++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#584

Bayfmをお聞きの皆さんこんばんは。堂本剛です。堂本剛と Fashion & Music Book 始まりました。今日はですね、先日ご縁を頂きまして無事に配信させて頂きました平安神宮さんの奉納演奏、こちらを観ていただきました方々からのご感想などもいただいておりますので、そちらもを読まさせていただくという風に思っていますが、非常に皆さん深く受け止めてくださったようで、色々なご意見が届いておりますのでオープニングから紹介していきながら色々とお話できたらなという風に思っております。

まずともみさん。ドイツ在住の方です。
剛君こんばんは。平安神宮奉納演奏をたった今観終えたところです。奉納演奏を観るのは今回が初めてでした。音楽と水と火と光の競演に圧倒されあっという間でした。何か剛君を中心とした小宇宙を見ているような、そして私たちもこの宇宙の一部なんだと思えてくる不思議な時間を体験できたように感じました。

平安神宮という神域で、蝉の声、虫の音、雲、夕焼け、空、月と自然と共に、剛くんが神様に純粋な想いを送り届けようとしている。皆が争わず幸せにいられるように、たった一度のこの地球での人生なんだと、音楽もを全てが、ただただ素晴らしかったです。

今年は奉納演奏が始まって節目の10年目ということですが、このタイミングでコロナが流行ったこと。だからオンラインでの配信となったこと、全ては必然の出来事のようにも思います。今だからこそもっとたくさんの人に剛くんの想いを、音楽を届けられたのではないでしょうか。

私は長くドイツで暮らしているのでなかなか日本で剛くんのライブにはいけません。コロナは嬉しくないけれども、こんな形で憧れだった奉納演奏を観ることができたことが本当に幸せです。参拝する剛くんの姿から蒸し暑いだろうけれど懐かしい日本、京都の空気、匂い、音も感じられて、それも含めて今を感じられました。遠い海の向こうで剛くんの作る音楽に明日も頑張ろうと励まされている人間がいることを伝えたくてメールしました。

本当は CD もリアルタイムで買いたいけれどなかなかそうもいかないので配信サービスが始まったことも嬉しいです。さらにはラジオも海外で聞けたらと思います。剛くんもお体ご自愛くださいね。

本当ですね。ラジオもまあ日本語になっちゃうからどうすればいいのかなっていうのはあるけど、でも本当に海外で住みながら応援してくださっている方々が代表者となって、あのいろんな方々に僕の音楽とか、僕の音楽の中で軸にして大切にしてる思いと言うか、それを何か伝えてもらえたらすごく嬉しいなと思います。

やはり今ではこういう繋がり方が会社も普通になりましたけれども、今までで考えると、一生ないことだと思って過ごしてたぐらいのことですから。なのでこうして海外の方と繋がるという今になって思うことは、自分は自分の生まれた場所を愛する、国を愛するっていう純粋な想い、そしてこの一度きりの人生の中で出会ったたくさんの方々とのご縁、それを素直に純粋に大切にしながら生きていくという、ただそれだけなんですけれども。

やはりこうどんな人も自分の国を愛する気持ちもあれば、違う国のカルチャーに憧れたり真似してみたいなと思ったり取り入れてみたいなと思うこと色々あると思うんですよね。それは全然いいことだなと思うし、世界平和のひとつだと思いますそれもね。

ただ自分がその奈良で生まれたっていうのもあったので、自分の故郷を勉強していくうちに日本人の心というものに触れ、その中から愛というものを学び、それを音楽あるいは照明、衣装、演出としていろいろ表現していくってことをやってきている、色濃くやってる部分もあるしそれをそこまで色濃くやっていない部分っていうのもあるんですけれども、色濃くやっている部分を海外の人が観てくれた時には、日本の方からのリアクションよりかはまた大きいリアクションが返ってくるなという印象が、10年前ぐらいとかやっぱりあったけど、今はよりこのコロナ禍というのもあるので、引っかかってくれる人は多いように思います。

