堂本剛とFashion&Music Book
bayfmをお聴きのみなさん、こんばんは堂本剛です。 堂本剛とFashion&Music Book、始まりました。
今日は10月の11日。 あっという間に年末に向かってますね。
そんなこんなの今日が、なんかウインクの日なんですね。 あっちじゃないですよ、あちらじゃないですよ。 あのウインクね、実際のウインクするの…日ですね。 オクトーバーウインクと言う。 10と11を足して倒してみると・・・ あ〜ウインクしてるように見えるかなと。
う〜ん無理やりですね、これもまた。 誰が作ったんですか?
女子中学生の間で流行ったおまじないで、 この日朝起きた時に相手の名前の文字数だけをウインクすると、片思いの人に気持ちが伝わるというものもある。
う〜ん、こんなんで伝わったらカップル成立しすぎやろがな話ですけどね。 まぁでも思いは通じるっていうこのピュアさは残して、大人になっても残しといてほしいですね、こういう感情は。
でね、日本最古の歴史書の古事記。 あのおまじないの話で言うとですね、この古事記にも書かれているそうで。 朝にですね、3つの言葉を唱えると。 そうするとパワーアップすると言われています。
その3つのおまじないの言葉とは 「はるち・うむち・つづち」という言葉で、「ち」は「気」のことです。 気の流れとかの「気」のことですね。
で「はるち」張る気。油断をせずに注意させる気力。 「うむち」が生む力、生む気。無からゼロから生み出させる気力。 「つづち」続く気。長く持続させる気力。疲労も避けると。
これはさっきもちょっと話してたんですけど、おそらくその神様のね名前の流れでここに至っているだろうなという気がしますね。 神道とか色々本とか読んでたりするとこういうこと載ってきますので、そこからまた神様の名前を唱えて。
神様にも得意分野ありますから、これに長けてる神様これが得意な神様っていう。 だからよくありますよね、神社もみなさん結構勘違いされてて、 ここの神様にはこのお願いごとしても「えぇちょっとそれ不得意なんで」ってことあるから、ちゃんと調べてから行きやと思います。
「いや楽器そんなに弾けないんですけどねぇ…分かんないです楽器のこと」とかね。 弁天さんじゃない所に行って「すみません。音楽が上手くなりますように」みたいなこと言うても 「いやちょっとそのご縁は繋げるかな?どうかな?」みたいな、「頑張ってみますけど…」って。
みんな取りあえず神社行ったら手を合わせなあかん、手合わしとけばいい。 この時間もったいないですね。
ちゃんと日本のこと勉強して 「ここにはこういう神社があるのか。この神社にはこういう神様がいはるのか。じゃあ今の自分の物事・人生と悩んでることとはちょっと合わないかも知れない。 相談聞いてもらうにはちょっとあまりにも神様かわいそうやな。ここは避けましょう」みたいなことをやってくべきなんですよね。 なんかみんな仏さんもそうですけど、取りあえず手合わせとこな感じありますけど、そうではなくて、ちゃんと調べたらいいのになあって思いますけど。
ほんとにこの日本最古の歴史書古事記にも書かれているという事は、昔からやっぱりそういうものはあったんでしょうね。 で時間経つにつれてまあまあこういうふうになっていったんだなあというところでしょうね、おまじないと言うものになったんだと。
昔はおまじないという感覚でもなかったと思いますね、これが当たり前ぐらいで。
まあ色々なことこれからあると思いますけども、その奥ゆかしいクセみたいなものを忘れずに生きたいなと。 そしてこういうおまじないを信じる気持ちとかピュアな想いを含めて未来にもって行けたらな、日本人らしいそういう奥ゆかしさを未来に持って行けたらなと思って仕方ありませんが。
それでは様々な想いを込めましてまずは1曲目『I gotta take you shamanippon』聴いていただきましょう。
♪『I gotta take you shamanippon』
堂本剛とFashion&Music Book。
それではここでリスナーの皆さんからいただきましたメールをご紹介しますが。
まずはですね、「平安神宮ライブに5日行きましたよ」という方からいただきまして、 「今回一大決心をしてFCに入り見事にチケット当選しました」と。
この一大決心をさせなければいけない状況っていうのがね、とても心苦しいですけども。 でもまあこうやって一大決心をしなければ入れない人っているなと。 一大決心をせずともチケットが手に入る状況であれば、一大決心をしなくてもよかったのにとか。これが良い悪い別の話で。 なんかやっぱりいろんな人に合わせた生活とか気持ちとか気分に合わせた状況でライブ繋げれたらなと思いますが。
「平安神宮って場所で音楽・演出・映像に酔い、そして剛さんの声・剛さん自身、僕自身に酔った」そうですね。 「別世界に連れて行っていただいた1時間半でした。楽しかった。あんな気持ちは何年ぶりでしょうか。本当に楽しかった。ありがとうございました」と。
え〜もう一つは 「わが家は長男次男そろって剛さんの大ファンですが、その長男ジュンイチが結婚します」ってね。
おめでとうございます。おめでとうジュンイチ!
