++美我空ラジオレポ++
毎週土曜日 22:00〜22:30 bayFMでオンエア中の
美我空ラジオ のレポです
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#001

bayfmをお聞きのみなさん、どうもこんばんは。剛 紫です。えー今週からですね、美我空という番組でお付き合いいただこうと思うわけですけれども。

えーまー、そうですね、私、4月10日で30歳になるということで、自分がね、10代のそれこそ前半のときなんて、30才っていうと、はるかに遠い話でものすごい大人なんだろうなとかね、いろんなこと思ってたり、あるいは、30才になったら多分、時代や社会はこんなにも愛にあふれていて、みんなは笑っていて喜んで、なんかそういうことね、子どもながらに想像をなんとなくしてたくらいなんですけれども。

いざ、たってみた現実はね、非常に暗いですけれども、明るいとは決して言えませんけれども、でもね、明るくするのは自分の力でもあるとも思うんですよね。

でー、やっぱりなんか人々のね、僕なんかその期待に応えるような人生でもあったでしょうし、あるいは変わってゆくことを求められた時期もありましたからね、んー、そういう意味でいろんなことを試みやってきましたけれども。

でもやっぱ30歳になるという時に、はたして自分はどうなんだろう、何をしたいんだろう、とか「俺はなんやねんやろう」みたいな、ことをね、ちょっとこう考えた時にね、やっぱなんかこう変わろうとした自分もそうですけれども、変われない自分ということのほうがね、比率的に多かったみたいですね。

んー、だから僕はほんとにその、奈良の平城宮跡という広い場所があるんですけれどもね、昔都が一番初めその日本のね、一番初めの都が誕生したというその場所の敷地が奈良にもあるんですけれども、残っているんですが、ま、その石舞台の上にちょっと寝転がりながら、贅沢ですけれどもま360度の空を手に入れて、うん、でなんかこの中学校くらいからずっとそうなんですけれど、自分の胸の中にたまったわだかまりとかね、嘘とかね、偽りとかね、なんかこのフェイクみたいな違うな〜というようなそういう自分を、ま、リセットする場所だったんです。いわゆるその0にして。ん、ま、終わらせるということですね。終わらせてしまって、そしてまたはじめてゆく。っていうま、そういう場所だったんですね。僕にとっては。

すごく景色もいいですし、空気もいいですし、エネルギーもすごく感じられる素敵な場所があるんですけれども、まー、そこにまた行ったんです。あのー、30歳になる前に何回も行きました。うんー、でも何回も行っているうちにやっぱりね、なんかこう喜びとかそんなんでもなくって、なんかこう悲しい感じとか切ない感じとかね、青い感じ、っていうかね、あとはもう真白な感じ、なんかすごくあの震えてる感じだったですね。心の中はね。全身で。

で、この悲しみは何なんだろうなと。僕はすごく幸せな人生を送らせてもらっているのに、なんやろなって思ったときに、やっぱりさっき言った変われない自分ていう、自分に気づいてしまっている悲しみなのかな、んー、よくやっぱりその自分の地元の奈良に帰って、写真撮ったり、映像撮ったりすると表情が全然違うんでね、うん、そのまんまの顔してたりする。

なんかこんな自分にもう一度会いたいなとかね、なんかこう東京に出てもう十何年以上住んでますけれども、やっぱり結局変わってしまっている自分とね変われなかった自分というのがね、あのー、ま、いったりきたりするんですよね。で、たぶん30歳の時にどっちを選ぶかと思ったんですよね。

このまま変わってゆく自分。いや僕はやっぱり変わりたくないという自分、どっちを選ぶんだということで、僕は30歳を前に変わりたくない、変われない自分を愛そうというその比率が大きくなったんだと思います。ただうんー、変わろうとした自分も素直にまっすぐ愛せますけれどもね、今はひとまずこの30歳、変われない自分というところにピンをこうちょっと当ててですね、ピントを合わせて何か新しいことを始めようということで、美しい我の空と書いて美我空っていうプロジェクトをはじめようと思ったんですね。

