BOOTLEG レポ

#050(後半)
さ、FM大阪からお送りしております
ENDLICHERI presents Tsuyoshi Domoto BOOTLEG RADIO
ここからは毎週音楽について語るコーナー
ビハインドザグルーヴのお時間です
今週は明日のバレンタインデーに使ってもらえるデュエットナンバー3曲選びましたね
3曲とも男女によるラブリーなデュエットナンバーですから
明日チョコを渡すという方も、もうご結婚されていてチョコを渡さないリスナーの方も
義理チョコを渡すという方も、合わないかもしれませんけど
ま、とにかくデュエット特集楽しんでいただきたいと思います
それでは3曲続けて聴いていただきましょう、どうぞ!


♪「YOUR PRECIOUS LOVE」 ERYKAH BADU & D'ANGELO
♪「Very Special」 Debra Laws & Ronnie Laws
♪「ENDLESS LOVE」 LIONEL RICHE & DIANA ROSS


堂本剛がFM大阪からお送りしておりますBOOTLEG RADIOでございますが
今お送りした曲はですねマーヴィン&タミーの名曲
今夜はネオソウルシンガー、ディアンジェロとエリカバデュが
原曲を忠実にカバーしましたユアプレシャスラブ
デブラローズアンドロニーローズの兄弟デュエットでベリースペシャル
ダイアナロスアンドライオネルリッチ、エンドレスラブ
ということでございましたけど

やっぱりね、寝てないのも手伝ってね
ライオネルリッチのあたりがちょっと難しかったです
デブラローズアンドロニーローズ
これも睡眠をとれてるとそうでもなかったんですけど
このへんも危なかったですね
ベリースペシャルもちょっと危なかったですね
なぜベリースペシャルが危なかったのかというね
ディアンジェロとエリカバデュ、これも危なかったですよ
もうちょっと寝てればほんと
YOUR PRECIOUS LOVE(ネイティブ風)
ぐらい言えましたよ
でもユアプレシャスラブ(コテコテ日本語風)て言いましたからね
ベリースペシャルって言いました
Very SpecialとかENDLESS LOVEて言いたかったですけれどもね
ま今言えてますけどね、そのときに瞬時に出ませんでした

今年はあれですってね
義理チョコは減らしますっていう人も多いみたいですね
お金かかるから
なんか、切ないなぁっ!(剛くん・スタッフ爆笑)
義理チョコがなくなっていくって、お父さんが切ないやろうなぁ
チョコじゃないっすよ!がんばりましょう、お父さんたちね

ていうことでございましてリクエストいただいてるわけでございまして
△はるさん
「私は4月生まれで苗字に春の文字が入っているので春が大好きです
剛くんの音楽にも春を連想するものが多いです
そして剛くんの発信する言葉や音楽を聴いていると
自分が奈良という土地で春に生まれてこの姓をもらったことを
大事にしたいなと感じる今日この頃です
リクエストするのは春涙です
私は今仕事で奈良のまちを歩くことが多いのですが
近鉄電車に乗って平城宮跡を横切るときいつもこの歌が自然と頭の中に流れます
そして奈良駅に降り立って空を見るとすごく安心します
大阪の空は狭いんですよね〜」

ん〜なるほど
こないだもボク奈良帰ってきたんですよ、3日ぐらいいましたわ
めちゃめちゃ楽しくってね、やっぱり感じたことはね、う〜ん
自分は、これでいいんだと
なぜこれでいさせてくれないんだ
というイライラもありましたね

ほんと空が広い、奈良のテーマはね、空なんですよ、昔から
ほんまにあんなに空を手に入れる場所なんてなくてね
そら(空)イコール(=)くう(空) ですからね

今ボクが言っているように
これでいいんだというのはもうわかってるんですよね、自分ではね
でもやっぱりその東京に出ていきますと
こんなふうな堂本剛くんをお願いします
他社とは違うこんな堂本剛でうちはいきたいんです
じゃそれを器用に応えていった場合ですよ
ほしたらもう社会の人は何を言うか
あいつはいろんな趣味があるなぁ
あいつはルーズなところもあるけど真面目なところもあんねな、とか
趣味多そうやなぁ、とかになるんです

