++堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
堂本剛と「Fashion & Music Book」ラジオ のレポです
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#161

bayFMをお聞きのみなさん、こんばんは。堂本剛です。
堂本剛とFashion & MusicBook始まりました。ちょうど去年の今頃は「Nijiの詩」という歌ををリリースした頃だなんていうふうに思いだしていたんですけれども。この歌、リリースした時もほんと、すごく昔に作った曲だったんでね、「いつリリースするのあれ?」って言われていたような曲だったんですよ。僕自身もこの歌が選ぶ日に出ていくだろうという想いしかいつもないのでね。

なんかやっぱりこの歌が世の中に出てゆけばいいななんて思った大きな原因として、理由としては、東北の震災があって。その時に東北地方の方からの僕に対してのツイートだったり、あるいは東京で余震とかいろいろありましたし、西の方から想ってくれる人たちだったりのいろいろな人達の言葉を読んだというか、想いを読んだ感覚にすごく迫られたというかおそわれたというかね。で、みんな不安という言葉をすごく使ってたんですよね。怖いとかじゃなくて不安ですっていう。それで眠れないという言葉もすごく多かったです。なんかこのふたつの想いをなんかいろいろと読んでそれでみなさんの不安を拭えるようなそういったものをリリースするんだったら意味があるなと思ってたんですね。

当初「縁を結いて」をリリースして、年内は何もリリースする予定はなかったんですけれども。レコード会社の方とかも「Nijiの詩」はいいんじゃないかとかいろいろな話にも繋がり、でもレコード会社の人も言ってたんです。「「縁を結いて」という曲と「Nijiの詩」という曲は多分ドーンといかへんけどすごくゆっくりの速度ですごい遅い速度でみんなに幅広く愛してもらえる曲という確信を持てるからリリースしていいと思うよ」と言って、それでリリースに至ったんですよね。ほんとにこの「Nijiの詩」とか「縁を結いて」という曲はそういう、ま、ぼくも成長させてもらったエピソードすごくある曲なんで非常に大切にしてる曲なんですけれども、今日は「Nijiの詩」という曲を1曲目としてスタートしたいと思います。それでは「Nijiの詩」聴いてください。どうぞ。

♪Nijiの詩

堂本剛とFashion & MusicBook、ここでリスナーの皆さんから届いたメールをご紹介します。

えーとですね、えみさん
「ラジオで剛くんは、『女の人は月を意識して過ごしたほうがいいんじゃない?』と言ってましたが、私は太陽より月に惹かれるものがあるので、満月や新月を少し意識して過ごしています。」というメールをいただきました。満月が8/31か、昨日ですね。「やっぱり満月のパワーはあると思います。で新月は髪のトリートメントをするといいって聞きますよ。」って言ってありますね。あと「満ちてゆく月と欠けてゆく月も意識しています。やっぱり満ちてゆく月のほうがいいパワーを持っていて欠けてゆく月の時期は注意したほうがいいなとか勝手に意識しています。スーパームーンももちろん見ましたよ」ということでしたけれども。

これさ、ちょっとまた取り方変えると宗教ぽいと言う人もいるし、「こういうの意識して生活してるんです」っていうと「あの人変じゃない?」って。勝手やからいいんじゃないのってオレすごく思うんですけど、だって昔の人はそういうなんかこう使ってたんですよね。

惑星っていうか天体を自分の生活の中に取り入れていたから、今は僕ら箱の中に入っちゃってるんで昔の人ってふすまから月が見えたりとかあるじゃないですか。虫の声が聴こえたり、風の音が聞こえたり、でも今はほんとにシャットアウトするっていう、家に帰って安心するっていうものがあるじゃないですか。だからそういう天体と向き合う人が限られてきていると思うんです。

昔はみんな月を見ていたと思うんですよね。高い建物もそんなにないし。でも今はある一定の人でないとそういう感覚がわかない。ということは文明があまり発展していない、いわゆる奈良で言えば南部とか山奥のほうにゆくとまだ神話とともに生きている人たちがいるという。「あの人ちょっと変わってるよね」という人もいたりする。ぼくは全然何も変わっているとは思わないですけどね。

奈良の中心部にいる人達も街として生活してますからそういう意識の違いというのは文明の発展によってで変わってきているだけですから。ぼくはなんかわかんないですけど、すごく感じたりする人間でもないからわからないですけど、この人の言ってることはなんかわかるなと。満ちてゆくほうがいい気がするっていう。うん、トリートメントの話もしてはったけど、うん。新月っていいですよね、響きがね。

