今年も雨の平安神宮でした。でも慣れとは恐ろしいもので昨年の豪雨を思えば全然大丈夫な感じがしました。昨年の教訓から首にタオルを巻いてカッパを着、手首にはゴムをはめて雨の侵入を防ぎました。頭にはキャップをかぶりカッパのフードとキャップをクリップで留めて足はひざまでのゴム長(すみません近くに住んでいる娘のを拝借しました)これも一種のフル装備です。
新曲(赤い鼓動のHeart)と街が素晴らしかったです。それまでザーザー降っていた雨がこの時は弱まりました。龍神様も剛さんのバラードに耳を傾けていたのではと思います。(そのあとの空が泣くからでは思いっきり空が泣いてましたから)
街は歌詞が変わっていました。素敵な言の葉でその時は胸に沁みたのですが、残念なことに今となってはあまり覚えてません。オリジナルの街が苦しんでいる少年の姿を描写していたのに対し、今度の街は、そこから大人になった青年がまだ道を迷っている人に向かって歌っているのかなというような気がしました。きっと剛さんの今の想いを言の葉として乗せていたのだろうなと思います。
これからもその時代時代の自分の想いを街のメロディに乗せて放ってくれるのかなと思いました。ソロデビュー曲が街で本当に良かったと思います。
Say Anythingは前日は歌わなかったようですが歌ってくれました。とても素敵でした。
Love is like a river Flow slow into the sea. 愛が雨となって私たちの体にしみこんでゆく・・
そんな気持ちがしました。 特に最後のフェイクが素晴らしかったです。雨が落ちていても夜空に真っ直ぐに突き抜ける歌声に目頭が熱くなりました。
剛さんは雨の中、しばしばテントを抜け出て歌ってくれました。こっちはカッパ着てるけど剛さんはもちろん無防備。びしょびしょです。そうそうステージ上がプールになっていて途中ジャバジャバ水をかけていました。(これは初日もあったようなので天気に関係ない演出のようです)
びっしょりになった剛さん、両手で頭をくしゃくしゃとして水を切っていました。きっとプラベでシャワー浴びた後もこういう風に水を切るのだろうとライブ中なのに妄想しちゃいました。(後で聞いたらお仲間さんも全く同じこと想像していたってww)
雨の中を水とごく自然に無邪気に戯れている様子は奈良の妖精というより水の精霊のようでした。人は土から生まれ土に還ると聞いたことがあるけれど剛さんを見ていて水から生まれ水に還るのかもと思いました。
最後のMCは短めでした。曲が増えたこともあるけど雨に濡れていたファンのことを思いやってなのかなと思いました。「自分たちから前に進むことが大切」と。一緒に歩いて行きましょう、生きましょうという優しい気持ちを感じることができました。
最後は「愛しています」とマイクにチュッとして大極殿のほうにはけていきました。
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