うん、そして今からちょっと聞いていただきますけれども、その剛 紫のですね、ファーストシングルですね、誕生日リリース、誕生日発売、4月10日に僕は30歳になるんですけれども、これはもうずっと前から決めてまして、あのー、30歳になったらCDを出すみたいな、なんかやりたいなーといろいろ思ってて、でー、やっぱ30歳やから、4月10日誕生日いいんじゃないかななんて話をスタッフ一同みんなでしていて、んー、そこで出せばいいんじゃないみたいな、うん、じゃあそうしましょうということで。

えー空というタイトルのシングルを出そうということなんですけれどもね、まあ、その桜の写真をですね、自分に投影しまして、で、自らシャッターを切ったんですけれども、その桜も奈良の桜です。で、平城宮跡の石舞台の上で許可をちゃんといただきまして、美我空という墨字を奈良墨、奈良筆で吉野の和紙で書いてこだわってやってきました。

ま、その自分がリセットした空の下で、美我空っていう美しい私の空、我の空を始めるんだっていう、終わらせて始めるっていうそのどちらの意味合いも含めた場所で美我空っていう字をこめて書きました。えー、剛 紫っていうね、僕の剛っていう漢字の後に紫っていう漢字をこめて剛 紫っていうふうにしましたけれどもね、ま、このプロジェクトを始めるまず最初のシングルですね、「空」という曲を書きましたのでぜひ皆さんに聴いていただきたいと思います。それでは剛 紫で「空」、聴いてください。

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♪ 空〜美しい我の空/剛 紫 ♪
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さ、bayfmをお聞きのみなさん、美我空、ね、お送りしておりますけれども、私剛 紫が、DJ剛 紫が最後までみなさんにお付き合いさせていただきたいと思ってる次第でございますけれども、ま、今空という曲、聴いていただきましたが、えーこちら、また、あの、東儀秀樹さんですね、篳篥を吹いていただいて、笙を吹いていただいて、みたいなこともしていただいております。レコーディングの時もですね、んーま、ほんとにすばらしい、音をいただいた感じですね。ま、この曲を作った時に、まず東儀さんが浮かんでいたんですね、ずっと。うん、で、東儀さんにお声をかけて、OKしていただけたらご一緒したいなとなんか思っていたのとあとこれベースを弾いているのが吉田建、吉田建さんですね。まあ、あのーこれも決まってました。もう僕の中で、うん、建さんに弾いてほしいなと。

最初でもね、このベース僕弾いてたんですよ。うん、このベースラインの感じっていうのも、あのー、僕が今回その、パソコンの前でドラムのパターン、キックの数、まあ細かいことですね、ベースのメロディとかま、ストリングスのトップのメロディとか、ブラスのトップのメロディとか、まあそういうほんとに細かいメロディの組み合わせとか、音色の説明とか含めて全部自分でパソコンの前で打ち込んでいきましたんで、ま、僕が今まで曲などを作って、えー、来ている人生ですけれども、今回美しい我の空ということで、とにかく自分で伝えてゆくというかね、ま、そういうことが必要だったんですね。

で、まあこの曲もそうですが、ほんとに自分はこの人とこの人とこの人に弾いてもらいたいということの想いというのもまあ、必要以上にこだわって音楽は作ってきている中の一曲ですけれども。まー、この空というね、曲の中に「幾度とつぶれたこの胸をかばった」とか、「今日も何か疑って気づいた愛を信じて」とかね、「消えていったあなたを思い出して」とか、うん、「いくつもの帰らない青い歌をなぞった」とか。

うん、なんかやっぱりその、なんていうんですかね、これだけ、30歳になろうとする、これだけの年月を生きてます。で、ほんとにそれこそ10代とかね、10代の前半のころとかのね、うん、やっぱ自分が思い描いていた夢とかいろんなものあったと思いますけれども、ま、そういうほんとにもう二度とは帰ってこない青い歌をね、こうちょっとなぞってみたりとか言えない、ほんとに口でも言えないし、心の中でも言えない、消せない、あなたを愛してるっていう、人を愛するっていう、その人を愛したというような感情であったりとかね。

