++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#576

bayfmをお聞きの皆さんこんばんは、堂本剛です。堂本剛とFashion & MusicBook 始まりました。

私ごとなんですけど、明日の23日なんですけれども、日曜日の夜8時からですね、

第24回 堂本剛 独演会 小喜利の私
〜リモート剛で堂も初めましての陣〜第一話?

をリモート配信で開催いたします。事前収録配信となっております。配信期間が30日の23時59分までだそうです。チケットというのが8月30日の夜10時まで販売しているということでございます。

あのファンクラブ会員の方だけでなく、一般の方もチケットお求めになれますので、ジャニーズネットオンラインというところでチケットを購入していただきましたら、この小喜利の私、リモート版、見ていただけるということになります。

本来は一人でいつもあの劇場でお客さんに来ていただいてやっている催しなんですが、今回はこういう時期でもあります、こういう状況でもありますので、リモートで後輩君と一緒にワイワイ楽しくできたらいいなという風に提案させて頂いて、その提案が見事通りましたのでこういう形になりました。

ちょっと僕自身も、あの新しい展開なので、本来のいつもの小喜利の私とまたちょっと違うんですけれども、みんなに「しょうもないな」って言って笑ってもらえる時間になってるということは、間違いありませんので、ご興味ある方は是非ちょっとね、息抜きとして観ていただければなっていう風に思います。

そしてですね、東京都のゆみさんなんですけれども、

「今回のアルバムLOVE FADERSの中の「あなたへ生まれ変われる今日を」という楽曲、どんな風に感じて作られたのかお聞きできたらなと思ってメールさせていただきました。この曲を聴いた時に、心の傷や痛みを抱えている人たちに自然に寄り添っていて素敵な曲だなと感じたので、教えていただけたらなと思います。」と

あの本当にそのままと言うか、受け取って頂いているそのままですかね。皆さん人生生きてきた中で、楽しいことも悲しいことも誰もがあるわけですから、その楽しいことと悲しかったことの色が混ざって自分の色になってると思うんですけれども、その色を誰もが否定する権利もないなと思ってるんですよね。

やっぱりその人の人生だからね、まずは尊重してあげたいなと思うしね。色々な時間を紡いでいろんな人生というものがあるからね。そんな中で周りの声とか自分の環境に影響されて、自分じゃない自分を生きなければいけなかったり、自分じゃない自分を自然と生きるようになってしまったりしてる人もすごく多いと思うんですよね、今。

だからそういうのもあって自分が愛せる自分と言うか、あなたに生まれ変われる今日というもの、そういう今日にもし出会ったのならば、それを逃さずに優しく抱き寄せて、そして自分という一秒一秒を未来に向かって歩いてほしいなと思ったから、なんかそういう想いで書いたところがあるんですね。

多分自分にも言えることなのかはわからないけれども、なかなか自分らしく生きるって難しいからね。わがまま貫き通して自分らしく生きることなんて簡単だと思うんですけど、わがまま言わずに人をなるべく傷つけずに、人と分かち合いながら自分らしく生きるってすごく難しくて。だからもっとこんな風な人生生きたかった、こんなふうにして生きていきたかったなっていうことは僕もありますけれども、誰もがあると思うんですけれどもね。

でも自分らしく自分が愛せる自分に出会える瞬間、その瞬間っていうのが持続していくためには、何かやっぱりこうきっかけが必要だと思うんですけど。なんかそれにもしあなたが、この歌を聴いてくれたあなたがもし出会ったのならば、優しく抱き寄せて、焦って引き止めるんじゃなくて、優しく抱き寄せて、で、自分らしい一秒一秒っていうものを刻みながら未来に向かって進んでいってほしい、歩いていってほしいなと思うっていう。

そんな想いで作った曲ですかね。まあ歌ってても、自分で苦しくなったりすることよくあるんですけれどもね自分で書いといて、うん。でも苦しくなりながらも歌いながら、まあ聴いてくれる人、少しでも救えたらなと思ってこの曲も歌わさせていただきました。

なのでお話にもありましたのでこちら、「あなたへ生まれ変われる今日を」聴いてください。

♪あなたへ生まれ変われる今日を

堂本剛とFashion & MusicBook、ここでは皆さんからいただきました、今回のテーマ、MUSICに関するメールを募集させて頂きましたので、こちら皆さんから頂きましたものを読まさせて頂きます。

