++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#459

bayfmをお聴きの皆さん、こんばんは。
堂本剛です。
堂本剛とFashion&MusicBook始まりました。


え〜、このbayfmさんもですね、千葉に本社があるラジオ局さんですけど、
あのね、千葉にも奈良とご縁のある地名があるのをご存知でしょうか、ということで
僕も全然知らなかったんですけども、この市原市なんですけど、
市原市にある奈良の大仏、奈良公園というのがあって
仏像がま、建つ地名の奈良から奈良の大仏と呼ばれているそうなんですが、
かつてこの地域は奈良村と呼ばれていて、平安時代です、
平安時代に平将門さんが奈良県の大仏を偲び、建立931年にされた。
そのいわれに、ま、この大仏を作ったということですね。
だからまぁ奈良の人たちが移り住んだ市原市のこの奈良と言うところに。
あのどこやっけ、あそこにもない?
あの、えーっと、横浜青葉の方にも奈良ってなかったかな、奈良団地、そうドラマとかでよく通っててね、そのあたりスタジオがあるから。
で確かね、あ、奈良やって思っててんな。
なんで奈良なんやろ、あるよね。
スタッフさん「奈良北団地(ささやき声)」
あ、奈良北団地か。
でも奈良の字ぃですよね、なんでやねんやろなーって。ちょっと疑問もありつつの。
でもだからそう、あのね、この地名をね、あの〜、移り住んで、つけましょうとか広めましょ、奈良村にしましょ〜とか、大仏さんあれしましょ〜とかっていう、で、
偲んで建立するわけでしょう。
だから、なんていうのかな、
その気持ちと、僕的には気分的には一緒なんですけど、ドラマで寝てなくてね
辛くてね。んで、台詞覚えたりして、でも学校もあってね、
他のバラエティだ、いろんな雑誌でいろんな仕事があって
そのうちのひとつのお芝居をするっていう仕事じゃ無いですか。
でも、とくかくくたくたで疲れていて何食べたかも覚えていないんですよ。
あれ、さっきご飯食べたっけ、おれ、っていう状況に陥るんですよ。
ほんと悲しくなる。なんかそれを見て、母は泣いてたからね、うん。
で、いや、だってもう、一番ひどいときは、あの〜、
オカンがうどん作ってくれたんですよ、朝の5時半とかに出なあかんからって。
5時半くらいにうどん作ってくれて。一瞬まぶたおとして、一瞬でまぶた開けると、
今まであったはずのうどんがもう無いんですよ。
あれ?と思って「お母さん、僕これ食べてたん?」っていうたら、おかん泣いてた。
「食べてたよ、あんた」って。全然覚えてない。
そんなところまで僕はおいこまれて、生活してたんですよ。うん。
だから、そんな中でスタジオに向かう途中に「奈良」って文字があると
めちゃめちゃ恋しくなるし、折れそうになんねん、なんか、ハートが。
で、「もう、帰っといで」みたいなことを言われているような気持ちになる、みたいな。
でも、その、本当の声、先週も言ったけど、本当の自分の声みたいなものを振り払って
スタジオに行ったり、で、スタジオに行ってお仕事して、で、またそこ通るから、
振り払って寮に帰って、台詞覚えてとか、
明日学校やから学校行ってからここ行ってこうややなとか、
だからこの奈良って言う言葉に、文字に吸い寄せられそうで、
いやもうしんどかったですね。
うん。
あの、奈良北団地の方は別に何の罪もないですよ、うん。
僕がそういう状況しんどかった中でね、
奈良って言う文字を見るとね、
あとは、あの、
盆地の土地に行くと、すごく帰りたくなるっていう。
ライブとかで地方行って盆地に入ると、あるいは、
バラエティのロケとかで盆地に入ると、もう、山々に囲まれてる景色とかを見ると
遠くの方に山があって、真ん中に村があって町があってというところの環境に行っちゃうと、
あぁ、帰りたいな〜って。
でも帰りたいとか思ったら折れそうなるからちょっとやめようとこうって
みたいなところから『街』っていう曲が出てきたり
『Pink』って曲書いたり『これだけの日を跨いできたのだから』って曲とかもそうなのかな、
うん、まぁ、そういう色々がやっぱありますね。っていうなかで、
うん、そうですね『街』にしようかな。うん。
全然違う曲掛けようと思ってたんですけど。
うん、じゃ、こちら『街』聴いてください。