その人生は一度きりであるということだったり、傷つけ合わなくとも僕らは死んでいくということだったり、人生っていうものが誰も本当に同じ話、儚いストーリーだよねっていうことは、この当たり前なことをやっぱりこうクリエイションしていくと、何て言うのかなちょっと小難しい人って思われたり、あんまりこストレートに受け取られる印象がずっとないですね。

でもこれだけコロナ禍の中で皆さんが色々な自分の声も含めて聞く毎日を過ごしたことによって、僕が昔から言っているようなメッセージと言うかテーマというものは、伝わりやすくなってるのかなと思ったりする部分もありますけれども。

まあこれからもまあそういうテーマっていうものは自分の中でしっかりと持って色々な方々に届けられるように、そしてまぁこういう今、世界の方々と繋がれるという状況がありますので、今後作っていく音楽っていうものがまた一層変わっていくとは思います。その軽やかにそして煌びやかに変わってゆく自分の音楽みたいなものを自分もちょっと楽しみにしながらまた作っていけたらなぁっていう風に思ったりしています。本当に海の向こうで自分のこと応援してくださってる方々がいるという認識はしておりますけれども、こうして改めて綴っていただけたことによってよりまた深く理解できて本当幸せな気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。それではこちら縁を結いて聴いてください。

♪縁を結いて

堂本剛と Fashion & Music Book それでは先ほどもお伝えしました、今年の2020年平安神宮さんでの奉納演奏、こちらがですね、コロナ禍ということもありましたので、オンライン配信という形で皆さんに観ていただきました。

今年は無観客ということでございまして、平安神宮さん全てを使わせて頂きながら、平安神宮さんと何度もお話し合いをさせて頂きながら、色々な表現・発信というものを確認し合いながらやらさせていただきました。もちろん毎年そうさせて頂いておりますが、今年はより一層、色々なお話しさせて頂きながら挑ませていただきました。

その結果僕自身も今までにない、一番、その感情と言うか心と言うか想いと言うか、それが一番その研ぎ澄まされていたように思います。今までがそうではなかったということではないんですが、やはり色々なこの時代変動という果てにあった時間ですので、その変動という揺れに対して揺らぐことなく凛と立っていたいというそういう想いが強かったのか、すごく研ぎ澄まされた感じであそこに立っていたなあという感じがいたします。

それではですね、感想をいただいておりますので続けて読まさせて頂き、そして後で色々とお話しさせていただこうと思います。

まずまいころさんですが、
大阪府から初めてのメールを送っています。語彙力がなくこのパンクした想いを伝えきれる自信もなく、今まで何度もメールを打ってはうまくまとまらずメールを保存してを繰り返していましたが、今回こそは送らせてください。

先日平安神宮の奉納演奏を観させていただきました。剛くんの音楽、リズムを取る動きにキュンとなりながら一音一音を大切にされているんやなあと感じられる歌声に癒されました。ただ今回の演奏は癒されるだけではなく、最後の国際感溢れる異国のメロディーに剛くんのFUNKを感じ、世界の平和を祈る剛君の世界への愛が画面越しに伝わってきて凄く凄く感動し、改めて剛くんの価値観やその表現力に1回目は圧倒されました。

その後何度か観させてもらいましたが、何度観ても素晴らしく私はもっと広く愛の視野を広げて生きていけるようになりたいと改めて思いました。剛くんはいつも僕も同じ人間だからと話されていますが、剛くんの作品を観たり聴いたりすると、沁み渡るものが多すぎて素晴らしすぎて実は何だかすごく遠くに感じてしまうこともあります。

でも今回の演奏の最後のセッションのところで、剛君の横顔、汗をかきながら演奏されている姿に人間らしさをすごく感じ、剛くんも同じ人間なんやなと実感して、私もこんなふうに人や世界をやさしい気持ちで感じて考えて行動する生き方をしたいと強く思ったんです。

剛君の歌声と音楽、皆様の演奏、演出全て合わせて記憶に刻まれた素晴らしい作品でした。いろんなものを乗り越えてこられ、ファンのために頑張ってくれている剛くん。この作品に関わられた全ての皆様に感謝してます。このご時世、大変な状況下で本当にありがとうございました。