続きましていとさんです。細いんでしょうか?太いんでしょうかね?ラジオネームいとさん。
「以前ラジオで月の話されてましたよね。私は毎月新月の日に心をリセットするために目標を書きます。新月は新しいスタートにとてもいい。先月書いたものを見返してこれからを見つめるいい時間になる。」確かに過去に書いた自分の決意を新月の時に見た時にそれが達成できてるのかとかできてないのかという目安にもなりますからね、

「自分や周りに対して振り返る行為っていうものをなかなか普段の生活ではおろそかになるので、月に一度ゆっくり眺める。眺めながら考える時間というのもとても素敵で大昔の人も月に想いを馳せていたのかなとタイムスリップする感覚も覚えます。」非常に心の遊び方がうまい方ですよ。「ぜひ一年に12回しか訪れない新しい月に想いを馳せてみてください。きっと新しい感覚が生まれてくると思います」と。

これshamanipponのくにのうたなんですけども。ツクヒって言ってるんですよ。ツク、月とヒ、太陽なんですど。ツクヒshama shamanipponって言ってるんですけども、この12月例えば2日とか、ぼくだったら4月10日ですよね、月が最初に来て日が後にくるじゃないですか。で、最初ヒツクだったんですよ。僕が考えたのはヒツクshって最初プリプロとかそんな感じでやってたんですけれども。

ぼくも太陽より月がずっと気になってたんです。shamanipponというものを想像した時。shamanipponイズムが例えばもしあるとしたらば、太陽と月どっちですかって言われたら、ほんとのテーマは月なような気がしてですね。その想いを馳せたり想像したりするという。太陽って昔から太陽神とかエジプトにもありますけど太陽ってまたちょっと違うグルーブ感があるんでうよね。太陽に想いを馳せるとかよりは、太陽はやっぱ輝きの象徴みたいな、なんかあるじゃないですか。エネルギーが強い感じというか、月のほうがまだ日本ぽいなというイメージがあったり、月のほうがじわじわエネルギー出してる感じっていうんですかね、で、気を抜いてるとすごいでっかいエネルギー飛んできてとか、いろいろ一筋縄ではいかない感じっていうか、太陽はストレートな感じがイメージとしてあるんですけど。月はなんかちょっと想いを馳せていないとなんかそっぽ向いたりするような感じもあったりなんか女性っぽいのかな、月のほうがもしかしたら。太陽は男っぽくて。そんなイメージもあって。

それで僕の中では月というのが頭にきたほうがいいなとずっと言ってたら、でも日にちを数えるとき何月何日って数えるよねみたいな話にもなって、あ、じゃぁもうツクヒでいいのかーみたいな、変な納得をしてで自分でツクヒsh shamanipponって言ってるんですけど。ま、月はね、奈良で生まれてるというのもありますけど、非常に気になりますよね。東京来てもやっぱり月を見上げると奈良思い出したりもするし。ま、今日もぜひみなさんね、今も月がぽっかり浮いてると思いますけれども、月眺めながらこのあとも聞いていただければなと思いますが、

あとはですね、あやかちゃん、10代の方なんですけど
「音楽が好きでエレクトーンを小さい頃から習っている。演奏家になれたらいいなと思っていたもののだんだん現実にぶち当たって私の実力では演奏を仕事にはできないと思いました。」っていうふうになってるんですね。「でもステージで楽器を奏でている剛くんを見るととても羨ましい気持ちになるのです。私も演奏は下手だけどステージに立って楽器を奏でたいと思うのです。悩むくらいの中途半端な気持ちではいけないのはわかっているんですけれども業界の厳しさを恐れ勇気が出ないまま引きずっています。」という。

うん、これはさ、自分のまず好きなものをただただ弾いてることが大事やったりとか。あとは、人の真似してみるとか、自分がいいと思うものをまず弾いてるのがすごく大事なんですけどね。

(アコギ弾き始めます。)

なんか昔好きでよく弾いてたんですけど今弾こうと思ったら全く出て来ませんでしたが、すごい暗いの良く弾いてたんです。指はおんなじで、ただずっとあのーフレットずらしてるだけですけど。

