社会科見学はグループが10に分けられ各30人ずつに振り分けられました。それぞれ男女比がおよそ女子寄りですが半々、年代は似通っていたように思います(20〜30歳台)。G1が11:30集合を筆頭に、30分後にはG2が集合。
恐らく2スタジオ並行での1時間で入替だったのだと思います。そして私はG3だったので12:30集合で、13:30には終了でした。まず指定のスタジオ前に居たところ、時間になったらスタッフ(スタジオのかファミクラのかは分かりません)の方が案内にいらっしゃいました。
まず中に入ってすぐに、指定のQRコード画面(自分の名前とグループ名入り)と、身分証を確認されてから奥のエレベーターに通されました。スタジオの階で降り、すぐにスタジオに入りました。荷物を置いたらすぐにレコーディング位置に立ちました。マイクスタンドは前に3つ。扇形2列。
後ろの段は木の踏み台に立つ形です。並び順の指定はなく、入った順のような感じでした。立ち位置の前後にはそれぞれのイヤモニが掛かっていました。前にはガラス越しにブースがあり、レコーディングする側がこの機械のあるブースに入ります。まず、JEのスタッフさんから軽く説明が。
説明内容は、自分の位置にあるイヤモニを着けて、堂本剛の指示に従い、歌っていただくという旨のことでした。時間が押しているのか、まだ剛くんは現れず。しばらくしてからSWING-Oさんと数人のスタッフさんがこちら側に入って来ました。
G3は緊張しすぎの集まりだったので「おはようございます。(みんなを見回して)緊張するよねー?剛来たらもっと緊張するから(笑)」と、緊張を余計に煽るような挨拶(笑)。SWING-Oさんは白のロングTシャツに、ジーンズという格好だったかな?「shipで(オーラスを)やったことある人?」と確認。
1/3くらいの人が手を挙げました。そしてタッチパネル式のキーボードを弾き出して、「今流れている(スタジオ上に設置してあるスピーカーから曲が流れています)これをやります。」と説明し、練習を軽く2回ほど。そしてガラス越しのブースに行きました。
またしばらくしてから、剛くん本人がいよいよ登場!周りの緊張感とソワソワ感が増します(笑)。ひふみよさんの黒T(?)シャツに、赤のダメージハーフパンツ、黒地に水玉(水色と茶の)レギンスorタイツに、白黒ボーダー靴下、赤い靴(ブーティー風)を剛くんは、着ていました。ネイルは白と黒の単色塗りをほぽ交互に。
「宜しくお願いします」とこちら側に来て挨拶してくれた後、ブースに行きました。ブースの真ん中に座り(というよりほぼ立った状態で)、私たちが歌う部分で手で指示を出します。1、2、1・2・3ハイという感じ
1テイク録った後、今度はノリノリで、という指示が剛くんからありました。見本として、メガネスーツのスタッフさんに、ブース前に立たせて見本を一度曲に合わせてやらせるんてすが、動きがキレッキレ(?)過ぎてみんな大爆笑。剛くんもいたずらっ子な瞳で笑っていました。
そしてノリノリとは言っても少し緊張のテイク2。ブース奥では先程のスタッフさんが踊っているのが見えて笑いそうでした(笑)。テイク1でも、「最初にしてはいい」と言っていただきましたが、テイク2の方が「ノリノリの方がいいね」。ここでちょっと聴いてみようか、と提案がありました。
今の技術はすごいもので、録音してすぐにmixできるので、スイッチを押すとすぐにみんなの声入りで曲が流れました。上にあるスピーカーで聴いて、もう仕上がっている風!再生中、剛くんはPC(モニター?)を覗いたまま(体をくの字に曲げた状態)で小刻みにノっています。
一瞬姿が見えなくなったと思ったら、隅に置いていたお茶の小ペットボトルを取りに行っていたのでした。口に含んで真ん中に戻り、再生が終わると、隣にいるSWING-Oさんと、「いいねぇ〜。もう出来たんじゃない?」と言い合っていました。
せっかくだから、今度は「図にノってみようか」ということで、テイク3。もう少しみんなも緊張が解けたテイクになりました。私も少し音楽にノって体を揺らす感じに。ブース奥からの視線と、JEスタッフさんのハンディカムに耐えながらノるのは、とても素人には厳しい感じでしたが(笑)。
終わった後、剛くんは、「図にノるの、いいね〜。調子に乗るのと違うからね〜」と言っていました。そして「結構前(の部分)から流します。記念になると思うし、聴いて行ってください」と、頭からではありませんが、長めに聴かせてくれました。もちろん、図にノった3テイク目も入ったバージョンです。
再生が終わり、剛くんは、ブースから出て、みんなの方へ来てくれました。SWING-Oさんは、その時辺りで退席し、次のグループの方へ向かったのではないかと思います。そしてしばし剛くんから、みんなに向けたお話がありました。
まず、今回の企画について。無謀だとも言われたけど、やってみようと思ったこと。ファン同士のことについて。「色々あるよね?」としみじみ。でも仲良くできたら、ファンに限らずみんな仲良くできたらいい」とも言ってました。Twitterとか、ちょっと書くとすごく言ってくる人もいる。
言い合い、やり合わなくても、強い言葉で言える。日本語にはそういう力がある、と力強くでも静かな口調で言いました。実感が籠もっている、色々乗り越えてきた剛くんの強さが窺えました。他、服に関しても、「今は安いもの、すぐに組み合わせられるけど、良いもの、高い物を長く着るようなことを大事にしたい」との考えを聞かせてくれました。SHAMANIPPONも、「今は歌だけだけど、服や食べ物にも広げていきたい」「おじいちゃんになってもやってると思う」とのことでした。 みんなも静かにうんうんと頷きながら聴きました。もうこれで終わると思うと寂しい気持ちも。
話は前後しますが、今回の収録した曲を含めたアルバムは、来年のいつになるかはまだ分かりませんが、形にしたいそうです。今は「ステージに立つのが難しい」そうですが、「周りの力を借りて頑張っている」ところだそうです。
あと、今回の見学について、「みんな(Twitterとかで)書くよね(笑)?(剛くんのことを)カッコ良かった、大きかった、スターだった、とか書いてください(笑)」とひょうきんに言ってました。そして、この件に限らず、つぶやくということについても、言う前に本当にこれは必要なのか、ということを考えて発することが大事と、釘も刺しました。
話が終わると剛くんは、みんなを見回しながら、手を振ってスタジオから出て行きました。私たちも「ありがとうごさいました!」と言い、手を振って見送りました。すぐに荷物を取って、各ポイントで立っている、スタジオやJE他スタッフさんにありがとうごさいましたを言われつつ、こらもありがとうごさいましたを返しながら出口に向かいました。
スタジオを出る前に、お土産でシャママークの刻印された、四角い金のイヤホンジャックをいただきました。あのキレッキレダンスのスタッフさんは、見送りの時はとてもテンションが低く(笑)、ムチャ振りの時は相当頑張ったんだろうなと思いました。心の中で“お疲れさまです”を言いました(笑)。
こうして1時間ほどで終わった社会科見学ですが、今回聴いた曲はあくまでもG3(30人)の歌声バージョンだけなので、300人分をどう繋げるのか、どんな完成盤になるのかが今からとても楽しみです♪
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