♪街

堂本剛とFashion&MusicBook
え〜、ここでメールご紹介させて頂きますけども、
え〜、ま、ゴーデンウィーク、ね、
みなさん色々過ごされたと思います。
そしてあの故郷へ帰られた方も多いと思いますんで
ちょっと故郷への想い、うん、想ひをですね、みなさんに綴って頂きまして、
え、まず、
ちーごんさんですけれども。
埼玉県に住む大学1年生です、と。
私は三重県の伊勢で生まれたんですが、
実際にそこに住んでいたのがですね、生まれて半年ほどで、
ほとんど埼玉人です。
でも、私にとっても故郷はずっと伊勢です。毎年伊勢神宮に行くとパワーをもらえます。
あの環境で過ごす時間がたまりません、心が落ち着きます。
半年ほどしか住んでいなかった私が言っていいのかわかりませんが
伊勢はこれからもずっと私の大切で恋しい故郷です、と。
これってでも誰にでもあるなぁと思って。
あの〜、やっぱ、
自分の命が誕生した場所って結局ふるさとになるよね。
うん。で、また、そこから歳を重ねて、ま、僕もよく言うんですけど、
あの〜、自分が生まれた場所と、自分が育った場所っていうのかな、
うん、ちょっと種類が違うよね。
だ、東京っていうのは、あの、なんかこう自分が育った場所になっちゃうっていうイメージがちょっとあるかな。
だって、人生の大半こっちにいんねん、おれ。こんなに奈良好きやのに。
うん、ま、でも、やっぱりね〜、歳を重ねていけば重ねていくほど
自分が生まれた場所っていうものが
すごく、ま、原点っていうかね、立ち戻る場所になれるんでね、
非常に重要になってくるんだろうなと思います。

そしてMY SKYさんですけれども。

大学の進学とともに故郷の長崎を離れて3年になる、ということで。
時々故郷に帰ると感じるのが、風の違い。

これも僕も分かりますけどね。

日本中風は吹いている風は同じかもしれないですけど、
故郷で吹く風というものはとても温かく優しく感じる、と。
実家の近くを散歩すると風が吹いてきて、故郷に帰ってきたんだなと
とても安心します。
剛さんも故郷の奈良に帰ると自分を取り戻すことが出来るとおっしゃっていましたように、
ありのままの自分でいていいんだよと背中を押してくれます。
また、故郷そのものもそうですが、やはり実家にいる母や地元の友達からも
とても元気をもらっています。
え〜、これからも乗り越えなければいけないこと、そして
迷うこともたくさんあると思いますが、
故郷からパワーもらいながら頑張っていけたらいいなと思っています。

僕はいつも故郷からパワーをもらって頑張っていました。
今もそうですけど。
うん。
でも、もうちょっと、あの、奈良、県、頑張って頂きたい。
これはもうほんとに、いい場所ですからね。
あの、なんていうのかな。
自分の幸せを他者へも捧げる、そういうスローガンを掲げるような感じでね、
うん、色々と取り組んでいって欲しいなと思います。
もっともっとたくさんの人の心のよりどころになる場所ですから、奈良は。
うん。自分たちのものでもあるけれども、
その自分たちの大切な者をすらも他者へ差し出すというような
うん、そういう県民性もあるから、うん、それを活かして
なんか色々取り組んで欲しいなとうふうに思っておりますけれども。


え〜、ともさん。

私の故郷に対する想い。
のどかで平和でのんびりしている空間であるということ。
え〜、実家に帰ると地元タイムが流れているなぁと、
気持ち的にのんびりできる。
過ぎていく時間のスピードは同じはずなのにね、ということろでね、

心に余裕があるからなのか、心がいつもホワホワしてくる。
え〜、実家を出てからあまりに私が色んな事に追われ疲れ切っていたときに
母にしばらく仕事を休んで帰ってきてみたらと言われたことがあります。
母の優しさに涙が出ました。
地元に戻りたいって思いました。
でも、戻ってしまったら、きっと全てのことから逃げてしまうと自分が見えてしまったので
戻るのはやめました。
あのときの判断が正しかったのか、間違っていたのか
今でもふと思うことがある。
地元にずっと居られたらなってずっと思ってました。でも、そういう訳にもいかず
そんな私にとってかけがえのないもの。
故郷って私の原点です。と。

