++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#458

bayfmをお聴きの皆さんこんばんは
堂本剛です。
堂本剛とFashion&MusicBook
始まりましたが、

えーとですね、
僕の地元の奈良にあるんですけど
宇陀という所がありまして、

宇陀の道の駅でですね
4月の下旬頃から
神饌たけのこっていうのを
販売したそうで、

これがですね、春日、
春日大社さんの
境内の裏山でとれたたけのこ、
ということなんですけど、たぶん
裏ってことは原生林なのかなあ、
春日原生林で取れてるのか、

お山はあるんですけど、
そこのお山で採れたたけのこ、
ということなんですね。

売り上げのそのお金は
神社に奉納するんですって。
で、運営したり社殿の修復に当てられると
いうことなんですけど、

すごく だから
いい流れを作られてるなという感じも
しますよね。

そんな、
神饌っていうところで、
いわゆるお祭りであったりとかね、
祭事、神事とか
いろいろあったときに
神様にお供えするものなんですけど、

神社とかお祭りによって
特別な素材使ったり
個性的なものが多いっていうところで、

奈良のですね、
年中行事を追う写真家の
野本暉房(てるふさ)さん77歳の方が、
20年近く撮りだめた神饌のですね、
写真集を4月に出されたんです。

っていう話を、
今日ラジオでやろうと思ってたら、

昨日僕スティーヴと会ってるんですけど、
パーカッショニストのスティーヴエトウと
会ったんですが、
スティーヴも奈良人なんでね、あのー

無言で、
僕の目線に入るところに
この神饌って言う本を置いてありまして、

それで、ああスティーヴか、って
やっぱ思うわけですよね、
で、まあ読んで、
読んでっていうかまあ
写真をみさしてもらって、

すっごいね手の込んだ、
もうアートですよね。

で、色使いもそうですし、
図形もそうですし、
何よりもやっぱり、人々がね、
神様にお供えする物っていうことで
そこに集中して それを作り上げていく
その完成された美を
神様に奉納するっていうね、んー、

これは見事な、あのー

僕はもともと神饌が気になってたり
好きだったりするんで、

めちゃめちゃ綺麗ですよやっぱり。
これ地方変わるとまた全然違いますしね。

こういう文化っていうのが
あるっていうことが
大事なんでしょうけど、

もっと深く掘るとやっぱり
そういうことに時間を割く
その人の その行動というか
行いというか、
それが結果大事なんだなーとは
思いますけどね。

よくその音楽やるときも
音楽の原点ってなんなのかなみたいなことを
考えてやるってやっぱ大事っていうか。

結局はだって最初はね、
人々に捧げるために
音は始まっていないわけだから。

まあ、その、
農作物が獲れたな〜とか、
神様ありがとう〜とか、
まあそういうところからやっぱり
人々は音を奏でているわけであって、

娯楽のために音を奏でたって
いうわけではないからね。
今それが娯楽には変わっているけれども。

だからといって
娯楽をやればいいかって言ったら
僕はちょっと違うのかなっていうのも
ちょっとあってね。だから、

こういう神饌のあの、
いろいろなものを体感すると
写真集とかでもそうですけど
いろいろ体感すると、

自分が
1日1日ご飯を食べるっていうことも含めて
なんかこう、
気持ち変わるんでね。

ちょっとご興味ある方は
調べてみてください。
77歳のおじいちゃんが、
なんかね、
職人的な感じの写真やなと
思いましたけど。

ただただ落とし込むってわけじゃなくて
なんかその人のね、
想い入ってんなーみたいな感じですごい
可愛らしくもあるし、すごいちょっとこう
身の引き締まるような
凛とした感じもあって、

非常に面白い、
美しい本だなと思いました。はい。

それではこちら、去な 宇宙、
聴いてください。

♪ 去な 宇宙

堂本剛とFashion&MusicBook、
えーここでですね、
アルバムの感想がきているのでいろいろ、
読まさせていただきますね。

5月2日に発売いたしました
堂本剛ENDRECHERIのですね、
『HYBRID FUNK』
こちらについての感想です。

まず、ゆきちょさんがですね、

『ケリー&サンカク君待ってましたよ』と。
『ENDRECHERI『HYBRID FUNK』、アルバム最高にかっこいいです。体が自然と動いてしまう、最高に楽しい、とんでもない宇宙へ連れてってくれるドキドキ感、笑いながら泣けてきちゃう感じ。一曲目で動きすぎて疲れちゃう感じ、最後のENDRE CHERIでフォーって声出ちゃう、最高ケリー大好きすぎる、HYBRID FUNKラジオで初めて聴いて耳で惚れて、ミュージックビデオで目もやられました。音が最高にかっこいいし声もたまらなくかっこいいです。剛さんの吐息たまらないです。他にもたまらん曲ありすぎた、アルバムループヘッドホン外せない、剛さんありがとうございます』と。

