気持ちいいし、昔の人々もこういう感覚で雨を見たんだろうな、とか。奈良にいるとまたより違う感覚も芽生えるんですけど。でもそれがあったことによってまた東京で雨の日を過ごす時もなんかこう思い出せたりとか、なんかするようなことも増えてきたりして、うん、今となっては、雨すごい好きなんですよね。癒されるし。雨の中で、座禅、組んだこどあるんですけど、それまた気持ちいいですね。お奨めですよ。すごく。めっちゃ、癒されるし。精神統一っていうかね、うん、。なんかながらながら時間過ごすくらいやったら座禅の方がいいかもよ。電源切って、あの窓ちょっとあけて。雨の音入れて、で、10分とか5分でもいいから、座禅して瞑想ですよね。めちゃめちゃ気持ちいいけどね。うん。T&Uの曲の中でFunkyな瞑想ってあのかいてんけど。なんかその目を閉じて座禅を組みます。雨の音を聴いてます。で雨の音とかも、なくなっていくっていうのかな、そこに雨の音は実在するけど、なんかこう目を座禅って半目あけて、ちょっとこう手の方を見るって言うのかな、完全に目を閉じるんじゃないんて、座禅って。ほんと薄めあけてこの辺、手をあわせてる所を見るくらい、で、組むねんけど。それをやってると目が空いてるようであいてないみたいな。トリップがはじまるんよね。で、それをたぶん空とか無とか言いだしたんだろうやみたいな。トランス状態。っていえばわかりやすいのかな、今の言葉でいうと。でもトランス状態って、ちょっとハイになってて、ウエーーイみたいなイメージがあるから僕はちょっと好きじゃないけど、無とか空っていう境地に入るとなんか気持ちいいですね。それがあると世の中の比べてどうだこうだというなんかわける必要ないのにないのにな、って思ってきたり、どうでもいいわって見てたりする感じかな。雨の日の座禅オススメですけどね。
えーキウイさん。
私は雨の日に外に歩くのが好きだということで、その際。雨は小雨でも本降りでもいいと。僕は小雨がありがたいですけどね。外にでる前はめんどうだなと思っていても、歩き始めると嬉しくなる。雨が肌にあたる感覚が自然を感じられ自分も生き物だなと感じられて好きだと。僕はこれすごくわかりますね。
去年は熊野古道、40キロ歩いたと。半分以上雨に降られて、完全防備していてもびっちゃびちゃになったと。足は辛かったけれども内心テンションは高かったです。と、雨が木を育ててるんだなと、ほんとに紀伊国だなと思いながら歩いたのを覚えています。うん。
熊野古道とか40キロ歩いてたらもうそれこそまた無になるよね。歩いてるように歩いてても足が感覚がなんかわからなくなってきたり、体温がちょっと奪われつつもちょっと前に進んでるみたいな、で雨もぶわーってあたるけども、最初はあたってんけどこれをずっと続けると雨があたってる感覚すらなくなる、っていう、で、上を見上げれば木々だし周りも木々だし、そして地面には大地があって石があって、いろいろなものが自分を取り囲んでるとなるとそことも一体となって無になって歩くみたいな。無になることで前に進めるという、辛い状況っていうのもあるよね。人生ね。いちいちあと何キロか、雨めっちゃ降ってる…これいちいち考えてると前に進むのが嫌になってくる。これを無になることで、ガンガンいけるみたいなね。なんかそういうスイッチをあの、人間はもってるねんけど、それを入れる機会が少ないんでしょうね。だから、そういうふうに雨が降ったら傘さすっていう状況。でもその雨が降ってこうなんか肌にあたってる感じが気持ちいいっていうのはすごくわかるな。うん。奈良に帰って雨降ったらそうしたくなってしてたりするときありますからね。で雨っていうものは、やっぱ地方によって存在が全然違うからね。雨の多い地域やったら、「また雨か〜」ってなるかもしれへんしさ、でもハワイみたいにさ、スコールがぶわーーーって降ってさ、もう湿気がないからあたってても気持ち良くて、で雨上がったら虹がでてさ、虹は死者が昇っていく合図だ、みたいな神話があったりさ。その神話としてその虹をとらえたり。普通に「虹か」って観光客がいたり。現地の人は「あっ誰かが昇っていったんだな」とか。でも日本人からすると虹=龍っていうそういう神話の説があったりすると、ハワイも神話とともに生きてはるから、さっきの奈良の話しじゃないけど、ここにお水の神さまがいて龍神さんなんですね、雨降るとなんかと思うと一緒。僕からすると。だからハワイはね、結構僕は似た感覚があるなと思ってみてる土地なんですけど。まあね、いろいろ土地それぞれにあるよな、と思って。

