++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#483

bayfmをお聴きの皆さんこんばんは堂本剛です。
堂本剛とFashion&MusicBook、始まりました。

すみれちゃんからまたメールいただきました。
86歳ですね。
すみれちゃん、えー、
お久しぶりにメールを送らせていただきます。
86歳のすみれです。
先日申したように、ライブコンサートに参加は、ドクターストップ。
全て諦めておりましたが、
しかし、先日の私にも、天の声がかかり会場にうかがえる助けがありました。
小喜利に伺えることになって、今から落ち着きません。
感謝です。今の私には皆さんから見守られ、穏やかな毎日を過ごしています。
ただ、筋肉の退化で歩行困難、
外出もなかなかできません。
剛さま、この先みなさまの役にたつこと、甘えて頼るだけの人生でしょうか。
この悩みは贅沢な悩みなのでしょうか。
おっしゃっていますけれども。
まぁでも86歳で、ま、色々な人の人生があるから。僕で言うとねぇ、それこそ10代の頃、体に負担のあるようなことばかりをやってきているわけで、それが君の仕事だと言われたら、
わかりましたと言っていた時代で、
ただ今はもうそういう時代でもなかったり、
いわゆるその人権と言うものもあり、
やっぱり人それぞれということが、今見直されようとしているというかね。
それをまた逆手にとってとかいろんな考えを持つ人もいるのも事実ですが。
でもどのような、ね、幼少期を過ごして、
少女時代を過ごしてっていうふうに、こう、人の歴史があるから、その人が持つ価値観、感覚、選択と言うものは違うことで当たり前なんでね。何が正しいか正しくないかって言う事は、わかりやすいはずなんですけどね。
そして、その結果集団に対して愛情があれば良いとは思いますが、んー、人を苦しめる決断と言うものは良い決断とはやっぱり言えないなぁと。
で、また、それと同時に自分を苦しめる決断もあるというものもあるし、でも自分が苦しむことによって人が救われるならば、それを決断しようという決断もあるし。
でも今こうやって僕が話をしていることが、んー、
いい人な自分を生きるのが好きな人っていうふうにジャンル分けしてっちゃう人もいるし。
えー、精神的に弱いという人もいると思うんですよね。精神的に強ければ、人をけなして、押しのけて、踏み台にして高みに上っていく。
まぁ、その思想は、どこか昔の時代のような気がしますけれども。なぜならばね、それだけやっぱりグローバルになった時代ですからね。
だから、周りの方々に助けてもらえるんであれば、助けていただいて過ごすのは、何も悪いことではないですしね。
あの、僕も耳患ってずいぶん経ちますけど、いまだにひどい言葉言う人いますからね。ああ、心がない人だなあって。うん。
付き合っていくとか、ものづくりするとか、いろいろなことって修行なのかなぁと思ってこの世界でずっとやってるんですけど。
こういう自分がこうなってしまったからといって、甘えた気持ちで過ごしている日は1日もないですけど。
ただやっぱり協力してもらわないと、できないことがいっぱいあるのでね、うん。
だから、また人を学ぶというか、その逆もあって人の優しさにもさらに感動できたり、感謝できたりするし、常日頃からそうしてるけれどもまた違った感謝があったりするなと。
スタッフさんのいろいろなお力添えあってステージに立てているしね。
だからすみれちゃんもそこまでいろいろ深く考えることないと思うんですけれど、
人生の大先輩ですしね。
ご自身の一度きりの人生を自分らしく生きるというのが、まず自分にとって選択してあげる最大のプレゼントじゃないかなと僕は思うんでね。
だから、筋肉の退化もね、いろいろあるとは思うんですけれども少しずつ86歳から筋トレしても筋肉そんなつかへんよって言う人もいるかもしれないけど、自分がやれるだけのことをやるって言うのは、自分にとってもすごくいい刺激じゃないかなと思うんで。少しずつやられてください。少しでも、あの、時間ご一緒できるお時間があればいいなと。これだけラジオ読ませていただいてる方なんで。あの、ぜひ繋がれる時間がいっぱいあればいいなと思ってますんでね、
お体ご自愛しながら応援していただければな、というふうに思っております。
えー、それではですね、シンジルとウラギル、聞いていただきましょう。