どうあさんが、

「剛さんの音楽の中で、時空、美我空といった歌を入れない音だけの曲を聴いていると、本当に奈良の山、風、風景の匂い、景色などを不思議に感じました。」と。インストですね。instrumental。「剛さんのファンクには様々な歌声なしの楽曲がありますが、その中で、和、そして奈良を感じさせ、どのように引き出しファンクへ反映してるのかを知りたいです。」と。

あとね、シンガポールのウィンキーさんはね、
「デジタル配信第二弾、おめでとうございます。今のような大変な時期で、剛さんからこんな素敵なプレゼントをもらえるなんて感動しました。海外の配信サービスを使っていますので、曲のタイトルが全部英語になっちゃいました。ぱっと見るとどの曲でしょうかって考えちゃいます。開いたら、『あ、そうですか。あの曲ですねなるほど』となります。

このタイトルからもう一度考えてみたらもとの日本語タイトルをもっと深く理解するようになりました。その翻訳はただの翻訳ではなく、本質や面白さをちゃんと伝えられて過去作に新たなイメージを与えて素晴らしいと思います。私はずっとクラシックミュージックの関係の仕事をしていますので、他の種類の音楽はあまり触れてませんでした。剛さんのおかげでファンクミュージックと初めて出会って、今は夢中になりました。剛さんが作った日本の和の美しさを感じられるユニークなファンクが大好きです。

最近クラシックと中国伝統音楽のクロスオーバーの仕事がたくさん入りました。仕事をしている時に、新しい案を思いつきました。三味線や琴、尺八などの和楽器を少し入れた、もしくはメインとして入れてファンクを作ってみませんか?剛さんの考え是非お聞かせください。」

という和とか奈良に対してのメールが来たんですけれども、以前、美我空とかshamanipponとかもそうですけれどもね。その美我空というアプローチは日本の人が、日本の和楽器を取り入れて何か意識して楽曲作ってくっていうのは、たいしてやってなかった時期にやってるかなぁ。shamanipponとか美我空とかそうなんですけど。今はもういろんな方が和楽器取り入れてやってらっしゃる活動が多いと思いますけれども。

当時はちょっとださいくらいの勢いがある、タイミングかな?でも僕としてはやっぱり日本はね、天災も多いし、やっぱり奈良に生まれているので、日本の神々というものが山に宿り、風、水に宿るという様々な太陽も含めてそうですけど、様々なところに神が宿る、そしてこの僕の声にも、息を吸うその息にも神々が宿るっていう。そういう八百万の神の感覚というものを僕は奈良生まれというのもあるからなのか、天災をこの国が生きていく、乗り越えていくという、そういう歴史を感じた時に、より神々の声を感じるというか。

ただこのメール選ばさせていただいたのもそうなんですけれども、日本人が海外の音楽に憧れて何かをやるということはすごく簡単なんですけれども、日本人が日本の音楽を意識してやるっていうのはすごく難解でして。実際自分が和楽器を扱えるわけではないので、僕はギターをよく三味線ぽい音階とかで弾いたりわざとしますけれども、それをファンクのコード間の中でやるんですが、そういう融合の仕方をしてたりするんですけど。

やっぱり本当の和楽器が鳴った時に、細かく言うと日本は湿気の多い国ですから、その中でできてる楽器達なんだけれども、それがスタジオの中での鳴り方とか、オケの中での存在の仕方、鳴り方って、またちょっとこの日本の楽器を最大限に魅力引き出せてるかどうかっていうの、マイキングとかも難しくて。いろいろあるんですけど、なのでシンセとかでキーボードとかギターで(それっ)ぽいプレイをするっていうのが馴染む場合もあるし。

ど真ん中は和楽器を導入して何かをやる、ということももちろん正解なものもあったりするんですけど。かっこつけるっていうのがさまにするっていうのが結構難しいは難しい。

でも僕は面白いなと思うし、海外のミュージシャンがやっぱり食いついてくれる楽器、音階、音色だとも思うんで、僕たちに憧れてやってる音楽ねっていうよりも、「その楽器って何?」とか、「この楽器の音なんなん?」とか、「この音符のチョイス、選択してる国の人、どこの人?あぁ日本の人か」みたいな事っていうのかな、なんかそういうのがやっぱり如実に出てくるんで。