「彼は金田一少年の事件簿以来ずっと剛さんのファンで、 小学・中学・高校・大学・ロースクールと『僕はこの学校で多分一番つよちゃんのファンである』と言っていたくらい、髪型はもちろん服装も剛さん仕様でした。 あんなにつよちゃんつよちゃんと言っていた子が結婚するのが感慨深いです。お相手の方はとても心が優しい方で幸せそうです。 今年はドラマがあったので息子たちとその話題で盛り上がりました。 二人とも仕事が忙しく、会う事もゆっくり話す時間もなかなありませんが、大学の頃まで一緒にライブに行っていた思い出があるって幸せですね」
嬉しいですね。 大学の頃まで一緒にライブ来てくれてたんですね。ありがとうございます。 そんなふうにね色々と支えられながら今日があるなとすごく思いますよ。
だってもう金田一の時って17.8か。目まぐるしくしんどかった時です。 年間オフ3日でしたね。それで寝る時間も平均3時間ですね。 っていう中でまぁ学校行って授業だけ頑張って受けて。 移動の中で台本読んで現場入って芝居して朝までやってちょっと寝てまた学校行ってみたいなことをやってました。 そん中で高得点をテストで取るのはなかなか難しくて、まぁ頑張りましたけどね、頑張って取った方でしたけど。
まぁでもそうやって一大決心してチケット取ってくださったことにものすごく感謝ですし、 長男次男そろってファンだと言ってくれる子の事実がね、僕の人生にあるんだなと思うとまたも一つ頑張ろうと思いました。 ありがとうございます。
さそしてね、次はね10代の子ね、14歳の子、さきちゃんかな。
「剛くん、私の話聞いてくれますか?」と。 「私の思い届いてますか?私は親が憎いです、嫌いです。家に居場所がなくて危ないと分かっていても夜に遊びに行ってしまいます。 その世界で消えてもいいかなぁと思っています。こないだのラジオを聴いて親が嫌いでもいいんだと思いました。 私はあんな親を好きになりたくないです。男と親だったら求めてくれる男がいいです。 こんな話を剛くんに話しちゃってごめんなさい」ね。
最後死ぬ前に剛くんに相談したかったからって文字が入ってますけれども。
まぁあともう一人ね、16歳のりこちゃんがね
「剛くんこんばんは。私は時々生きてる事が辛くなって怖くて不安になってしまう事がある」と。 「中学で、優しいからと理由でいじめを受けて不登校になった経験もあり、友達も少ないです。 私は日頃から人を傷つけるようなことは嫌いで、人に優しくするって当たり前だと思っていました。そして高校生になって中学のことはなるべく忘れ高校で頑張ってても 中学の時にいじめをしてきた子たちが夢に出てきて、それも1か月に3.4回すごく怖くて苦しい。 もうすでにくたびれて、死ぬのは怖いけどそんなことを考えてしまう。 こんな臆病な私がこの先生きていけるか怖くて怖くて心配で毎日眠れません。涙が出ます。剛くんの言葉をいただきたいです」
10代の子がね、こんな思いで今生きてるんですよ。 大人何してんねんボケ!と思います、ほんまに。
あのね、いじめとかね、そういうもの見て見ぬ振りするしょうもない、ほんと大人頑張れよと思うんですよ。
で、これは学校のいじめということだけではなくて、世の中にね仕事してる人たちですよ、やれよちゃんとと思うんですね。 その適当にどうでもええわと思ってる、その感情がこういうことに繋がってるぞと思います、僕は。
世の中に出てる大人がちゃんと仕事してちゃんと成果出してちゃんとやってれば、いじめなんてないと思いますよ。 こういうことをする人間は本当にアホらしいっていうふうな、そういうものがないんですよ。
大人ってなんか騙して嘘ついてお金儲けしてみたいな、なんかそういう絵面ってあるんですよ。 人に任しといて楽したらいいみたいな絵面が、なんか子どもからするとあるんですよ。 テレビ見てても何しててもなんかあるんですよ、その匂いが面影が。 だから世の中にこういうやつおんねんから、こういう大人がいるねんから、オレら別にええやんけみたいな感覚がうっすらどこかにありますよね。
