++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#314

bayfmをお聞きの皆さんこんばんは。堂本剛です。堂本剛とFashion&MusicBook始まりました。本日8/8は親孝行の日というふうに1989年に制定されております。8 8が母、パパと読めるというところから母、父ということでございます。親孝行というものはほんとに何かをしてあげる、何かをプレゼントする、それももちろんそうなんですけど、感謝を伝えてあげるってことが何よりかなと思ったりすることのほうが多いです。ほんとにお母さんいつもありがとうと。あの、母との時間をものすごく多くすごしてますから、うん、必要以上に。

先日も話しましたけれども、母はもう70越えておりますので、小さい身体ながらに戦争の記憶もあります。防空壕の記憶もあります。未だにやはり暗闇が非常に怖いって言ってたりしますけれども、何が言いたかったかというと、そういう経験をしながら、自分を生んでくれている母がいるというところで感謝以外の何もないなというか、うん、だから何かをプレゼントするということももちろん大事なんですけどたくさんのきらびやかな自分を見せてあげれたらというか、うん、あとはちゃんと言葉にして伝えたいなっていうのは思います、うん。

僕は、全然面倒臭がったり照れくさいなということで言葉をやめたりするタイプではないので、ものすごく普通にまっすぐに母にはいつも気持ちを伝えてます。だから何も親孝行最近してへんなーとかこんなことしたりたいなーみたいなことをあまり思わないタイプなんですけど、できるときにするタイプなんで、記念日とかねそういうのがあることで、背中を押されて何かをするタイプではないので、うん。ああ今日はそういう日なんだなというのはちょっと改めてなにかこう、まあこういう日を作ることでいい部分もあるのかななんて、でもこういう日がなくてもね、親孝行みんなすればいいのになと反面思う部分もありますけれども

エプロンさんが
美味しいフルーツたくさんありますね。と夏はどんなフルーツ好きですか?

みたいな話がありまして、あの、昔shamanippon shipライブ、奈良で2ヶ月間くらいやらさせてもらった時にあの、パーカッションのスティーブさんがですね、パッションフルーツの差し入れしてくれたんですよ。それをみんなでわけあって食べたんですけど、それがとても美しくてね、みんなで同じものを食べる、みんなで分け与える、みんなで美味しいと伝え合う、ただそれだけなんですけどね、それがとても幸せだったんですよ。

shamanippon shipをやるのに沢山の人の葛藤と闘いがありましたから、想い、情熱、本当にそれを叶えるために本当に死に物狂いで本気で真剣に仕事をした人たちが、あそこに集結してたんですよね。でもいざ始まってみたらその苦しみもどっか飛んでいってしまって、ま、それによっての今の未来いろいろありますけれども、でもあれはやっぱり僕はやるべきだったし、やってよかったなと思ったり、うん。

パッションフルーツ食べるたびに思い出すんですよ、その時の気持を。あのときやっぱり震災のこともありましたから、行政、政治、なんか、コストいろんなことをありましたけど、僕はどうしてもやりたかったし、連日並んで暑い中チケットがないのに漏れ音聴くっていう人たちが増えたりね、うん、最終日にはエントランスにも人がわんさか入ってきて、そのエントランス開けてライブやったりとか、まあいろんなことやりました。

僕の生まれた西大寺幼稚園のね生徒さんもちょっと招待して楽器触らせてあげたりとかいろんなことしました。とても自分の命とふるさとと、うん、そういったものにとても感謝する、うんそんな時期でしたね。

ライブを見に来た母が猛暑で「今日は見たいと思ってたけどちょっとふらふらしてちょっと自信がない」と。それで「じゃあお母さんもういいから今から病院行っておいで」と。で、タクシーに乗せた時に「ああ、堂本さんやな。」って言われて。「はい」って言ったら、「昔自分がちいちゃい頃乗っけたで、おっちゃん」て言われて。「ああ、そうなんですか、ご縁ですね」って言って。で、「すいません、お母さん病院まで送ってあげてもらっていいですか」「まかしとけ、おっちゃんに。ええ歌、歌いやー。」言って。
そういうようないろんな縁に巡りあった時期でした。

大親友のKenKenのお父さんが亡くなったりとか、いろんなことがあって、うん、で、一人で散歩してる福島の女の子にも会ったりとか、うん。いろんないろんなことがありましたね。そういったものを与えてくれる時期だったんでね、パッションフルーツ食べると、なんかほんとにいろんなこと思い出すんです。

で、その会場でファンの方に「即興で今から歌うけどなんかテーマない?」って言ったら「奈良」って言われて、「適当すぎるやろ、それ」って言いながらも歌を歌ってできた歌、彼方って曲があるんですけれど、うん、それも奈良のshamanippon shipでできた歌なんで、こちら今、聴いていただけたらなというふうに思います。