♪シンジルとウラギル

ここではですね、一風変ったトラウマということで皆さんに募集をかけました。
えーとですね、ラジオネームアイさん。
19歳の方ですけど。
幼いある日にムートンブーツを履いて出かけました。
家に帰って脱ぐと黒いものが見え、なんだろうと思って覗いてみると、潰れたゴキブリでした。
履いたときに気づけよと言いたいんですが、
幼かったので気づかなかったようです。
それがトラウマであれからムートンは履いていません。ゴキブリを踏み潰しながら歩いていた私、なかなかファンキーだと思いませんか?
めちゃめちゃファンキーですけど。
これは無理ですよね。
でも1回潰れたGがいたら、いるんじゃないかと。
でもこれムートン以外でもなるよねー。
もうすでに。
あのー、うちの母も洗濯もんしてて洗濯もんの裏に蜂がいたとか。あーいうのよくあるからね。
虫はもうね、うん。
ちょっと僕も背中にカブトムシをいれられてから、虫の裏側がダメになったんすよ。
うにょーって動く感じとか。
それまで全然虫捕まえてたんですけど、
林間学校みたいなやつで入れられたんですよ。
で、Tシャツもインしてたんで中で動くっていう。
あれのなんかトラウマで、虫が抵抗する感じが嫌なんですよ、意外と力あるでしょ。
あの抵抗する感じが気持ち悪くて、変なトラウマで言うと、それいっこありますよね。

そしてね、また19歳の方。
しめじちゃんがですね、
双眼鏡がトラウマ、ということで。
双眼鏡を使ってミュージカル観劇をしていたのですがミュージカルに集中できないくらい、酔ってしまって気持ち悪くなったからです。
これはもう、3半規管の強い弱いあるもんね。
人が。
それこそジェットコースター大丈夫な人と絶対だめな人が居るじゃないですか。
これでも、ふと思うんですけどね、芸人さんとかみんな乗せられるじゃないですか。
あれ断っていいと思うんですけどね、ほんとにだめな人は。だってそこで何かあったときのほうが迷惑かけるもんね、テレビ局さんとかに。
だから芸人やねんからみたいな、そーゆー脳みそ捨てたほうがいいんですよ。
みんなね、この人あかんて言うてんねんからやめといたらいいしね。
この人がいい!って、腹くくったら、わかりましたってバックアップすればいいと思うけど。
ゲテモノ食べたりとかさ。最近はなくってはきたけど。うん。
ゲテモノって言ってもさぁ、結局それ命やからなー。虫とかな。それをゲテモノって言うふうにするのもどうかなとかそういう時代になってきてるからね。だから、もうちょっと考えてもいいかなと思うけどね。うん。
そして、ちえさん。
奈良で生まれ育った私。
変わったトラウマが、大仏さんです。
子供の頃に私がわがままを言ったりするとお母さんが決まって「大仏さんくるよ」って言ってたらしいんですって(笑)
いまだに大仏さんを見ると緊張するらしいんですよ。
実際に、ほら、歩いてくる足音聞こえてるで。
ズシーン、ズシーン、と。
家族の迫真の演技に合わせて、たまたま近所の人がピンポンときた時には、地獄のように泣いていたようです、と。
大仏さんが歩く時って5歩位で、ついてしまう実家なんで、
子供の私に、疑う余地もなかったと。

なるほどね。

だから僕の東大寺さんのライブ中に、
モニターに度々大仏さんのアップが写るのが
なかなか緊張してた、っていう(笑)
あのー、僕も巨大恐怖症みたいのあるんで、
大仏さんを目の当たりにしたときにどうなるんやろうって思ってたんですけど、
あの日は一切こわくなかったんですよね。