非常に興奮して訴えてるのでね、
『キーボード壊れてるんじゃないか』と。

みゆきさんがですね、
『CDを聴くときにイコライザ―の調整したほうがいいですか』って
質問きたんですけど、

『HYBRID FUNKを聴いてるんですけれども』と。で、
『最初はなんじゃこりゃあだったんですが聴いてるうちに癖になって、聴かずにはいられなくなるこの感じ大好きです。CDオーディオプレーヤーにイコライザ―の調整機能がついていて、せっかくなんで調整方法調べて好きなスッキリ聴こえるような設定にした』んですって。

『でも低音が物足りないから調整して、音がまた籠って聴こえて調整して、高音がキンキン聴こえて調整して、曲によって私の聴きたい音が足りない気がして調整して、いろいろ試したけれども挫折して、結局何もさわらない状態のフラットで聴いています。イコライザ―調整難しいです』という。

『おすすめの設定ありますか』とか
『調整しないほうが音源通りに聴けますか』というのがあったんですけど、

調整しないほうが
音源通りにはもちろん聴けますよ。
もちろん聴けるんですけれども、あのー、

スッキリしたのが好きっていうのは、
これはもうなんていうんですかね、
現代耳というか。

マスタリングっていう作業に
なった時点で、
天井とか空間がなくなっちゃうから、
もうほんとスッキリしちゃうんですよね。

っていうことは、
ボーカルでいうと、
声の余韻とか、リバーブ、
声の伸びとかね、
そういうものとかが
どんどんどんどん減衰していく、

もともとあったはずなのに
消えていっちゃうんですよ。
で、それを少しでも守るために、
マスタリングエンジニアに
あーだこうだ言うんですけど、

だいたいの人は
ダイナミックに音をバンと出すために
切っちゃうんですよね。

でもそこありきで、料理してるんで。

料理も結局ちょっとした、
最後 塩ふた握りみたいな、
あ、握りは多いわ、
ふたつまみ。うん、で、

これでかかったりするじゃないですか、
それがいなくなっちゃうんですよ。

でも僕らは、スタジオでは、
ファイナルミックスっていうのを作るのは、
それをちゃんと守って
作ってるんですけども、
で、この後、ふたつまみを
せめてひとつまみぐらい
残したいっていう、
どうしてもふたつまみは
残らないんですよ。

だから、
本当に美味しいなって料理を
食べていただくためにはー
みたいな、

店に来ていただかないと、
みたいな感じになって。

なんかデリバリーだとちょっと
いろいろ変わってきちゃうじゃない、
熱とか、味とか。
味がちょっと落ちたり変わったり。

だから、
マスタリングが悪いってことを
言ってるわけではないんですけど、
どうしてもその作業を行って
CDショップだったりってところに
行くんでね、

それがね けっこう、
「あー前の方がかっこよかったのにな」
って思ったりすることは
すごく多いんですけど。

だからまあ今回のアルバムは、えっとー、
そのノイズも含めて
音にしてるっていうか。
まあ雑な感じ。

綺麗でスッキリでみたいな音で
ファンク聴きたいっていうんであれば
それこそ、プリンスとか聴いてもいいと
思うんですけどね。
まあ、
キング・オブ・ポップと言われてるけども
僕はファンクの要素
めちゃめちゃ多い人なのになと思ってる
マイケルジャクソン、とかを
聴くのがいいんじゃないですかね、
後半のね。

前半けっこう
マイケルはマイケルで
ざらっとしてますけどね。

これでドイツのスピーカーで聴くのと
アメリカのスピーカーで聴くのとも
音違うし。

アメリカのほうがカラッとしてるし、
ドイツはちょっと暗い。
僕はドイツのほうが好きですけど。

そうやって自分で、スピーカーと、
アンプの相性なんでね、
イコライジングももちろん、あの
いろいろやっても面白いですけど。

でもそうやってやってみて、
聞こえ方が変わるっていうことを
学ぶことができますよね。

そういうのを我々は、
頃合いのいいところで留めてるんで、

自分の好きなように
ちょっとこう調整して
聴いてみていただくもよしですね。あの
お好きにしていただくのもよしですよ、
ほんとに。

で、えっとダリルさんがですね、
『全体を通してベースが前面に出てるアレンジですか』と。
『下半身にずしっとくる響き、すごく新鮮です。歌もメロディも繰り返しの連続なのにエンドレスで聴いていたくなります』という。