それでは聴いてください、堂本剛で彼方、どうぞ。

♪彼方

堂本剛とFashion&MusicBook、それではここでメールご紹介させていただきますけれども、

まずはですね、あゆみちゃん
私が印象に残っている「しTUれん」、しTUれんはですね、1年片思いをした人に告白しようと思って呼び出したと。中々言い出せなくて沈黙が続いて「なんなの話って?」と言われて意を決して言おうとしたら「ゆっとくけど付き合えないから。今まで片思いしてたの、長かったよね」と言われたことがめっちゃ印象に残っているしTUれんの思い出です。と。
もう10年位前の話ですけど、どんだけ上からやねんと今なら言えますが、当時はかなりショックでしたね。と。

うん、まあ彼は気づいていたんですね、その気持にね。うん、でもまあ上からですけどユニークではっきりしてていいんじゃないですか?うん、「なんかごめん。おれ・・」みたいなことでもなく、うん、「ああごめんちょっと付き合えへんから」っていう。はっきりとしててわかりやすくていいんじゃないですかね。うん、まあこういうときにね、何を持って優しさというかというところは、これね、このあゆみちゃんのように、自分から仕掛けた側が決めるので、優しさっていうものがややこしくなるって僕いつも思うんですよね。

これをはっきりそう言ってくれたんで、とても優しいなって感じました。って人に伝えたら、「ああ、はっきりするってやっぱり優しいよね。」って人は言うんですよ。でもこれを「すげえ上から目線やんけ」って冗談で言う。全然いいんですよ、これ全然いいんですけど、「どんだけ上から目線やねん」って人は言葉を続けるので、相手の印象を悪くするんですよね。あの、自分が。今あゆみちゃんが、相手の印象悪くしてるよって話をしてるんじゃなくてね、自分が相手の印象を悪くするんですよってこと。

だから人それぞれ十人十色、優しさとか、愛というのは違いますけど、それは違っていいんですよ。親も違いますから。ふるさともちがいますから。違うのは当たり前なんですけど、日本人というところだけで考えると違わないんですけどね。ていうところを見失っているなというところなんですよ。だから自分が相手をどう思うかでその人が変わってしまうので、気をつけて過ごしたほうがいいなってすごく思います。

うん、だからみんな愛とか優しさっていうものに悩むんです。うん、何を言われてもその人をたてなさいという話をしてるんじゃないですよ。一方的な、理不尽なものもありますから。ただ、自分が相手に対して「ああ、優しいな」と感じる能力をやっぱり持たないといけないかなっていうふうには思いますね。こういう恋愛は特に。うん、お仕事でももちろんそうですけれども、恋愛とか特にね、あとは親子関係とかもそうですけどね。

「なんてひどいお父さんなんや」「なんてひどいお母さんなんや」って言ってしまったらもう、「へぇあんたんとこの親ってひどいねんな」って周りは言いますけどでも冷静に考えたら、こんなこともあってこんなこともあった果てにあんな言葉オレ今言われてんな。もうちょっとね、頭のなかで一回考えあってことすごく思いますね、人に対して。

今ね、考える力ないんですよ、みんな。何故ならば便利になりすぎてるから、考える必要性ないんですよ。例えで簡単に言うのならば、漢字変換とか、パパパって打ったら漢字出てくるじゃないですか。全然辞書で引かんでいいわけですから。それって考えてないんでね。なんやったっけ、この漢字ってことは考えてますけど。でも、辞書を引いて考えてるわけじゃないから、うん、考えるってことが少しおろそかになってる時代だなとすごく思うんですけれども。うん、まあそういう部分をね強化していきながらもう一度、今一度ね、僕らがここまで来てしまったけど、これくらい下がって未来を見つめてみてもいいんじゃないかって場所まで、戻ることはすごく大切なことかななんていううふうに思います。

でもまあずっと片思いしてね、どんだけ上からやねんてまあ思う気持ちもわかりますけれども、うん。でもそれだけ人を好きになれたということはとても美しいことだと思いますよ、うん。家族、お父さん、お母さんね、がいたから自分はそうやって恋もできて彼のお父さん、お母さんもいて、その人が存在した。うん、その全てに感謝してしまえば、少しは前向きになれるんじゃないかな?っていろいろ思ったりします。

そしてさかなさん、10代の方ですけれども。
僕は剛さんの考え方が好きでぜひ剛さんの考え教えていただきたい、お聞きしたいというふうにすごく丁寧に言ってくれてますけれども。剛さんの歌やお話にはよく愛という言葉が、姿が見えます。と。僕も未熟ながらよく愛について考えます。自分が人に与えられる愛とはどんなものだろうと。ですが、17歳の未熟な自分にとっては、とても難しい。と。他人の愛は見つけられるのに、嫌になるほど傷つきやすい心の弱い僕でも一人の人間として愛を与えられる人になるためには、どんなことから始めたらいいでしょうか。と。

