堂本剛のラジオ

堂本剛のラジオ♯12
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♯12
FM大阪をお聞きの皆さんこんばんは堂本剛です。
堂本剛のラジオの時間でございます今日もshamanippon-shipの楽屋からお送りしています。
この番組は堂本剛が以前ですがshamanippon-ラカチノトヒというアルバムをリリース致しましてそのアルバムとですね連動して奈良の西大寺さんでライブを長期間やるということであります。

そのLIVEと連動してのこのラジオもやっていこうということでございまして3ヶ月限定ということで堂本剛が今伝えたいことを語るという番組でございます。
この番組もですね今週と来週のあと2回でございまして、世の中色々とね動いております。
そんな中で今自分が思っている事を中々大人たちが言ってくれない、そんな大人たちを見ながら色々な未来も想像できないという子供たちも沢山いたりする今ですけれども、やっぱり自分が今思ってることを「こうなんやけれどぁ〜」みたいな話をお互いにすることが大事だぁと思いもありつつラジオというのは「コトバのチカラ」ですから、言葉というのは人間のチカラでございますから今自分が思っていること素直にいろいろ語りながら楽しくラジオできたらなぁ〜なんて始まっていったラジオでございます。
ほんとに残り少ない訳でございます。

沢山自分のね想いを真っ直ぐ余す事無く伝えれればなぁと思っております。

さぁ今日はですね、shamanippon shipに乗船してくれた方々から沢山感想をメールで頂いています。時間の許す限り紹介していきたいと思います。本日のオープニングナンバー LIVEでも一曲目に弾いております、TUKU FUNK、聞いていただきましょう、どうぞ! 

♪TUKU FUNK♪

近畿日本鉄道CM

改めましてこんばんは、堂本剛です。
shamanippon-shipの楽屋からお送りしておますが「堂本剛のラジオ」ね。
ほんとにね、皆さんにね、お見せできないの残念なんですけど。
やっぱねテントね仮設のステージ、特設ステージ建てると、どうしてもプレハブ感出るじゃないですか、だからネットでね、ありとあらゆるものを買い足して畳敷いたりとかね頂いたお花に付いてた枝を、まっ赤かに塗ってオブジェ創ったりして少しでも、なんちゅうんすかねか、なんかテンションがいい感じになるようにということで。
最初ほんまに普通のプレハブの淋しい感じだったんですよ。
だからこりゃぁ何とかということでねネットでとにかくとにかく買い足しながら 少しずつねプレハブ感をなくして行こうということで徐々に、もうちょっと足せるかなと思っています。
そんなことも色々しながら今日もLIVE終えたところでございます。

さっ、ここでですねエコリンさんです。
名古屋の方です。

「6月3日LIVE行きました。
本当は7月も行きたかったのですが外れてしまったのでこの日が最初で最後です。
だけど沢山の愛を貰えてホントにホントに嬉しかったです。
特にブラジャーの話が印象的(剛さん思わず吹き出す)でした。
グッズのshamaバッグ学校用につかっております。」(思わず、オッ)
アリガトウございます。
「学校の友だちがバッグのshamanipponの文字をみてシャマ・・・?って感じで読めませんでした。Shamanとnipponを合わせているんだよと教えたら,シャーマン・・ジャーマンポテト?と言われてしまいました。(笑ってます)だけどバッグはいろんなコから可愛いと評判です。
雨で濡れてもエナメルなんですごく助かっていまーす。」
というありがたいですね。
このLIVEのステージを建てる時もあったんですよ。
ガムテープとかで貼ってこの部品はココでこの部品はココでと鉄骨が積まれているその写真見たんですけれどもそのガムテープで貼って印書いてあんけど完全に「シャーマンニッポン」って書いてありましたよ。(スタッフの笑い声)
そんなこともありました。

ブラジャーの話ありましたけれども
暑いじゃないですか、やっぱりね、蒸し蒸して奈良盆地なんで。
だからこう〜〜それくらい、僕も33なんで例えばなんですけれども上脱いで、ゔわっ〜〜とブラジャー投げるぐらいの気持ちで投げて下さいよ。
僕の方に飛んできても演奏にってちょっとあるんで、竹内君とか右の方のギターの方に投げて下さい。。。。って話とかして、竹内君とかはギターの演奏を止めて拾いますから是非そちらに投げるんだったらそっちにして下さ〜〜いみたいな話も(MCで)していたんです。