で最後にちーさんがですね。
雨の日の過ごし方は。ということで。
家族が出かけてから自分ひとり限定の、なんかその時間があるといいなっていうので。
僕の曲をボリュームを少し下げつつ読書するっていうのが気持ちいいんですって。で、スピリチュアルな本が好きで雨の音と僕の声と「つよふあーふあ」と書いてくれていますけど、そして活字「なぜかいつも途中で眠くなってしまってついうとうとする。」と。結局読書の方はそんなに進まないけど、この過ごし方がとても最高であると。ちなみに雨の時期になると聴きたくなるのが、カバに入っている「雨恋」で綺麗な曲と切ない詩が大好きです。と。
これもすごく頭の中で作ってる曲ですからね、一瞬脳みその外に出してという感覚もありますけど、うん。「雨恋」ってタイトルつけてるくらいですから。タイトル自体その「雨乞い」とかけてますから。うん。雨をこう、っていう昔の人々がやり続け、そして今も、これをやっている土地だってあるわけですから。それが古いっていう考えが僕好きじゃなくて、それを信じて生きた人間の純粋無垢な姿として僕は歴史を捉えるべきだと思うんですよ。こうなると信じていたとか、こうすることによってこうなると信じていたとか。それを文明が発達した側にいる人間が「そんなことあるかいな。」は僕すごい嫌いなんですよね。
だって子どもの時に何信じてた?いっぱい真実なものあるよね。大人になって現実を知る
よね、それといっしょやん。昔の人々が子どもだとして、僕らが大人だとすれば、子どもに対して「そんなわけあるかいな」「いいひん、いいひん 神さんなんて」とか。そんな話しせいへんねん。サンタさんみたいな話しとか、いろんな話しするやんか。それといっしょやんと思うねん。だから、昔の人は古いこといってんなーとかそういう話しで僕はないなと思うけどね。うん。で、その子どもから教わるものもいっぱいあるやん。その純粋無垢なものから教わるものっていっぱいあるやん。だから、今生きる人達っていうのは未来に行くために昔の人の声を信じたものを、もう一度改めて勉強し直さなければいけない、と僕はすごく思ったりするんだよね、そういうのもあって、雨乞いというものとかけて雨に恋とかいて「雨恋」というタイトルにしたなっていう感じもありますけどね。
ま、雨の日。ちょっと憂鬱やなと思う人もいると思うんですけど、このちーさんのように、自分の好きな曲をちょっとだけボリュームしぼって、かける=外の雨の音を聴きつつのさっきの車の中でJAZZ聴いてるのと一緒なんですけど、これとてもオススメです。めちゃめちゃ気持ちいいから。オススメでございます。
それではちーさんにも好きだと言っていただきましたので、こちら聴いていただきましょう。「雨恋」どうぞ。

♪ 雨恋

「堂本剛とFashion &Music Book」
今日は梅雨時期ということもあって、雨の話ししていただきました。
ほんとに雨なのかどうなのか心配なものもあって、え僕がですね、8月26,27,28と、京都の平安b宮さんにおいてライブをさせていただきます。
え、今年もさせていただくんですけどね。えーすべての日が1830開場でそして19時開演となっております。いつもね、あの、奉納演奏ということですので、僕がライブをやるという概念は僕はあまりないです。毎年。奉納させていただくということなんで、うん。でもこちらやはりあの野外となっておりますので、雨の場合はできるんですが、みなさんはとても酷なんですけど、雨はギリギリ判断してやります。せっかく来ていただいてますし、チケットも買っていただいているというのもありますし。でもあの、風の場合だけはどうしても泣く泣く中止をしなければならないということがあります。風の神さん、水の神さん、えーすべての神さまを味方について、この3日間、一体となれたらなーと思っておりますけれども。何かがあっても誰が悪いとか誰も思わないわけで。でも本当にこう、26,27,28.とても暑い時期だと思うますのでね、みなさん、ぜひお体の方気をつけて十分いろいろと気を使いながら来られる方は挑んでいただければなと思っておりますけれども。え、みなさんから様々なメールお待ちしておりますので。
メール。FAX。はがきの方は…。(省略)
さ、6/8 ミニアルバム 「Grateful Rebirth」 そして「ライブDVD&ブルーレー Tsuyoshi Doumoto Tu FUNK TOUR 2015」 こちら発売いたしました。
DVDの方は本当にあの、大阪城ホールで20人のミュージシャンをしたがえ、FUNKやっております。この映像もま。日本にはないでしょうね。とてもとても大きいグルーブ。もううねりまくっておりますので、今までみなさんが目にしてるDVDとまったくはるかに違う世界がありますんでね、今まで応援してくださった方もそうですけども、そうでない方も楽しんでいただけるかななんて思いますが、無理に買えとはいいませんので、一応宣伝させていただくだけです。それではですね、え、今日は雨の話しもありましたんで、であの、前あれがありましたよね。ギターボーカル。ギタボの話しありましたよね。その子から、またメールきたりとか思ってますけども、あの、僕がギタボしたギター弾きながらボーカルも録音したっていうのが、ちょうど「Raindrop Funky」って曲がそうなんで、え、これをちょっとあの、ま、雨の話しもあるしまずかけようかなって。
みなさんほんとにね、いろいろな人生、夢いろんなことあると思います。人生、事情ほんとあると思うねんけど。さっきもいったように、あの雨聴きながら、自分の好きな曲ちょっとボリュームしぼって過ごすっていうのとても贅沢な時間、ほんとにとても贅沢な時間だと思うんで、あー今日できると思ったらぜひやってみてください。そうしたら、何か自分、なんていうのかな、答えっていうものがなんか結構出てくるんですよ。なんか自分こういうふうに生きて行きたいなとかこうしたいな、とか。ちょっと精神統一、座禅、軽い。ラフな座禅に近くなる感じなんで、ぜひやってみてはいかがでしょうか。
梅雨時期にとてもオススメな情報だと思います。
それでは、「Raindrop Funky」を聴きながらお別れしたいと思います。
「堂本剛とFashion &Music Book」
みなさんまたお会いしましょう。おやすみなさい。

♪「Raindrop Funky」


記入者:pure 2016年06月25日(土) No.368 (ラジオ)

TOPに戻る
shiromuku(fs6)DIARY version 1.70