昔から別に怖いと思って見ているわけじゃないんですけど、ちょっとなんかね、
緊張するというのが近いかもね。
動き出しそうみたいな、動くわけないのにね。
でもあの日は、何にも思わなかったですね。
ほんとに無。僕には大仏さんが笑ってはるように見えたんで、普通にライブしましたが、
目には見えないから僕分かんないですけど、
でも、いろんな僧侶さんとか、こう、
いにしえのはるか彼方からいろんな人が来てんなという感じが、ずっとしてましたね。
前半特に。うん。で、そっからだんだん、いなくなるというか、風とかそういうものにたいかしていって、変わっててって感じすんねんけど。
なんか最初の2、3曲、結構そんな感じやったなぁ。
不思議な感じでしたけど。
奈良で生まれたのに大仏さん怖いって面白いですね。
お母さんのこの迫真の演技がすごかったんでしょうね。
そして14歳の子。しましまちゃんがですね、
幼稚園生の時に移動動物園のウサギの餌やりで左手の小指を思いっきり噛まれた、と。
餌は右手にもってて、左手には完全にノーガードだったという状況で、お医者さん曰く、1、2ミリ深く噛まれていたら指無くなってたっていうぐらい噛まれた、と。
それ以来、動物の餌のやり方が
めっぽうだめです。
オウム、犬、猫、うさぎ、鹿、ペンギンなど、いろいろ試しましたがすべて無理でした。このままでは、一生奈良公園に行けそうにもありません(笑)
克服法を教えてくださいませんか。
だから、もぅ、せんべいのはじ持つんですよ、うん。
親指と人差し指だけで。でちょっと上めに、
うん。まんまダイレクトに平らに行くと、
がーってくるんで。
鹿さんがちょっとアゴあげて食べる位の位置に持っていって、くわえたら、すぐ離してあげれば、問題は無いですね。
うんー。
鹿から始めてみるのもいいかもしれませんね(笑)
ま、この、ノーガードでリラックスしてる時にドンってくる衝撃っていうのは、おっきいトラウマになりますよね。
だからこの人のことを信じてたけどみたいなのと一緒で、ノーガードじゃないですか、やけど急に裏切られたりとかしたときに、えっ?ってなってすごい傷つくんですよ。
それこそほんと深く入っていくんですよね。
でもうちょっと度合いが変わっていればっていう、ほんとに自分と言うものを失いかける位の衝撃、うん。トラウマっていうのは、こーゆー面白話にできるものもあるけど、
全く笑えない話もいっぱいあるよね。
あのー、そうですね、うちの母で言えば、
小さい頃に防空壕にいれられて、
真っ暗の中なんですって。
しゃべると見つかっちゃうから口が塞がれるんですって、泣いちゃだめだから。
っていうのがなんとなく残ってるんですって。
記憶に。だから急に部屋で電気が、センサーとかあるじゃないですか。
センサーが切れるとパッて消えるトイレとかあるじゃないですか、あれなドタバタ怖くなるんですって。どうにもこうにも動けなくなったりするって。でも普通に考えたらトイレやんて言う話なんだけど、その人にとってはすごく重大な心の傷やからトラウマやから。
そういうものに対しても真摯に向き合っていってあげると言うことが本当は社会に必要なのになと思うよね。だから、この今いろんなトラウマをアレしましたけど読みましたけど、面白いなぁなんでそんなんがあってって言う笑えるものもあるんですけど、人の心の傷って言うのをもうちょっと理解の深い社会にしたほうがいいと思うんですね。
だってこれからオリンピックあるじゃないですか。海外なんてめちゃめちゃ進んでますよ、こんなんね。心のケアとか、人権も含めてですけどね。すごく進んでますしね。
ま、海外のものまねする必要は無いけど、やっぱり、海外と交流を深めていきながらね、どんどんどんどんとね、大きくなっていく時代ですからね。うん。
そういうものも、もうちょっとね、日本の政治家さんに頑張ってもらいたいなと思いますけども。うん。
ま、でも本当に、なんかこう、
なんていうのかな、自分と違う話っていうのかな、自分の価値観と全く違う価値観が盛り上がってたりね。
ちょっと、その盛り上がり方ちょっと怖いなぁという盛り上がりかたというか。
ハロウィンとかもそうですけど。
もともとねぇ、子供がお菓子もらいに行く話ですからね、うん。
大人の人たちが鬱憤を晴らす日では無いですからね、うん。
仮装してイェーイ!ってやるのもいいけど、やっぱりそこには、マナーとかがあった方が、子供たちが、だっえ、楽しめなくなっちゃうと、大人が子供たちの楽しめる日を奪ってしまうと、どうにもこうにもっていう話ですからね。だからそういうのも色々と考えていかなきゃいけない時代だなと思いますよね。何が何でもいいわけじゃないし。
でも1回こうやってくしゃくしゃになってまたそこで改められていくっていうのが、歴史の常かなと思いますけど。皆さん、トラウマとかいろいろ心の病とかあると思いますけれども、自分のペースで良いですからね、そういうのは。
人に合わせることないからと言うことでここで一曲変な曲を聴いてもらいたいと思います。funkyレジ袋、聴いてください。
♪ Funkyレジ袋