1ビートさんですね。
剛さん、はじめまして。私はアメリカに住んでいる韓国人のファンです。今回平安神宮奉納演奏のオンライン配信ありがとうございました。配信をしてくださったおかげで太平洋の向こう側でも剛さんの優しくて素晴らしい感動的な奉納演奏を観ることができました。

マイクを握ってから始まった剛さんの美しい声を聴いた瞬間、ラジオやブログを通して伝えてくださった、今の時代に対する悲しみや辛さ、それを克服するための人々への愛と優しさの想いと話を思い出しました。

またキーボードの音がバンドネオンのように聴こえてると思った後、次々と出てくる世界のいろいろな音楽とともに、今年報道された各国のニュース等が浮かび、私も奉納演奏を観ながら1日も早くこの事態が安定するようにと祈りました。剛さんが聴かせてくださったゴスペルを使った東洋と西洋の調和みたいに、そしてその他の全世界がひとつになった音楽のように、世界の人たちがひとつになって安定した生活を過ごせるようにと望んでいます。

コロナで色々と難しい状態で剛さん、ファンの皆さん、私のような海外にいるファンの皆さんに最高のプレゼントになったライブだったと思います。また日本に行って剛さんのライブに行くことを楽しみにしながら優しくて強い心を忘れずに過ごしていきます。
剛さんもどうぞお大事になさってください。いつもありがとうございます。

そしてゆきさんですね。
平安神宮奉納演奏の配信ライブをリアルタイムで拝見しました。実は私事ですが、去年の年末に母を亡くしました。結婚して24年前に主人の仕事の都合で、生まれ故郷の京都を離れ今は富山県に住んでます。京都は近いようで遠くなかなか帰省できなかったのですが、このところ毎年剛さんの平安神宮ライブの時には京都の両親の元に帰っていました。

父を7年前に亡くし去年の年末に母を亡くしたため本当ならこの夏初めてのお盆、お墓参りに行きたかったのですが、このコロナ禍でそれも叶わず、そんな折今回の奉納演奏の冒頭で剛さんが平安神宮さんの本殿にお参りをしている姿を見て、一緒に手を合わせ心の中で母を思うことができました。平安神宮さんの本殿や境内を映像で拝見し、まるで京都に帰っているような気持ちになりましたよ。

本殿前で歌われたヒトツ、剛さんの想いや優しさに涙が溢れました。そこからの歌も演奏も演出もまさしく圧巻で素晴らしかったのですが、特に最新アルバムのLOVE FADERSから大好きなAGE DRUNKERを歌ってくださったことが嬉しかったです。

私はつよしさんの曲をカラオケで歌うことが趣味の一つですが、覚えたてのAGE DRUNKER歌う剛さんが観れてよかった。歌詞の「生きるとは 死に向かうって 儚い 誰もの ストーリーよ」という言葉に、また母のことを想い、自分もまたこれからの人生をしっかり生きていかなくてはなと思いました。本当に素敵な時間をありがとうございました。ずっと応援しています。

という風に綴って下さいました。
本当に皆さんいろんな想いのなか、奉納演奏、見届けてくださったんだなという風に思っています。

毎年奉納演奏させて頂く前と、そして奉納演奏させて頂いた後に神様にご挨拶に行きます。今までは皆さんにお見せしていなかった、その神様に対してご挨拶させて頂いているその自分の姿、こちらを皆さんにお届けしてもよろしいですかということだったり、そういう細かな確認を取らさせて頂きながら、色々な場面を考えていき、そして自分はこの奉納演奏という想いを届けるためには、やはり画が大事だと思ったし、もちろん音も大事だと思ったんです。そしてストーリー性も大事だと思って、なので今回はお客様いらっしゃらないということですから、カメラをこのように配置して、そしてこのような画を取ってください。ここは必ず押さえてください。