切ないメールだなと思って
選ばせて頂きました。

僕自身もこの気持ちになったこと何回もあるし。
そして、あの時の判断が正しかったのか間違っていたのか、今でもふと思うこと、
僕も、いっぱいあります。これはふるさとのこと関係なくね。うん。
今、自分がこうして生きている今ね、それすらも正しいのか正しくないのか
ふと考えることがある。
やっぱりこれは、自分的に、ま、個人的な話やけど、やっぱ、耳患ったとき、
病室で結構考えたもんね。
自分のこれからっていうものを。うん。
で、今日まで、をすごく考えた。
で、これからっていうものが治療中なんで、
今は、
もう、治療も無いですよとか、薬も無いですねっていわれている現実。
ね、でもこれはあの、病室にいるときは未来やから、
分からないものじゃ無いですか。
で、今、迷惑掛けてる中で、どこまで治せるんだろう、
果たして僕はこうなるために生きてきたのか?とかって感じやったりとか、
なぜ?ていう、なんでこのタイミングやねん、
なんなんっ?って、イライラもしたし

出来ないことが多く増えた感じとか。
で、痛いしね。うん。
だ、すごい考えましたよ。うん。今も考えてるしね。
現実と向き合ってね、うん、今の自分というものがいかにどこまでできるのか、
っていうこととか、
結局ここあきらめなアカンの?とか。
ま、諦めてることの方が多いですからね。
うん。あ、これも無理か。
あ、これもアカンか。じゃ、やめとこか。
とりあえず、今はやめとこうか、とりあえず我慢しようか。
って結局また我慢することの方が増えてしまうリズムになっちゃうから、
そのリズムをかえなきゃいけないなって。
じゃ、これを我慢するし、やめるけど、
こっちに楽しいことあるやん、っていう、
そっちにもっていこかな、みたいな感じでやるっていう。
うん、でも、これってね、むずかしいよね。

地元にずっといられたらなと思ってたけど、
「でも、そういうわけにもいかず」
この「でも、そういうわけにもいかず」って、みぃんな思ってるよねって。
うん。なんかこう、権力とかさ、支配とかさ、
そういうものも絡んできての、
「でも、そういうわけにもいかず」やと思うねんな〜。
うん、だってさ、あの〜、ま、海外が特化してるかっていったらそうとも言えないかもしれなけどさ、

たとえば、自分がさ、これちょっと仕事向いてないなって思ったときに、
「あの、ちょっとやめますね」っていう、
自分の人生の権利っていうのかなぁ、選択っていうのかなぁ、で
それを、
あ、わかりました。あぁそうか、やめますと言われる理由がこっちにもあるんだなって、
会社側がなるみたいなさ、なんかあんま、そういうのがない、よね、なんか、ムード的に。
うん、もうちょっと、自分の人生、あ、ちがうな、あっちかな、こっちかなって
どんどん、こう、選択して進んでいけるようなシステムみたいなのがさ、ちょっと少ないっていうのかな。
もうちょっとあってもいいんじゃないの、全体、世の中。って思ったりしますけど。
そうすると、こういうフレーズって、そんなになくなるのにな。
うん、これだって、ヒーローの台詞ですよ。
ヒーローがヒーローをちょとやめたいなと思ったときに、
でも、ちょ、そういう訳にもいかず、みたいな。
地球に悪がある限り、みたいなさ、話になってくるやん。
でも、ヒーローちゃうからさ。みんな、あの、一個人やからね。
うん、ちょっとな〜、心配やけど。
でも、故郷というのは私の原点です、って書いてますけど
ほんとにそうですよね〜。うん。
僕も何回も帰りましたもんね。いっとき。
また帰るん?みたいな。うん。
や、でも、そうしないと頭がふれちゃって訳分からなくなるんすよね。
それでよくね、うん、帰ってました。
うん。ま、あの、自分の心の声を聞きましょう、っていうね、ことはね、
ほんと大事なんだと思う。ほんと、病室ですごい思ったもん、それ。
自分の声ちゃんと聞いたらなあかんな〜って思いました。えぇ。
ぜひみなさんもね、そんな想いでこの曲を聴いてもらいましょうかね。

♪I've found my voice


堂本剛とFashion&MusicBook、
今夜はですね、ま、ゴールデンウィークあけ、
ゴールデンウィークがあったというね、中でですね、え〜、
みなさんに故郷に対しての想いを綴って頂いた、そのメールを
読ませて頂きました。
ま、ほんとにあの、
身にしみる、うん、感じでした。色々やっぱ思い出しちゃうしね、自分もね、うん。
なんか、こう、切なくもなるけど、それだけふるさとっていうものは自分の心の中の存在としても、とてもおっきいんものなんだなと、改めて感じました。