でもこれ応えた結果でしかないですからね
勉強にもなりましたし楽しい時間もいっぱいあったんですけどもね
やっぱり30歳手前にして今ほんと強く想うことはね
自分はこれだけでいいんだというこのシンプルさに気付いているということですね

だからボクほんま18あるいはまぁ14ぐらいかな?
ぐらいの自分に戻りたいなぁという、中身が、そんな気がしますね
そこに戻ることによってですよ、また新しい何かが生まれるっていう
自信もすごくあるからそういう意味合いで戻りたいっていう
決してこの進んできたところを否定するわけではなくて、
なんかやっぱこう人間性みたいなもの
今までこれを無しにしてたのになぜこれを有りにしてしまったんだろう
みたいなことがあるんですよ
今考えるとやっぱ無しなんですよ
なんでこれ有りにしたんやろう?
東京に住んだからなんですよ、芸能界入ったからなんですよ
でもこれもしかしたら奈良住んでたら絶対有りにしてへんな、とか
芸能界入ってへんかったら有りにしてへんな
自分がほんま1人の人間として、有りか無しかっていうところの選択
それはやっぱり環境に応じて間違ったときも多かったんだなぁというふうに
今思っているんですね

だからこないだも奈良帰って空を手に入れて
ボクはこれだけあればいいということを発見し
で今東京にまた来て仕事してますけど
これからシンプルに生きたいなぁなんていうふうに思っておりますが

このはるさんもですね
奈良に対して非常に強い思い出も持って思い入れも持ちながら
すごされてるということでございます
それではさっそくこちら、聴いていただきましょう、春涙、どうぞ!


♪「春涙」244ENDLI-x


や、ほんまにねぇ
何もないということが
こんなにもねぇ、大事なことなのかと
ありすぎるねん
ありすぎるということは
新しい自分もありすぎるというか
出てきてしまうというか
反応してしまうよね、やっぱ人間やから
知らんかったらよかったってことよくあるけど
知ってしまうわけやから
そうするとそこに足を突っ込んだり首突っ込んで
あ、やっぱ違ごたって思うことも多かったりね
奈良で育ってるから
やっぱ違うな、みたいなことが多すぎたわっていう

(「・・・みんな思てるおもうよ」スタッフさん)
みんな思てるやろねぇ

ここはでも進まなあかんとこやしさ、
いろんなもの取り入れなあかんねんけどさ
一番おっきいのはさ、何かが欲しいって言ってるだけやねんな
何が欲しいんかがわかってへんわけやん
何かが欲しい、確かなこれが欲しいじゃなくて何かが欲しい
っていうこの状況ができてるからここに住んでる人たちは
何かが足りないと思っちゃうわけや
これが足りひんって言われへんねん
確かな何かを目指してここが作られてると
これが足りひんって言えるねんけど
何かが欲しいからということで何かが作られていく
ということは何かが足りひん
その何かはなんなのか、何かがわかりません
みたいなことの延々空回りしてる感じ

ボクは、奈良に帰ったら
これと、これと、これでいいっていうのが
確実に得れるという自信を持っているわけですよ
こないだも3日ぐらい帰ったら
やっぱりオレはこれとこれとこれがあったらいいと
そういう感じあるよね
めっちゃ楽やってんね

だからほんまぷらっと奈良公園行って
鹿がおって、かわいいなぁ言うて
空見て…平城宮跡行って空広いなって思って
部屋帰ってテレビぼーっと見て
ちょっと仕事して、寝て
ほんとそんなんでいいよね

でもこないだほんまおもろかったんが
鹿寄せってあるやんか
朝の10時に笛をぶ〜って吹いて
鹿がぶわぁ〜と集まってくる
それちょっと待ってたわけですよ

で、ふ〜〜〜〜っていって笛吹いてホルン吹いて
鹿がぶわぁって来んのかなって思ったら
観光客のおばはんがいっぱい走ってきて(スタッフ爆笑)
おばはん寄せして、そのあと鹿寄せしてみたいな
めっちゃ走ってきてんおばちゃんが(笑)
「わぁ鹿寄せ始まったで〜」言うて、う〜わぁ〜って来たから
おばはん寄せてもうたなぁ言うてたんですけれどもね(笑)