なんか一緒にいろんな人とやってて思うのはですね、確かに技術があったほうがいいですよね。ほんとに。なんですけど、まず自分の解釈でやってみるのも大事だなっていうのも思いましたし、あとはベタですけどやっぱ好きっていう気持ちがあるのが一番いいですね、うん。やっぱミュージシャンの人でもやらされてる感が強い人と、やってる感が強い人とって、でやってる感が強い人のほうがやっぱ支持は受けにくいですけどでもそれは自分がどういう人生送りたいのかやねんっていうのでいいんじゃないかなと僕は思いますけどね。でもまずは何が大事かと言ったら自分が好きなものをただ弾くというのがいいんじゃないですかね。

バスケのスラムダンクでいう福ちゃんみたいなね。僕、そういうタイプなんですけど。えーと、一人で弾くとか。ようはバスケほんと僕やってたときは、仕事してたんで、部活やめちゃったんです。そうすると一人でただひたすらシュート打つだけになっちゃうんですよ。で、シュートは入りますよ。でもチームプレーができないので。要はバンドでいうとセッションできないんですよ。自分一人でただ弾くことに関してはなんかこう聴きやすいけど、いっせいのになった時に「あれ、僕ってどこの役割したらいいんですか、これ」っていう。楽器を持ったまま歌うとしたら僕は何を弾いてれば邪魔じゃないのかなみたいな。ていうのがやっぱわからなくなる。バンドからやってるとそのへん成長するじゃないですか。それで一人単体になった時もいけたりとかって、

人それぞれですけどまだ10代ですし、とにかく僕はやってほしいんですよね。なんかそのやりたい気持ちがあるっていう。君がほんとに20代になってTVに出るのかわからない。僕の知り合いのミュージシャンの人と知り合いでとかということで出会うかもわかりませんけれども、僕はもうくそじじいのときかもしれませんが、出会いたいですよね。

こういう「あの時読んでもらった」みたいな、「今はもう」、みたいな、「ああそうなんです」、「そうなのかい」言うて、羊羹を食いながらオレが(笑)「そうなのかい」言うて、うん。

でもほんとやりたいんだという気持ちは今の日本ということを考えるとすごく貴重な感情だと思うんですよ。やっぱり人のためにこうしようとして夢を曲げてですね、違う方向に行くっていうことも人生、それも素晴らしいと思う。でも自分はこうして生きていきたいんだ一度きりの人生をと思って生きてゆくのもほんと素晴らしいと思うのでどっちも素晴らしいと思うからたとえどっちを選んだとしてもどんな道を選んだとしても違うとは僕は思わないけど、今目の前に音楽やりたいなという感情があるのであれば一回死にものぐるいでやって、「違うわやっぱり」とか「飽きた。無理無理」と思ったらやめればいいんじゃない?

まだお若いですからぜひ頑張っていただきたいなとそんな想いも込めまして「赤いSinger」という曲があります。この曲も自分の鼓動、心臓が高鳴る全てが自分のリアルなんじゃないかっていう、その心臓が鼓動するその速度、と自分の感情がそっぽ向いているのではなくて向きあって抱き合って一度きりの人生を生きてゆくってそれが素晴らしいんじゃないかっていうこの「赤いSinge」rっていうのは心臓という意味が僕の中にあるのですけどちょっと一風変わった楽曲ではございますがこの素直な自分の気持ちのまま生きていこうという決意の歌です。「赤いSinger」聴いてください。どうぞ。

♪赤いSinger

堂本剛とFashion & MusicBook今夜の放送いかがだったでしょうか。
リスナーの皆さんからですね、メールどんどんお待ちしておりますので。
メール tsuyoshi@bayfm.co.jp
FAX 0433518011
はがき 〒261-7127bayfm

までどうぞよろしくお願い申しあげます。
堂本剛はですね、3年連続となります平安神宮さんでの、京都平安神宮さんでのライブを開催することが決定いたしました。日程はですね

9月14,15,16日の3日間
それぞれ19時開演20時30分終演予定でございますのでお時間お間違えのないように。
チケット購入して当選された方はですね、お間違えのないようにお越しください。

そしてぼくもびっくりしたのですけれども
堂本剛独演会というものを開催するんですが、「平成24年第24回堂本剛独演会『小喜利の私』」大阪の陣と題しまして

大阪森ノ宮ピロティホールで
10月の4日から10日まで連続で連日やっております。但し7日と8日のみですね、17時開演となっておりまして、他の日程は18時半となっておりますので、皆さんお時間お間違いのないようにお越しください。