これはもう完全に、
体がファンクに
なってきてるところですね。

『これまで聴き馴染んだソウルやファンクの香りが今までで一番強い感じがして心地いいアルバムです』と。
心地いいって言ってるからね。

『個人的にすごく好きなのは、セパレイトしたブレイン と、シンジルとウラギル、夜更けにひとり物思いにふけりながら心に染みていくような切なさが好き』だと。『特にシンジルですけど一番好きかも知れない』『今までになくまっすぐファンク色を濃いままにベースを強調したアレンジにした理由など教えて欲しいです』と。

えー58歳の方から、
これびっくりしましたね 今。
58歳の方が、

『ベースのずしっとくる感じ』そして
『繰り返しが心地いい』『ファンク色を濃いままにベースを強調したアレンジにした理由など教えて欲しいと思います』
58歳です、ダリルです、っていうね。

まああのー、
単純に僕、ベース好きっていうところと、
あの、

ベースがね、
J-POPは
ほんとにちっちゃいんですよ。
もっとベース
鳴らせばいいのにと思うけど、
ボーカルがでかい、
ベースちっちゃい、っていう。

まあ、当たり前かも知れへんけど、でも
ファンクはグルーブなんで、
グルーブが基本的にやっぱ
なってないとダメなんで、で、

その J-POP だったり
まぁいろいろなことをいったん無視して
やっぱファンクやりたいなって
ずっと思ってるのもあるし、
ずっとそのファンクは
やってきてるけども、
自分が思ってるファンクを
やれる環境ではなかったりとか、
やりすぎるとちょっとなんか
よくないかもとか、
いろんなことを思って作ってたんで、

でも今回はもう、
めんどくさくなっていろいろ。

人の言う、人が言う、人は言う、
これが全部めんどくさくなったんです。

あの、
自分が言うでええやんけ、
っていうことなんです。
僕はこう思ってるからこう。

それを あのー、
いいと思われなかったら、
それはそう。

それがまた、
人は言う、人が言う、なんでね、
それはもう人が言ってることなんで、
もうどうでもいいと。

僕は自分が作る作品なんで、
僕が仲間と作る作品なんで、えー

僕と仲間が
鳴ってるべきであるっていうかね、
そのアルバムの中で。

っていうところで、
まあ なんか作ってったっていうのが
ありますんで。

あとはその、
『シンジルとウラギルが一番好きな曲だ』

ま でも、
ファンクファンク言ってますけど、
僕もっていうか、我ながら
好きな曲ですね、なっかなか。
よくこの曲できたな-みたいな感じでした。

今 世の中で結構、
そのなんていうのかな、
すごい辛い思いしてる人
めちゃめちゃ多いなっていうか、

僕の、
この世界特殊ってのもあるんですけど、
いろんな、なんかこう 人に相談
乗ってくださいって感じで、

まあ別に僕でよければ
はいどうぞって言って
受けるんですけど、

やっぱその中に、こう、
なんていうのかな、
やっぱ、
支配とか、独裁とか、
そういうワードが多いですねー、
なんか聞いてると。んー
権力とか。

でもそんな中で
いろんな怒りとか
押さえきれないなんかこう
もどかしさみたいなものを
エネルギーに変えて今回は
アルバム作ってるんですよ。

だから、愛とか、
まあ愛あるが故のですけれども、あの
乱暴な部分っていうんですかね、
そういうのも、
アルバムにに取り込んでるんで、
ザラッとした音質になってたりとか、
綺麗にまとめすぎなかったりとかっていう
そのファンクのルールも含めて、
今の自分の感情とかも含めてね、まあ、
表現したって感じですよね。

まあちょっとじゃあその、まずは、
イコライジングいろいろして
試しましたとかね、
いろいろ話ありましたけれども、
こちら、HYBRID FUNK、
聴いていただきましょう。

♪ HYBRID FUNK

堂本剛とFashion&MusicBook、
今夜の放送いかがだったでしょうか。

今日はちょっと『HYBRID FUNK』
5月2日に発売しました
堂本剛ENDRECHERIのアルバムの
感想などいだだいたんで、そちら
読まさしていただきましたけれども。