だから、例えば学校にお金をお支払いする。これがまず、うちが出してんねんからみたいな感覚が育ちますよ。ね。 子どものためでしょう? 出してんねんからちゃんと教育せえやじゃないでしょ。 この学校選んだのはアンタやろ。それ子どもは全部受け止めてやっとんねんって話です、まずね。
でこのお金で子どもが楽しく学びに行くことですから、学び舎ですから学んで育っていく、学びを育む場所ですから。 こんだけお金出してんから、こんだけの頭良くなって返ってくるようにしてやじゃないですから。
家帰ってきて愛情たっぷり、学校行っても愛情たっぷり。 そんな中でやる気って出てきたり、学び道徳倫理っていうのが育つけど。
でも学校の先生も、いわゆるそういう力があるがゆえに何にも言えない。
この尊いね、か弱い命が苦しんでるんですから、ちゃんとしいやと思いますね。 ほんまこういうのイライラするわぁって思う。
なんか僕は学校の先生じゃないので事細かくは分かりませんが、学校の先生の知り合いとかもいますからなんとなく分かります、話を聞いてて。 先生って大変やねんなっていう。 子どもを守れない。
親は出てきて守ってるかもしれんけど変な守り方をする。 うちの子さえよければいいという守り方に変わっているから。
だからそれぞれやねんな、なんか。
もちろん不安なことがあればそれは死にたいと思う事があっても普通やと僕は思うけどね。
でも一つ言えるのは、死んだらあかんでってことかな。 僕も死なんでよかったなって思ってる事いっぱいあるし。
それはね、なんの効力も持たない。 自分が自ら命を断って何かを証明する…そんな正義はない。
まあとにかくさっきのね、さきちゃんかな。 さきちゃんもりこちゃんもね、命が消えていくようなフレーズがあったけど消す必要はないよ、ほんとに。消す事が一番ばからしいな。 関西弁のほんとポジティブな言葉で言うとアホやな、アホ。
だからなんで傷ついたかやねん、まず自分が。
自分の中に信じれる光っていうか、こうやて思う気持ちがわるわけよ。 それを否定する力が働いて傷つく訳。 その否定に対して賛同して「あっそうか」って賛同できたら傷ついてないけどやっぱできへん訳よ。 人としておかしいと思うから賛同できひんで、それでいいと思うよ。
ただね、一番言いたいのは自分の事大切にしいやってことだけかな。
あの男の人もそれこそ大人もそうやねんけど「あ、この人今弱ってるな」っていう人に寄ってくる力ってあるからね。 だから自分の身体とか命は大事に大切に自分で守らなあかんで。
あと人をちゃんと見極める心眼、心の目というものをちゃんと使ってほしいなあと思う。
僕も10代の時ほんまにしんどかったから、おんなじような環境じゃないやろから全部は分かってあげられへんけど。
この35にもなって変えられへんとこは変えられへんねん、やっぱり。なんなんあいつって言われるねん。でも知らんがなって思うしかないねん。 なんかそのあんたにとってはそうかも知れんけど俺にとっては大切やねん、みたいなことが人生やから。
だから自分の中で信じれる自分っていうのもやっぱり生きていくべきやし、守るためには今以上にハート強くなろうって感じかな。 僕も昔よりは強くなったよ、うん。 そういう力に対してなんかふ〜んって思えるから。
でもねそうやって生きていると仲間ってほんとに集まってくるから。 絶対に諦めずにね、真っ直ぐ生きなさい、取りあえず。
で、もうちょっと自分でお金稼げるようになったりとかしたらライブに来たまえ。
こんなにクセだらけの人たちが仕事をしてるんかっていう、とんでもない絵面が見れますから。 こんだけクセのかたまりステージに上げたら仕事できへんような世の中ですけど、そのクセだらけの中でね色々やってますから。 まあ自分のそういうところはクセやともう思ってください。
さあという事でね、あの僕がえっと痛み傷みたいなものにもうすごい嫌気がさしてた時かなぁ。 人生2回目の嫌気さしてた時に作ってる曲『叶えKey』って曲が、叶える鍵 叶えKey。
痛みとか苦しみは叶えるためにあるもんやと。 自分の未来叶えるためにあるもの。 だからどうぞどうぞいらっしゃい。 痛みも悲しみも苦しみもどうぞどうぞいらっしゃい。