僕は世界に自分の音楽届けるとかいうことを本腰入れてやるんであれば、まあそういうチョイスもまた改めてやってもいいかなとは思うけど。なので今までデジタル配信とかしてなかったし、サブスクとかもやってなかったんで。だから次作るアルバムっていうのは、もう全然違うもの作るだろうなと、いま自分はちょっと楽しみにしてる部分でもあるんですけど。

本当に日本人であること、奈良人であることっていうものを意識して生きてるし、音楽も作ってきたけど、より奈良人ていうものが強調される音楽を作るのかなと思ったりはしてますけどね。

あとはですね、あいなさんとかがね、

「毎回とってもかっこいいアルバムですけれども、今回特に曲調、歌声もバリエーション豊富で、好きないい曲が選べないほどどの曲も好きで最高のアルバムです」と言ってくださっておりまして、
「歌声を聴くたびに思っていたんですけれども、剛君は本当にリズム感が抜群ですね。普段話すテンポは非常にゆっくりで癒されるのに、ひとたび音をまとえば、人格が変貌するかのような色気とリズム感の良さに惚れ惚れします。そこで質問ですけども、もともとダンスを習得する前からリズム感は良かったんでしょうか。鍛える方法とかがあれば教えて下さい。」と。

なるほど。リズム感がいい悪いは別としてすね、例えばバラードとかで、

ドッツパッツドッツパッツ・・(手拍子しながら)ってあるじゃないですか。
これの1、2、3、4、2、2、3、4っていうこの数え方とか
ワン、ツー、スリー、フォー、ワン、ツー、スリー、フォー・・っていう捉え方もあるけど、
タタタタタタ タタタタタタ タタタタタタ タタタタタタ
このバラードとかも
ドッツパッツドッツパッっていうふうにオケは聴こえてるけど
タタタタタタ タタタタタタ タタタタタタ タタタタタタ
って聴こえてて歌ってるって感じかな。

だからもちろん音は鳴ってないけど、でも細かく言うとハットがチチッて裏に行く時とか、ハットがオープンクローズでツツってなったりとか、ドラムのフィルがタッタタッタンではなくてトラッタタッタンとか、ベースがブーンブブーン、ブーンブブーン、ブブブブーン、ブブーン、ブブブブブブブーンとかっていう、ベースがそういうふうに鳴ってたりとかする、ドッツパッツドッツパッだと、裏がいっぱい、誰かが裏を弾いてるから、

というので タタタタタタ タタタタタタ ララララララ ララララララ
これをずっと体の中で鳴らしてるっていうか鳴ってる感じ。それで歌うって感じなんですけど。だから多分何の曲でも、裏入れまくるっていう。16ビートにしていくっていうか、うん。

今日は音楽についてといいますか、自分の音楽の、音楽に対しての想いとか、こんな風にして作ってるっていう事だったり、本当に深く深く音楽のこと関わって、音楽愛しながらやってるんです、僕。あんまり自分のことをそこまでだらだら喋らないけど、こういう職人ぽいことはあんまり喋ってきてないけど、そういうのが色々と聞きたいというご意見がもしあるようでしたら、またそういうことも話しできたらなと思います。

メールの方はですね
tsuyoshi@bayfm.co.jp
です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

最後にですね、あやめ池生まれのみーちゃんです。

「剛さんこんばんは。初めてメールさせていただきます。私は剛さんと同じ奈良のあやめ池で生まれました。絶対すれ違っていたりしているだろうなぁっていつも友達に言って謎の自慢をしていました。

私は先日母を亡くしました。長らく病を患っていましたので、いつかはという覚悟はしていました。覚悟していたとはいえとても悲しいです。コロナの影響で最後の姿を見届けてあげることができませんでした。寂しくて寂しくて涙が止まりませんでした。もっと何かできたんじゃないか、もっと優しくしてあげたかった、もっと色んな所に連れて行ってあげたかった、と。まだ全然親孝行していないのに、精いっぱい生きた母の人生を労ってあげたいのに、自分の中の悲しみが溢れ出て自分のことしか考えられなくなっていました。