今夜の放送いかがでしょうか。
今日はちょっとトラウマのことを募集して
いろいろ話させていただいたり、
すみれちゃんのお話しさせていただいたんですけど、本当はラジオでね、すべて明るくばーっと喋って終わるのもいいなと思ったんですけど、
実はやっぱり、こう、トラウマっていうことであったり、自分の心であったり、体のトラブルを抱えている人たちの話だったり、そこには、
美しい話もあるけど、悲しい話もあるよねっていうところで、ちょっと話をさせていただきまして。
あのー、1枚、奈良の方で、腕時計が怖いっていう人がいて。
時間にずっとおわれてて腕時計外したら、楽になったみたいな。
で、あのー、東京から西に移る人も多くてね。知り合いでも。その人たちが本当にこぞって言うのが、スクランブル交差点が怖いって言う、渋谷の。
人が多すぎて怖いって、怖いんですって。
この感情よくわかるんですよ、奈良から出てきて怖かったから、人が。
人の群れってやっぱ怖いんですよ。
あと、みんな言うのは、品川の駅に降りた途端に怖いっていいますね。品川の駅も人が多いから。
要は人が多くて怖いってみんな言うねんけど。
西も、とはいえ人は多いけど、何かあの、感じとるんでしょうね。やっぱりそれだけ時間に追われてる人たちが多すぎるっていうか。うん。
その人たちが歩いている目的地がすべて違くて、スピードも違くて。
そのエネルギーっていうか、その渦の中に入る恐怖っていうか。
地元に帰れば川は穏やかに流れている、だけど東京にある川が激しく流れている、なんかそういうイメージ。この川、渡れるんかなっていう、そういう感じなんだと思うんですけど。
感じ取って生きてるよなって思う。
そこで踏みとどまることも自分の選択でいいと思うし、いやいや生まれ変わりたいと思うんであれば、生まれ変わる権利は誰にでもあるわけなんで。生まれ変わりたいと思ったら生まれ変わって欲しいなと思うし、自分で納得してなければね、うん。
今日はなんかいろいろ考えながら面白エピソードも読まさせてもらったなぁとそんなところでございます。
皆さんから様々なメールお待ちしていますので、メールの方は
tsuyoshi@bayfm.co.jp です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

さ、昨日からね平成30年第24回堂本剛独演会「小喜利の私」を開催しております。
12日までやっております。またお笑い筋肉を使っているんで、ちょっと頭が、うーん。
笑いの世界がすごいなと思いますね。芸人さんすごいなと思います。かっこいいなと思いますよ。芸人さんの仕事ってねほんとにすごいなと思う時間をずっと過ごさせていただいております。ここでまた人生勉強できたらなと、いうふうに思っております。
今夜はHYBRID FUNK こちらを聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。それでは皆様またお会いしましょう、おやすみなさい。
♪HYBRID FUNK
2018/11/10 by ままこ [502]

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