えーまだまだ、
アルバムの感想とかも含めて、
ライブの感想などもあると思いますので、
どんどん送っていただければなと思います。

メールの方は、tsuyoshi@bayfm.co.jp
FAXの方は、043-351-8011、
はがきの方は、〒261-7127 bayfm

まで どうぞよろしくお願いします。

えー
5月2日にアルバム
『HYBRID FUNK』発売し、
そしてライブもスタートしております。

15日と16日のZepp Osaka Bayside
終えまして、
次がですね、
21日22日の東京の Zepp DiverCityです。
その後が、
6月の7日8日が東京NHKホールになり、
18、19日が大阪フェスティバルホール、
そして28、29日が
名古屋の国際会議場センチュリーホール、
というふうになっております。

最後にちょっと、
エイジエイジからきてるんで、
ちょっとこれだけ
読まさしていただいてですね、

ちょっともう長文ですので、えー
ちょっと抜粋させていただきますよ、
『エンドリケリーさんの再始動ですね』
ということで、
『『HYBRID FUNK』発売おめでTUございます。発売が発表された日に当店の予約受付開始で、Limited Edition AとBとともに1日で予約埋まりましたよ。大反響につき過去最速、』らしいですね、

『ほんとに毎日忙しくて、エンドリケリーさんの準備もうまく進まないもどかしさと戦いながらこねこね工作をし、いろいろ展開物を作りました。毎朝朝5時まで家で準備をしてお店で形にするというこれの繰り返しで遅くなりましたが、スタッフの方々の お力添えもいただいてね、やっと ENDRECHERIのコーナー完成しました。アルバムも購入させていただきましたけれども、ベースの音が大きくよく聞こえ、個人的にベース音が大好きなのでとても嬉しいです。自然と体が動いちゃいます』

えー、
やからねとかね、
堂本剛の素とかね、
いろんな感想を
書いてくれてるんですけど、あと
24CH△NNELが大好きすぎるんで
またして欲しいですっていうね、
僕も24CH△NNEL
好きだったんですけどね、
終わりましたね。

めちゃめちゃいつもそうなんですけど、
エイジエイジはね、
ポップも含めて、

こりゃ5時なるよね、
こんだけ展開してくれてたら。

すごいよなぁほんま。
こんな事やってくれるさあ、
いいひんよ、なかなか。
ほんまにいつもありがとうございます。

前にね、
Duttchが遊びに行ったりなんかして
くれてましたけど。

またDuttchはDuttchでいいよね、
そういうなんかさ。

もう〜みんなだから、
耳のこと気にしてくれてるからさ、
これ効くと思うよとか
ああやこうやって
現場ではいろいろくれてね、
みんな優しい。で、

その逆もあって、いい意味でよ、
全く気にしてへん人ね、うん、
これもあってまた気持ちいいみたいな、
心地よしみたいなところですけども。

皆さんもね、あの、んー
やっぱりこう自分の声?、っていうものは
ちゃんと聴いてあげるべき。で、
それを叶えてあげられるのであれば、
ぜひ叶えてあげてほしい。

えー先ほどありました、
シンジルとウラギルというね、曲、
まあ僕も、まあなんか
一番好きって言ってもいいなっていうか、
まあ一番、自分っていうものが
素で鳴ってる感じかな。あのー、

恥ずかしくも僕自身もね、
死にたいとかさ、
もうなんか、
逃げ出したいここからとかさ、
なんのために生きてんのやろ、みたいに
思って生きてた日がありますから。

その時の自分を思い出して
人の相談聞いた時にね、
ああすごく似てんなあ自分とって、
環境とか状況がね、
っていう流れもあって書いた曲なんで、

自分にとってもまあちょっと
聴くと苦しいんですけどね、
でも聴くと苦しい曲って
やっぱ歌っちゃいますね。

PINKって曲も
聴くと苦しいし、
歌うともうほんと悲しくて
仕方がなくなるんですけれども、

それでもやっぱり歌いたくなるんですね、
こういう曲って不思議と。

ぜひこちら、皆さんもね、
今の自分、みたいなもん、
そういうものを照らし合わせて
ちょっと聴いてみていただければなあと
いうふうに思います。

今夜はですね、
その シンジルとウラギル を
聴きながらお別れです。

堂本剛とFashion&MusicBook、
お相手は堂本剛でした。
それでは皆さんまたお会いしましょう、
おやすみなさい。

♪ シンジルとウラギル
2018/05/19 by tino [476]

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* 05/19 #458

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