うん、とにかくま、この曲のイメージは、ほんとにその美我空っていう桜のね、うん、隙間を漂っている青いほんと透きとおった空みたいなものをちょっとイメージして、ま、作った曲なんですけれども、なんかこう単純にね、僕が4月の生まれなんで、桜の曲が多くなったりとか、してしまうんですけれども、あとは今回アルバムでもそうなんですけれども、自分が奈良人であるとか、日本人であるということをテーマにもしてますので、そういう意味でやっぱりその自分の誕生月に咲く花であったりとか、あと日本の花であったりとかしますからね、桜はね。

うん、だからやっぱりそういういものを歌っていくっていうのはいいんじゃないかなんて思ってこのタイトルには桜を入れなかったですけれども、歌詞の中にちょろっと入れていますけれども、まあ桜の音楽と書いて桜のリズムっていうふうに読んでいただくような歌詞を書きましたけれども。

なんかこうね花びらがね、ぶわぁっと散ってたり風にこう、ほんとに青い空の下でねこう風に揺れてぶわぁっとこう泣いているような、泣いていないような、うん花びらをこう水面に浮かべたりとかねうん、いろいろありますけれどもうん、あのほんとになんて言うんですかね、みんないろんな思いで桜を見ていると思うんですね。うん、人には言えない感情ももちろん込めながらね、なんかこの無の境地って言うんですかね、うん、桜と空を見てなんかこうほんとに音がない、ほんと風も鳴ってますよ、もちろんうん、街のノイズもっぱい鳴ってんねんけど、音がほんとシャットアウトされたような感じの世界観の、うん歌を作りたいなと思って。

なんかこうぼーっと桜とか見ている時に、ほんと数秒ですけど音消える瞬間みたいなのあるじゃないですか。その瞬間をちょっと描きたいと思ったんですね。だからあの、2コーラス目にもね、その静かに知らずに空寂なく今を埋めるという桜の、桜がこう騒いでいてね、うん、結局こうずっと想いを馳せながら桜を見ていて無音状態なんねんけれども、風はふわぁっと吹いて、桜はふわぁっと揺れるような音が空寂をまた埋めてゆくみたいな。

やっぱりその、もう帰ってこない何かってあるじゃないですか、なんともどうにもならないこと、みんないっぱい抱えていると思うんですけれども、なんかそういうなんかさまざまを胸に抱きながら、うん、桜を見ると思うんですけれども、うん、なんかこの今回その空という曲もね、母に一番に聴かせてあげたんです。まあ、帰ってきたのが朝方だったんでちょっとあれでしたけれども、まあでも聴かせてあげて、うん、泣いてました。なんかね、ヘッドホンで、聴きながら、面白かったですよ、リビングでヘッドホンを付けながら泣いている母っていうね、うん、「いい歌やな〜」って言ってました。

まあこの空という曲もほんとに録るのにも大変でしたしね、まあこの30歳になるまでにいろんなことをほんと経験して思って今日まで来ましたから、そのなんとも言えないこの感じっていうのをね、うん、空と自分が生まれた、そのまー、4月に咲く日本の花、桜、これをテーマに作った曲、「空〜美しい我の空」という曲なんですけれどもね、うん、まあ、あの、話し出すといろいろまあ出てきますけれどもね、まあとにもかくにもですよ、何かをリセットし、終わらせ、何かを始めてゆくということであったりとか、あいまいな夢とかではなくて確かな希望というものをみんなで描いてゆかなきゃいけなかったりとか、すると思います。

ま、誰かがいつかやるだろうとか、ね、あとは、まあ俺はそういう立場じゃないし、とか、うん、ということでやっぱりこうセパレートしてっちゃうと、うん、何にも生まれないと思いますね。でもやっぱり個々のスペースを確立することに必死というか、うん、おれらはこれでいい、うん、僕らはこれでいい、てなんかそういう主張が多いていうのかな、うん、なんかゴールがないような気がしますね、ひとつの、人間としてのゴールがないような気がしますね。

うん、だから多分、人は最近、愛であったりとか、命であったりというテーマに、ぶち当たってきているんだと思いますよ。うん、個人的過ぎるから。そういうことではなくてもうちょっとこう生きているのはみんな一緒ですからね、絶対みんな愛情を持って生きてますから、そこをなんかこう発揮できる場があればやっぱ人間はやっぱ愛情をどんどん出すでしょうけど、発揮できる環境がなければ愛を閉ざしてしまうのも人間でしょうからね。