さぁ続きましてアイさん堺市の方ですね。
「剛君こんばんは。
先日念願のshamanippon-ラカチノトヒのLIVEに参加させて頂きました。
剛君いわくMCが絶不調だったということです。
LIVEではCブロック3列目のステージから見て左端しに座っていたんですが本当に剛君との距離が近くて驚きました。
そこで質問、
今までのライブと比べて観客席と目線の距離も近すぎ違うと思いますが、近過ぎてココは困ったというエピソードありますか?
教えて頂けると嬉しいです」

って書いてますけど。
やっぱりね、なんでしょう、
僕もオトコですから、あっ、あの子可愛い、あの子おしゃれやな、とそういう所も見ちゃいますね。
どうしても。
なんでしょうね、僕に逢うことによって、感動して泣いちゃってくれてる人とかさ、色々な人の表情見るわけじゃないですか。
そこがねやっぱ違いますね。
ステージだと上からこう高い見下ろすようなカタチでね皆さんを見たり拝見したりということが大体のLIVEの作りです。。
崇拝とか依存とかそういうワードが嫌だって話もしていたのでなるべく目線を近くにしてくれという話をして高さも同じにしてっくれってことで今の高さになった。
むしろ逆に緊張すると思ったら安心感あるんですね、何かしんないけど
あんまり気負わなくていいっていうか気取らずナチュラルにやっていればいいというなんかそういう感じはすごくする。
いいですね。
ほんと男の人いるなぁ〜〜おばぁちゃんいはるなぁ〜〜とかお子さんいんなぁ〜とか、あの女のコの髪型かっこいいな、可愛いなとかそういうのチラチラ見れるのでそれが非常に楽しいなぁ〜というふうになってますね。

さぁ、そして奈良の方ですね。
ユカリンゴさん。ユカリンゴスリーさんかな?
「毎週水曜日楽しみに聞いています。
追加当選で奇跡的にチケットが当たり先日尼ケ辻に行きました。
一番後の二人席で友だちとレゲエアレンジからずーっとノリノリでした。
後半はリハーサルに参加している感じで(吹きだす!)貴重な体験でした。
剛君が伝えた「当たりまえなこと単純なことに気がつかされました。
一人一人が相手を非難するのではなくて受け入れて協力し合うだけでニッポンはいい方向に進むでしょうね。
shamanipponの精神が日本全国に広がりますように・・・」
と言って下さいますけれども本当にMCでも言っていたんですけれどshamanipponで今伝えてることは当たり前のことなんですよ。
この当たり前のことが、人間欲を出すが上に、中々リアライズされていかないという世の常かなと。
ホンマはね欲みたいなものが無い状態に立てれば結果「欲」って叶うもんだったりするねん。けど。な!
みたいな話もしたことがある。
こーしたい、あーしたい、こーしたい、あーしたいと言っているだけでは、中々そこに辿り着けないよ。
夢とか希望とかは別として、「欲」っていう「自分だけの欲」ってもの対しての話ですけれども。

当たり前のことというのも難しい時代になりましたよね。
当たり前が違う当たり前が増えてきちゃうとかしてるから、なんかちょっと言うといろんなこと始まってちゃうしホント難しいんだけれどもいわゆる
「解るやん」と冷静に考えたら解るやん「当たり前か当たり前じゃないか」
「正常か正常じゃないか」解るやん。
そういう話をもうちょっとした方がいいねんけど

中々それが。
「心外だ」とか
「これが俺の当たり前だ」とか
「普通だ」とか言い始める。
そうなるともう答え出ないでしょう。

プラス1、マイナス1ではなくゼロの話ができればいいのねぇ、なんて僕は思ったりします。

皆さんMCも聞いてくださってありがたいと思っておる訳でございます。
ココで皆さんに一曲聞いて貰いたい思います。
ライブではレゲエアレンジにしてたりするんですけどなってます。
CDではロックアレンジになっておりますが最先端機器が進むに連れて僕たちの心というものが、どうしても頭と心の分量が中々上手くいく日と上手くいかへん日があったりして人間てこのままいくと、人らしさを失ってしまうんじゃないのかなぁという訴えを歌にしてみた曲を今から聞いて頂きましょう。
それでは堂本剛のアルバム、shamanippon-ラカチノトヒより
「ひとからなにかへと」どうぞ。