俺はお前に負けへんぞ。お前を使って鍵、未来を開ける鍵を作ったるからどうぞどうぞいっぱい来いよみたいな感じで、 人生2回目の嫌気がさしてる時に書いてる曲ですね、うん。
こちらちょっとさらっと聴いていただいて、まああのね、こうやって話したことで何か希望が射せばいいなと。 希望が射しているだろうと信じて、こちら聴いていただきましょう。 『叶えKey』どうぞ。
♪『叶えKey』
堂本剛とFashion&Music Book、今夜の放送いかがだったでしょうか。
今日はね、10代の悩みにも向き合いました。 生き方っていうか、心をね開いてこのラジオに送ってくれたので読まさしていただきました。
まあこういうふうに思っている子たちはたくさんたくさんたくさんたくさんほんとにいると思うんですよ、世の中にね。
ただそれを相談する場所がなかったり、言う相手がいなかったりするっていうところに苦しんでると思います。 ほんとはこれは親であったり教師であったりだと思います。 でもそこに相談ができない。
そんな10代の悩みっていうのはほんとにここ何年と成長してるんだなと。
だから若い世代の子たちが色々なものに手を出してみたり、自分の身体をなんかこう良くない状況へとどんどんスイッチ押していくっていうか。 そういうふうにしないと傷が癒えないと錯覚してしまうんですね。
大人は、そんなことをしても傷なんて一生癒えへんぞということを伝える場所にいるはずですがそれができない。
ほんとにこんな世の中ですからね、自分がいつか結婚して子どもを育てていく未来がほんとに不安で仕方がない。 そう思うんだったら、男として大人としてちゃんと生きて行けと俺は思いますね。
だから自分に対してもそういうふうに生きていくことを選んでいますけど。 だから傷つくことはたくさんありますが、僕はそれでいいと思って生きています。
まあみんなもね自分を大切にしながら生きていってください。 まあ生きてたら傷つくのはしゃあないですから、うん。
まあでもほんとに叶えKeyじゃないですけど、痛みも悲しみも苦しみもね、自分の未来を輝かせる未来の鍵なんだと強く信じ切り、そして乗り切ってほしいなと。
また何かありましたらこちらの方にもメールをください。
(宛先紹介)
さ最後にですね、待望の新作、作品のリリースをすると先週もちょっとお話しましたけれども、 『PANTIESが だしたいんだ どしても』というですね、通販限定のボクサーパンツを出します。
こちら男女兼用となっておりますのでサイズ感がフリーというふうに一応なっとりますから、まああの穿ける方、穿けないかたももちろんいるかもしれませんけど まあまあ飾るとかね、プレゼント或いはまあご飯食べる時に首元にちょっとこうエプロン代わりにしてもらうとか。 まあ使い方はほんとに色々あると思うんですよ。
こちらですね受付の時間っていうか期間が10月の3日から10月の24日金曜日の23:59まで。 11月の23日に皆様の元に届く予定ということで、こちらも詳しくはtsuyoshi.inでご覧ください。
あの〜まあいずれ予約していただきましたらCDが、パンツに包まれた状態で届きますんで。
今までにないFUNK感ですね。 丁寧なのか丁寧じゃないのか、ちょっとそのいい具合なチープ感シュール感がなんかこうあっていいんじゃないかって気がしますね。 届く感じって言いますかね。買いに行くっていうより届く感じが。
さあ、ということで今日はですね『Ginger』を聴いていただきながらお別れしたいと思います。
堂本剛とFashion&Music Book、お相手は堂本剛でした。 それではまたお会いしましょう、おやすみなさい。
♪『Ginger』
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2014/10/11
by あやめ [278]
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