うん、でもまあ自分ができる限りのことって言う限りはありますけれどもね、でも自分のためだけでもなく、やっぱり誰かのためにというのが愛情であるでしょうし、でも自分のことを僕はこうなんだと思うことを伝えることも愛情であると思いますしね。そのふたつのバランスをうまくとってゆかなければいけない、ま、そんなことを多分この僕は美我空というプロジェクトでバランス取ってゆくんじゃないですかね。

うん、自分の言いたいこともうん、言ってゆくでしょうしね、うん、人々の期待にも応えていくと思いますけれども、うん、ま、とにもかくにも自分はこうなんだというようなこと、自分にとって美しい空、うん、そういうものを考えていくことが大事なんじゃないかななんていうふうに思いますね。

このラジオもですね、まあ、きょう始まったばかりですので、うん、まあリスナーの皆さんのメールお便りもどんどん読んでいきたいと思いますし、ま、コーナーもね、なんか作っていこうと思いますけれども、まこの美我空という美しい我の空というのもですね、僕が墨字でいろいろこう書いたりとか作品をいろいろ遊んだ時に、ま、作っただじゃれみたいなもんですからね、この美我空。。うん、美しい我の空。

まぁもしみなさんがですね、日常の中で作ったまあダジャレじゃなくてもいいですけれども、まあいわゆるその当て字とか造語みたいなものを意味も記入していただき、ちょっと送っていただいたりとかですね、あとはまあ僕で言うと平城宮跡の空がリセットするそらですけれども、まあ自分が今まで生きてきた中でこんな時に見た空がすごく忘れられないとかね、すごくきれいだったという思い出のエピソードとかも送っていただいたりするのもいいんじゃないかななんて思っておりますので、「私の美我空」みたいなね、ことで送っていただければいいと思いますけれども。まあそういうエピソードも含めて読んでいきたいと思っております。

メールの方がですね、bigaku@bayfm.co.jp までです。FAXは043-351-8011です。ハガキは〒261-7127 bayfmまで送っていただきたいと思います。さあ、えーそれではですね、まあ今後皆さんネットの方も見ていただいたと思いますけれども、ネットの方のロゴだったりとかそんなものを含めて全部自分でまた作って載せております、HPにもね。そちらにも文章も書いてありますし、うん、ま、いろいろこれから情報を載せていこうと思いますが、ライブのね、日程もポンポンポンポン出てると思います。まーそのライブももちろん楽しみにしていただきたいなと思いますし、何よりも4月10日ね、僕が30歳になる日に「空」というシングルと「美我空」というアルバムをリリースさせていただきますので、こちら是非お買い求めいただきたいと思います。

えー公式サイトがですね、http://www.bigaku.in/。というのもありますのでそちら見ていただきたいと思います。美我空レコードというレーベルですのでこれからも美我空レコードをよろしくお願いします。

さあそれではですね、この今から聴いていただく曲は、えーいわゆるその恋人、あるいはご結婚されている方であれば奥さんですね、うん、子どもでもいいんですけれどもね、あのー、自分の愛する人を愛する気持ちっていうものが時代のさまざまな急変化とかによって脅かされるっていうんですかね、うん、でもそんな時代ではあるけれども、時代に対してラブソングを綴る、君に対してラブソングを僕は綴るよというようなことを歌った曲です。

で、お互い、ひとりひとりの歌って言うのはすごくすばらしい、そんなお互いひとりひとりの素晴らしい歌が重なり合った二人の歌はほんとにすばらしい、君のことをこれからも愛しているそれを綴るっていうような意味合いの曲を書きました。

うん、皆さんもですね、ご自身の中にいる愛する人であったりとか、大切な人。絶対にもう一生かけて守りたいと思う、最愛を持って守りたいと思う人、思い描きながら聴いていただきたいなと思います。

それではですね、またこのDJ剛 紫の美我空このラジオはじまってゆきますので、これからもよろしくお願いしたいと思います。お相手はDJ剛 紫でした。それでは4月10日リリースの剛 紫ファーストアルバム美我空より「綴る」を聴きながらお別れしたいと思います。それではみなさんまたお会いしましょう。さよなら。

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♪ 綴る/剛 紫 ♪
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2009/03/07 by こさかママ [2]

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