♪ひとからなにかへと♪

堂本剛がFM大阪さんからお送りしています堂本剛のラジオ。
ココからは毎週一曲僕が今歌いたいと思っている「命の歌」をテーマに偉大なミュージシャンたちが世界に残した名曲を沢山ありますから
そちらを紹介していきたいと思います。
今夜ですね番組も残すところあと二回なので悩んだのですけど、偉大なアーティストでこの時代に聞いて欲しい歌が多いのですこの方は。
スティーピー・ワンダーなんですけど彼の「Black man」をセレクトさせて頂きました。
タイトルが「Black man」なので「黒人」というタイトルなんですけれども実際にはラテン・・黒、白、茶、赤ネイテェブアメリカン、黄色アジア系など平等というものを本来あるのだということです。
アメリカ合衆国の歴史などを例にとって初めて心臓の手術を成功させたのは黒人の医師、ヨーロッパからの移民を助けたのはネイティブアメリカンやとか、アメリカ横断鉄道の線路を創ったのはアジア系の人やとか、そういう(歴史的事実を)並べながら(歌詞に)世界は皆のものだ。
特定の人種のものでは無い。
世界は皆のものだ、それを学ばなきゃいけない。
とスティービーが怒るんです。
この世界、僕の世界、君の世界、彼らの世界、僕らの世界、皆の世界。
というリリックが光線のようにヴーワァッと光っていくという。
トラックも単純にかっこいい・・本当に(テンションかな)上がりますね。
めちゃめちゃかっこいい。
人種差別は今もある。宗教差別もある。
自分が信じてないもの、自分と同じではないものを否定するという
勝手な気がするなぁ〜〜と思います。

自分はこうなんだ、と思ってればいいだけなんだ。
「俺はこうなのに何でお前はそうじゃないんだ」
その(認められない)ためにコトバ、行動(誹謗中傷、虐待)を使うのはちょっと解らないなぁというふうに思ったりする。

そんな僕の想いも解消してくれるトラックもかっこいい楽曲是非皆さんもノリノリで聞いて頂きたいと思います。
スティービー・ワンダーでBlack Manどうぞ。

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Stevie wonder
♪Black man♪

近畿日本鉄道CM

shamanippon shipの楽屋からお送りしてきました堂本剛のラジオ,エンディングでございます。
スティービー・ワンダーのBlackmanを聞きながら考えさせられました。
ジレンマっていうかもどかしい気持ちっていうのは時間をすごしても、歴史を綴っていってもなかなな消えない問題、残念です。
もしかしたら平和というものはやってこないかもしれないけども、平和を願い信じることは大切なんじゃないかと言う話を先日も偉大な方がされていました。
願い願い続ける、祈り、祈り続けることで少しでも変わるといい。
人が人の力を信じるという時間を過ごすということ本当に大切。
こういった楽曲があることによって何か人の気持ちが一瞬でも動くということが大事なんでしょうね。
世界が変わっていくことが大事なんですけれどもそういう為のものじゃ無いのかもしれないですね。
音楽というものは。
人の心を一瞬でも動かす力を込める、それが音楽。
今のスティービーを聞いて思いました。
スティービーから貰うもの多いなぁと思います。
今日は[ラカチノトヒ]という楽曲を聞いて頂きながらお別れしようと思っています。
「ラカチノトヒ」ふっと湧いて出てきた曲です。
自分の中では。
人のチカラというものは皆が思っている以上に「腕力」のチカラではなく内秘めたる人のチカラであるべきです。
僕たちがもっと活用し信じるべきなんだけどな・・という思いで創った楽曲です。
このラカチノトヒmoon arrangeこちら聞いて頂きながらお別れしていきたいと思います。
残すとこあと一回でございます。
出来る限り読ませて頂きますので堂本剛への質問 聴きたい曲など、など何でもかまいませんのでドンドンメッセージを送ってください。
メッセージはパソコンもケータイもfmosaka.net.から番組名「堂本剛のラジオ」を選んでメッセージ、リクエストを送ってください。
というわけで堂本剛のラジオそろそろ終わりでございますけどもshamanippon shipでのLIVEも残り少なくなってきましたのでいよいよこの番組も来週がラストということです。
来週最後の回になりますけれど是非来週も聞いて下さい。
お相手は堂本剛でした ほな!