で、もうこの文面に、そもそも愛が存在しているじゃないかと僕は思ったりもします。こんなことを考えて今生きている人どんだけいますかと思うんですよね。みんな自分のことばっか考えてるのに。そういうふうにこのメールを読んで、言葉を読んで思うのと、あとは、どうやったら愛を与えてあげられるんだろうていうことすら考えずにアクションを起こせる、そんなふうになると一番いいなって思うんですよ。

だから、「ああ、オレ今ええことしてんな。カッコええなぁ。」もうこれ、一番最悪ですからね。なんやろ、例えば、目の前で幼い子がわーって走って、バターンってコケた時に「ああ、大丈夫?」って言って声をかけること。これが愛なんだろうか、愛じゃないんだろうかっていうそんなことを考える時間がないじゃないですか。「ああ、大丈夫?」って言ってしまったりする。今不思議なもんで「うちの子に触らないでください」みたいなそういう感情もなんか育っている世の中なんで、一向にね、スムーズにいかないですよね、その辺が。

だからこうやって若い人たちが考えちゃうんですよ。うん、とても変な時代ですね。だから、何が優しいか、何が本当の温もりか、っていうことをやっぱり訴えなければいけないような変な時代になってますよね。感情はこもってないけど、言葉の種類で、あの人は頭がいいんだな、しっかりしてるんだなみたいな、なんかそういうのがいいとされているわけのわからん変な時代なんでね。

うん、でもほんとに愛とか優しさとかなんでもそうですけどほんと考えず、それが考える間もなく自分から溢れ出るようなことになればいいなとすごく思うんですよね、いろんなことがある世の中ですから、まずは自分をね見つめることが大事だなというふうに、な、これに尽きるなというふうに思いますが、どうぞそんなに悩まずに、今そうやって真剣に考えるっていう時間がいくつもあるんだろうから、いっぱい考えればいいと思う。この考えにくい世の中の中でいっぱい考えればいいと思う。

で、考えた果てに考えなくなってゆく。考えずに愛というものを感じることができる。そんなところにゆくでしょうから、この10代からそんなことを考えられる、うん、ということはとても素晴らしいことだなって、自信をもったら僕はいいと思いますよ。

さ、それではこちら聴いていただきましょう。恋にも愛にも染まるような赤。どうぞ。

♪ 恋にも愛にも染まるような赤

堂本剛とFashion&MusicBook今夜の放送いかがだったでしょうか。
本日は親孝行の日ということでございまして、こういった記念日に背中を押されて親孝行をする人もいるでしょうから、このラジオたまたま聞いてですね、今日くらい電話しとこうかな。みたいな。「なんなん、いつも電話せえへんくせに急に」って。「いや、今日親孝行の日やからさ、今ラジオでたまたま聞いて堂本剛のボケがなんか言うとったわ。だから電話したやん。いつもありがとう。」っていうね。

なんかそういう時間につながればいいかなっていうふうに思いますけれど。まあ、こういう記念日がなくても親孝行してますっていう人もたくさんいらっしゃるでしょうけれども、あるいは親孝行したくても、親がもうそばにはいませんという人もたくさんいると思います。その逆もあってね、今お子さんが自分のそばにはいない、ほんとにいろんな人がいまこの日本で世界で生きてます。だから親孝行する日とか、○○する日、△△する日、□□する日っていう、そういう日を意識せずともそこを意識できる事のほうがとても大切かなというふうに思います。

親孝行の日やから親にちゃんといつも感謝伝えなあかんな。な気持ちを今日は恥ずかしくなく言えるから言ってしまえ、それもとても大事だと思いますけど。親孝行っていうのは親がいて初めて成立する行為ですからね。アクションですから、感情ですからね。それを考えることができると同時に今言ったような話も出てくるなと。で、その果てに親孝行出来る自分ならばほんとにいろんなことに感謝しながら親に感謝することができるっていうところまで伝わるっていうか、繋がってゆくんでね、

そういうようなことをひとつひとつ汲み取れるような自分でありたいなと、まあこういう日を通してあらためて僕は感じました。

さあ皆さんからの様々なメールお待ちしております。
メールの方はtsuyoshi@bayfm.co.jp
FAXの方は043-351-8011
はがきの方は〒261-7127 bayfm

までどうぞよろしくお願い申し上げます。


さああさっての8/10、そして11日はお休みで、12,13ということで渋谷公会堂でライブを行います。ぜひ、見に来られる方、ライブの感想などもまたラジオにお寄せください。そして全国ツアーの合間を縫いましてスペシャルライブ堂本剛平安神宮ライブ2015、こちらあを9/11,12,13と3日間京都の平安神宮さんで行います。こちらもいつも台風とかいろんなことありますけれどもね、ぜひみなさんお足元お気をつけになりながらいらっしゃってください。

さ、それでは今夜は「今 あなたと 生きてる」こちらを聴きながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion&MusicBook お相手は、堂本剛でした。それではみなさんまたお会いしましょう。おやすみなさい。

♪ 今 あなたと生きてる
2015/08/08 by こさかママ [322]

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