そんなこともあるなぁという今日このごろ
FM大阪からお送りしているわたくし堂本剛の
Tsuyoshi Domoto BOOTLEG RADIO エンディングの時間ですよ

ほんまに今もいろいろ話してましたけど
なんなんやろねぇ、この余計な感じ
なんなんやろうかっていう気がすごいしてますね

大阪住んでた人やったら大阪やろうし奈良やったら奈良やろうしっていう
自分が住んでた場所、自分の原点じゃないですか
そこからいろんな経験をして
いろんなとこに住んだりするの非常にいいんですけど

やっぱりこれからの時代そうじゃないねんなぁ
オレ前からずっとGLOCARYなんて言葉使ってるんですけど
グローバルな場所に居てグローバルにはなる気がしないんですよね
グローバルすぎるから
その上の更なる上のグローバルを目指そうとするならば
やっぱローカルじゃないかなと
ローカルからグローバルに対して何か投げることによって
今在るグローバルは更なるグローバルを目指せるよね

サイヤ人じゃなくてスーパーサイヤ人になろうとしたら
やっぱりちょっと違うんやと思うわ
今のやりかたではないんやと思うねん

ボクら日本人、ボクで言うたら奈良県民です
奈良人がやるべきことっていうのがあるわけ
それをひとりひとりが
気付いていくっていうことが大事やねぇ

いやでもほんまにねぇ、このへんのたぐいの話はねぇ
語れば語るほど語りつくせない問題ではありますけれども

明日バレンタインデーキ〜ッス♪ですわ(スタッフ爆笑)
ね〜ほんまに
チュー天閣行く人もいるんでしょうし(笑)
わかりませんけども
愛する人がいるということはすごく素敵なことですから
その気持ちをいつまでも忘れずに
大切に大切に向き合いながら生きてほしいなというふうに思います

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3月11日、こちら244ENDLI-xのライブDVDが発売になります
4800円でございます
まあ、かなりの分量ですわ
なら100年会館も立たせていただきましたし
なんかもうあれですよね〜
このとき奈良で歌ってやっぱ思いましたけどね
さっきの話にも通づるけど
ボクはもうここなんやなぁっていう感じですね

まあだからボクはもしかしたらねぇ
若い頃からね、いろんなことやらなあかん環境でずっときてるじゃないですか
いろんなことをね、コドモ扱いされたりオトナ扱いされたりしながらきてるわけですよ
そうなって30歳になったときに
男は30からみたいなことがこの社会の言葉としてありますけど
次はこうしよああしよみたいなことがベタなんだと思うんですけど

今ボクはさっき言ったみたいに、戻りたいみたいなんですよね
たぶん進ん…超えすぎたんかな?
「こっちおいで」って言われて
ぶわぁ〜ってがむしゃらに走ってんけど
あれ、ここやったんすか?みたいな
違う違う違うみたいな
もっかい戻って“こっち”っていう、自分が行きたいところに行く
手招きされたほうじゃなくて
自分が行きたいという信じたほうに走り出すっていうのが
ボクの30歳になるんじゃないかと思いますけど

そんな想いを作ったであろうまあこのツアーじゃないでしょうかね
Iand愛というアルバムを出して
私とそして愛というテーマでツアーをまわりましたからね

そんな堂本剛のですね
244ENDLI-x名義で出しております
ライブツアー08Iand愛のDVD
3月11日に店頭に行っていただいたら出ておりますので
ふぁっと胸ポケットとこに
ふぁっと入れて
ふぁっとDVDデッキに入れていただいて
ふぁっと再生ボタン押すと
ふぁっと出てきて(笑)
ふぁっと聴けますからね!
是非是非みなさん、興味のある方
「堂本剛ぃ〜?ふ〜ん!」って言うてはる方も含めて
是非是非これを機にご縁があればいいなぁなんていうふうに思っておりますから
是非興味のある方、4800円でございますので買っていただきたいなと思います

さぁ、ということでございまして、みなさんまたお逢いしましょう
今日はこのあたりで失礼したいと思います
よかったら来週金曜21時も聴いてください
よい週末を!お相手は堂本剛でした、さよなら!

記入者:きみたぬき 2009年02月13日(金) No.67 (ラジオ)

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