そして東北3小喜利というものもですねプラスアルファさせていただいております。
福島県文化センター大ホールは10月18日、そして仙台サンプラザホールは10月の19日、この2日間は18時半からとなっております。そして最後盛岡市民文化ホール大ホールは10月の21日の16時となっておりますのでこちらも日程とお時間お間違えのないようにぜひお越しください。

そして最後に、まぎーかぼちゃさんからいただいたんですけれども、
「剛くんが大好きな香港からの留学生です。」と送ってくださってます。「卒業したら日本での就職先がもう決まりました。最近香港にいる祖母の健康があまりよくない。私はいろいろ考えています。日本で働くのは私の夢なんです。夢なんですけど私はひとりっこなんで家族を面倒見るのは私しかいないのに日本で就職するつもりがある私はわがままでしょうか?将来的に祖母だけじゃなくて両親も年をとって健康が悪くなった時私はどうすればいいのでしょうか。そんなことをいろいろ考えて辛くなってしまいました。これについて剛くんのアドバイスをぜひ聞かせてください。」というふうにいただきました。

さっきもちょっと話してましたけれどもね、夢を実行する人生と、夢を諦めて違うものを実行してゆく人生と大きく2つあると思いますね。でも例えば夢を諦めながらも実行できるものっていうものもありましてですね、いつの日かは自分が思っているこれをやろうってできるものもありますし、実際夢を実現しながらも、夢を実現したことによって救われるものっていうものもやっぱりあるし、これはすごく難しいところですよね。

あとは年齢というものもありまして、時すでに遅し言葉が日本にはありますけれども、やっぱり若いうちにうやっておけば良かった。ということもいっぱいあると思います。あの時心を鬼にして人を傷つけながらものし上がってれば良かった。とか、ね。そんなこともあると思うんです。でも人を傷つけてのし上がった果ての今だったら多分いい気分でもないしな、とか色々思うものも人生ってあると思うんですけれども、あの時人に優しくしておいて良かったなと、だからぼくは思うようになってますけれども。

まあこれは非常に難しくてね、やっぱり海外で、自分の国じゃないところで就職ができるってはすごいことだなと思って今メールを読ませていただいていましたが、それだけの人徳というか様々なものが兼ね備えられていて、日本で就職決まったりいろいろしているんだろうななんて思ってメール読まさせていただいているんですけれども。

だから、ま、心が優しいからお母さんのこと気にしたりとか家族のこと気にしたりとかというふうな感情も出てくるんだと思うんですね。普通だったら自分の夢に向かって突き進むっていう感情を優先してもいいと思うんですけれども。でもやっぱり自分が面倒みなきゃいけないとかね、うん、これはでも、一回ちゃんとお母さんとお父さんとほんとに真剣に一回話し合ったほうがいいんじゃないかな?自分が今こう思っているっていうことを。で、お父さんとお母さんの気持ちをちゃんと聞いて決める問題でいいとぼくは思う。だから自分の気持ちをお父さんとお母さんにちゃんと伝える。お父さんとお母さんに自分の気持ちをちゃんと伝えてもらうっていうその果てに決める問題じゃないかなとぼくは思うんですよ。

お父さん、お母さんいつもありがとう。って思いながらまずは離れて日本で就職をしてみるのか、香港で就職先を探して香港で生活するのか、これはもうお父さんとお母さんにありがとうという気持ちがきちんとあるんだよってことを自分に教えてあげることとお父さんとお母さんにほんとに、毎日のように伝えてあげるってことさえあれば、ぼくはどういう手段をとってもいいんじゃないかなと僕の意見はそう、僕はそう思う。そのほうが自分の夢に向かって子どもが突き進んでいる姿を見て親も喜ぶでしょうし、でも寂しいなという想いは絶対あると思うけどね、ま、ぜひ、自分の思っている未来に突き進めるように祈っておりますので。どっちの道に進んだとしてもですね、僕の想いは応援していますので、また何か結果わかりましたらメールいただければなというふうに思います。

それでは今夜はですね、「きみがいま」という曲を聴きながらお別れしたいと思います。堂本剛とFashion & MusicBook、お相手は堂本剛でした。それではみなさん、また来週お会いしましょう、さよなら。

♪ きみがいま
2012/09/01 by こさかママ [166]

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