みなさんからも様々なメールお待ちしております。

メアドtsuyoshi@bayfm.co.jp FAX 043-351-8011 はがき 261-7127 bayfm まで
どうぞよろしくお願い申し上げます。

ライブを僕はやっております。
みなさんチケット、手にされてるでしょうから。
日程、時間、言ったところで、だと思いますので。えぇ、あの、
ぜひ、道中お気をつけていらして下さい。
道中お気をつけてお帰り下さい。

最後にね、ラジオネーム、もころさん、これ読ませて頂きたくて。

あの〜、故郷がね、山梨県南アルプス市。
かっこいいよね、南アルプス市って、かっこいいよね。
で、合併して、しゃれた名前になってしまった、ということなのか。
南アルプス市はもう合併した後の名前か。なるほどね、後の名前
旧中巨摩郡白根町(きゅうなかこまぐんしらねちょう)え、ちょっとまって。
きゅうなかこまぐんしらねちょう から、
みなみあるぷすしになったわけ。

おぉ。ちょっと脳がついていかないね。おもろいけど。
え〜、山や畑に囲まれた土のにおいがするのどかな田舎です、と。
現在はそこから遠く離れたニュージーランドに住んでらっしゃるんですって。
で、思い出すときりが無くなって帰りたくなってしまうから、普段は忘れるようにしてるんだけれども、
SNSなど地元を離れなかった友達の子どもがね、
母校の小学校とか中学校に入学したという写真を見る機会が多くてうらやましく、
また懐かしい気持ちでいっぱいになっちゃった、と。
母が早くに他界し、今は実家もなくて、もう、もどれないと思っているから、
愛しさは増す一方。
むしろね。子どもの頃は都会にあこがれていたけれども、
大人になって本当にいい環境のよい世界で、
一番素敵な場所だったんだなと、一番の場所だったんだな思います。
うん。
この「もう戻れないと思っている」うん。
このフレーズも切ないな〜と思って。うん。
でも人生ってそうやもんね、もう戻れないからね。
ま、でも、なんやろな。
でも、もう一度戻ることは出来るよ、っていうかさ、
あの、魂はね。
あの、年齢とか、そういうのは戻れないよ。うん。
でも、魂が戻ることは出来るから。
魂というものは、形があるようで無いようなもので。
でも、無いようなものであるけれどもあるようなものやから。
だから魂は戻ることはできるよね。
ま、そういう気持ちに戻ることは出来るよねってことね、
すごく簡単に咀嚼して言うとね。
うん。でも、魂はほんと戻ることできるからさ。うん。
だから僕も家に奈良のものめっちゃ置いてるからね、ならにいつでも戻れるように。
魂だけね。体は東京やけど。うん。
ま、ぜひ、あの、
ニュージーランドに住んでらっしゃるからこそね、得たご縁とか色んなものがあると思うから、それはそれで第2の故郷として大事にされたらいいと思うし。
この、中巨摩郡白根町という文字も、うん。大事にされたらいいと思うし。
ニュージーランドに住みながら、現南アルプス市、ま、山梨県のなにか名産の物とか
工芸品とか、あとはお酒とか
そういうものを家に飾るなり、日本酒風呂してみるなり
色々とこれからは遠くに離れているけれども、
うん、シッピングなのかエアーなのか分からないですけれども
山梨から取り寄せてですね、うん、なんか、
月に1日くらいは、山梨っていう空間で生活するっていう、部屋の中で。うん。
あるいはニュージーランドのお友達に、
山梨県のお酒を一緒に日本酒のもうって言って
酒パーティーとかしてもいいんじゃないですか。なんか。うん。
切なくもなると思うけど、癒やされるとも思いますよ。うん。
その一歩を、ちょっとなんか勇気を出して踏み出してみはったらいいんちゃうかな〜って思います。
気持ちはすごく分かるけど。うん。
崩壊していったり苦しくなったりしそうな気がするからね。うん。
でも絶対大丈夫。
あの、ふるさとっていうのは自分を崩壊させるために存在してるわけじゃ無いからね、絶対。
受け止めたり抱きしめたりする、してくれる場所なんで。どんなことがあっても。うん。
ぜひ大切にされてくださいと思って読まさせて頂きました。

それではですね、今夜♪彼方(タイムマシーン)
自分も奈良を想いながら、うん、奈良で作った、え〜、そんな曲ですけれども。
こちら♪彼方(タイムマシーン)を聴きながらお別れです。
堂本剛とFashion&MusicBook
お相手は堂本剛でした。
それではみなさんまたお会いしましょう。
おやすみなさい。

♪彼方(タイムマシーン)
2018/05/26 by ままこ [477]

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* 05/26 #459

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