♪ラカチノトヒ〜ムーンバージョン♪

補足資料
Black Man(日本語訳)
Stevie Wonder
「SONGS IN THE KEY OF LIFE」
1976年リリース

今、僕らが高く掲げる旗のために 
最初に死んだ男は 黒人だった(クリスパス・アタックス)
旗を手に 
僕らが立つこの地は 
始めインディアンのものだった

コロンブスの最初旅で 
ガイド役を務めたのは 
浅黒い男だった(ペドロ・アォンゾ・ニーノ)

汽車の路線を 
引いたのは 黄色人だった

僕らは忠誠を誓う 
一生 赤、青、白の 
魔法の色にむかって
僕らが支持する自由は 
全員に与えなければならない
でも正義は万人の味方とはいえず 
歴史は繰り返されるけど 
もう学んでもいい時期だ 
この世界は万人のために創られた

初めて 
心臓手術を成功させたのは 
黒人だった(ダニエル・ヘイル・ウイリアムス博士)

清教徒たちを救うために 
命を落とした親切な男は 
インディアンだった(スクウァント)

視界を広げたのは 
白人だった(トーマス・エディソン)

僕の言葉を聞いてくれ
国家の設立日には
国家全体で祝うけど
でもその手を胸に置く時 
覚えていて欲しい
僕らはみなアメリカの一部を担い
あの旗が揺らめくのを助けていることを
アメリカ初の
時計を発明したのは
黒人だった(ベンジャミン・ベネカー)

地図を使わず
ルイスとクラークを導いた団員は
女性のインディアンだった(サカジャーウェア)

この国で
最初に武道を始めたのは
黄色人だった

ペンを持つ指導者
全員を開放すべく署名したのは
白人だった (アブラハム・リンカーン)

この世界は万人のために創られた
神よ万人のために世界を救いたまえ
人々のために
赤ん坊のために
子供達のために
あらゆる色のために
あらゆる人種のために
この世界は君のためのもの
そして僕のためのもの
この世界
僕の世界
君の世界
みんなの世界
この世界
彼らの世界
僕らの世界
この世界は万人のために創られた

僕の言葉を聞いてくれ

人類初めて北極点に足跡を残したのは?
マシュー・ヘンソン...黒人
新世界のサバイバルの秘密プリマスに案内した
最初のアメリカ人は?
スクウァント...インディアン

第1次世界大戦でその勇気と英雄精神を
高く讃えられたカンパニーGの兵士は?
シン・キー...黄色人

農業従事者連合の指導者で
農奴に尊厳と敬意をもたらす助けをしたのは?
シーザー・チャヴェズ...褐色人

血漿の発見者であり
赤十字の血液銀行の監督を務めたのは?
チャールズ・デュー博士...黒人

ルイスとクラークの遠征を助けた
アメリカ女性初の英雄は?
サカージャ・ウェア...女性インディアン

著名な教育者であり意義学者で
アメリカの教育に顕著な貢献を果たしたのは?
ハヤカワ...黄色人

世界で初めて信号機とガス・マスクを発明したのは?
ギャレット・モルガン...黒人
神経外科の創立者のひとりである
アメリカ人外科医は?
ハーヴィー・ウィリアムス・クッシング...白人
国家の首都の構想を助け、アメリカの時間を刻む初の時計を作り
初の年間を書いたのは?
ベンジャミン・ベネカー...黒人
イロコイ人の連盟設立を助けた伝説的英雄は?
ハイアワーサ...インディアン
アメリカ初の微生物学センターのリーダーは?
ミチョ・クーシー...黄色人

1722年にシカゴ市を設立したのは?
ジャン・バプティス...黒人

アメリカン・インディアン運動の組織者のひとりは?
デニス・バンクス...インディアン

クリストファー・コロンブスのアメリカの旅を
スポンサーするために資金を集めたユダヤ人資本家は?
ルイス・D・サンタンゲル...白人

数え切れない奴隷たちを秘密の鉄道で
自由へと導いた女性は
ハリエット・タブマン...黒人女性

記入者:キャスケット 2012年07月18日(水) No.17 (ラジオ)

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