そしてバンドメンバーにも意見をもらいながら、やはり皆さん2ヶ月以上仕事がないなぁって言う状況を誰もが過ごしたりしていて、少しずつ仕事が戻ってくるけれども今まで通りにはいかない、そんなことを色々皆さん繰り返している中で決行したその時間ですから、リハーサルの時にも色々な皆さんの意見を吸い上げて、世界の皆さんに日本から今の自分の心の色というものをみんなで想いやりながらその想い合った感情というものを神様に聞いてもらって、そして神様に後押ししてもらいながら、たくさんの人々に自分たちがそこで奏でる愛を届けてもらう、そういう想いでやらさせていただいたというところです。

不思議だったのが、最初スタッフも含めてバンドメンバーも含めてみんなで合同で、宮司さんに来ていただき祝詞をあげていただき神様にご挨拶するというその一番最初の時ですね、その祝詞を読み上げた瞬間に雨が降ってきまして、そこからしばらく雨が止むのを待ちながらそして奉納演奏させていただくという流れになったわけですが。

ヒトツという楽曲の「愛しているよと 言えることを 奇跡 と 呼ぶのは... どうしてだろう」という歌詞があるんですが、そこで雨が降ってきたのを覚えていまして、そして歌っていた時は気づかなかったんですが、映像の編集に行った時に、神殿の上で、そして神殿の左の横で雷が、キーボードの演奏が鳴り止みましたと同時に雷が光るという、その前にもヒトツという曲を歌う前に、祝詞的な自分のその純粋な気持ちをということで声にしてマイクに乗せた瞬間に風が吹いてきたりとか、それを自分を神様だと感じましたが、ただの風、ただの雨、ただの雷と感じる人もいるかもしれませんが、僕は神様のことを感じました。そしてそういう存在とともに奉納演奏をずっと続けたという感じです。

なのでいわゆるお客様がいらっしゃらない分、神事、神様とより深く繋がりながらの時間だったような気が致します。なので自分も初めての経験ですね、今まではお客さんに来ていただいている中での奉納演奏っていう形をとっていましたから、神様と、よりお客様のいない環境の中で繋がりながら過ごしたというこの奉納演奏というのは、この節目の10回目という所で経験させていただけたこと、これは本当に感謝してもしきれません。本当に協力して下さった全ての皆さんのお心があって実現したわけですから。

今回のこの奉納演奏というものは、こういった神様、そして仏様であったりと共に生活してらっしゃる方々にも観てもらいたいし、世界各国のアーティスト、そして芸術に関わっていらっしゃる方々、医療を支える方々にも本当に観てもらいたいなと思ってました。

まあ配信はもう終わってしまったんですが、どれぐらいの方々に観てもらえてたのかなぁっていうのがありますけれども、たくさんの人に届いていることを願って、そして海を渡って行ったこともこうしてお便りいただいて、たくさんの人に観てもらえたんだなという風な喜びもありますし。

配信になるとすごく大変なことももちろんあります。みなさんと会えないという寂しさはありますけれども。でも海を渡ったというこの現実がありますけれども。病院にいらっしゃってライブに来れない方々だったり、あるいはその心の病があって人が大勢いるところに行くと不安になっちゃったり、移動してる最中に不安な気持ちになったりして動けないとか、いろんな悩みを抱えて痛みと共に生きている人たちがたくさんいる、こんな今であって、それをまた声にできるそんな今ですから、そういう人達がライブ会場じゃなくても、この配信という形であればライブを観れるっていうのは、すごく勇気を与えられるんじゃないかなとも思ったりもしたので、配信というのはいろいろ不便な部分あるんですけれども、システム上難しいとかいろんなことあるんですけれども、こういう形になることで行きたいんだけれどもいけないという方々に対しても、僕は良かったと思っています。

皆さん本当に想いの詰まったお言葉、お心本当にありがとうございました。まだまだ皆さんからの様々なメールお待ちしております。
メールの方は
tsuyoshi@bayfm.co.jp です。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

ということでございまして、今夜は平安神宮さんでも歌わせて頂きました「ヒトツ」を聴きながらお別れしたいと思います。堂本剛と Fashion & Music Book、お相手は堂本剛でした。それではみなさんまたお会いしましょう、おやすみなさい。

♪ヒトツ
2020/10/17 by こさかママ [608]

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