そんな時剛さんの縁を結いてを耳にしました。剛さんがお母さんのために作られた曲だと言った時、いろんな感情がこみ上がりました。お母さん産んでくれてありがとう、お母さん精一杯生きたね、頑張ったね。悲しみから救われたような気持ちになりました。

剛さんに感謝です。剛さんも病を患いながらも力強く生きられている姿、人を想う心、誰かのために行動されている姿にとても勇気をもらっています。母の死を乗り越え、強く人を想い、誰かのために生きられるような人間になりたいなと思っています。」

というふうに綴って下さっています。まあ本当にこのコロナという状況の中で、最後の対面できなかった方々っていうのは本当にたくさんいらっしゃると思うと、本当に胸が痛くて苦しいですね。

もうちょっとこうしてあげたかったなとか、これはもう誰でもそうだと思うんですよね。こんな風にしてあげたかったな、こうしてあげれたなって。僕なんか家族にはずっと思ってますからね。なんかもっと自分が違う人生を歩んでたら、なんかいっぱいいっぱい幸せにしてあげれたのかなとかね、いっぱい色々考える、僕は僕でね。

でもその家族からしたら本当に色々思うことはもちろん人間だからあるだろうけど、でもその感情とその言葉に辿り着いてしまったら、なんか違うよねって。だからこの星で生まれて出会ったんだからね、だからそのお母さんも本当にそう思ってくれるだけで嬉しいと思うし、なんかご自身が思ってるほどお母さんは何も思ってないんじゃないかなと思う。

でもこうやってお母さんが今、体を失い魂となったわけだから、みーちゃんの体の中に入ることもできるし、いろんな所に一緒に行けるということでもあるしね。だからそれこそ神道の考えじゃないですけれども、その人がそこにいると思ったらもうそこにその人は存在するという、あの世に行ってしまって遠いところに行ってしまってもう会えないなって言う時間を過ごすよりも、その人がそこにいるとその人の気配を自分が感じたならば、そこにその人は存在する、その人の魂は存在する、その魂と繋がって感謝の気持ちだったり、幸せだなと思うような気持ちを過ごしたりする、それでいいと思います。

なのであやめ池のね、奈良生まれの人だったら今言ってるようなことっていうのはすんなり普通にご理解頂ける話だと思うんですけど、そんなふうにしてお母さんとこれからは繋がっていかれたらいいんじゃないかなって思います。

ほんと不思議とあの昆虫だったり動物だったりね、なんか色々なものになって会いに来てくれることいっぱい増えると思いますよ、思えば思うほど。おじいちゃんとかおばあちゃんとかも僕はそんなふうに今も付き合ってるっていうか、自分の心の持ちようというか、自分の心の在り方によってお母さんがみーちゃんとコンタクト取りやすくなる、取りにくくなるがあると思うから、ごくごく自然にね、自然体でお母様のその魂となったお母様を現実的に素直に優しく受け入れてあげればいいかなって僕は思います。

最後に今日は縁を結いてを聴いて頂こうかなと思うんですけれども、この曲も本当に神社に家族で行って、神様をご開帳して見せてくださって、その神様を見てる時に横見たらお母さんが涙流してて、「どうした、なんで泣いてんの?」と僕が言ったら、それに対しての答えとかでもなく、色々なものを超越した、「綺麗やなあ」って言って泣いてはったんですよ。あぁなんか答えを求めた、その涙に対して答えを求めた自分がなんてしょうもない人間なんやろって思ってしまって。綺麗やから泣いてるだけの母に対して、何て言うのかな、なんか自分が情けなかったりした瞬間でもあって。答えとかを求めることだけが人生じゃないし、呼吸じゃないし、心拍じゃないし、生きてるって事じゃないっていうかそういう風な想いになって、それで縁を結いてって曲を書きました。

皆さん、このラジオでも結構常々伝えさせてもらってますけれども、皆さんの大切な人の存在を胸にこの曲聴いていただければなと思います。そして何よりもやっぱり自分のことも大切に思いながらね、自分らしく皆さん過ごしていきましょう。それでは今夜はですね、縁を結いて、こちらを聴きながらお別れしたいと思います。堂本剛と Fashion & MusicBook、お相手は堂本剛でした。それでは皆さんまたお会いしましょう。おやすみなさい。

♪縁を結いて



2020/08/22 by こさかママ [600]

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