ソロライブレポ

会津は熱かった!
 遅ればせながらの会津レポです。セトリやMCはすでにレポされているので省かせて頂き、私自身が感じたこと、印象に残ったことを書かせて頂きます。私の席は2階席の後だったこともあって見づらかったり手拍子等で聴き取れてなかったりした分、勘違いした部分もあるかと思いますので正確性には自信がありませんので、その点はご了承願います。

 いつもとは違う今回の追加公演、観客も演者もどう臨むのだろうか?と思う間もないほど慌ただしく会場入りした私。開演前のピアノに耳を傾けたいと席に着いたらざわついた中からやがて手拍子。一瞬? 、私自身は不似合いな感じがしてそれには加わりませんでした。(後のMCで剛さんがそれに触れられた時は同じこと感じていたのだって思いっきりバカ受けしてしまいました。)臨む想いもまさに十人十色なスタートでした。

 ここ最近の剛さんは、よりジャズィ、ブルージィな感じが色濃くなったと平安神宮ライブでも感じました。「Nippon」もそんな感じで後のスクリーンで最初は菊のような花がたくさん浮いているように見えましたが、後半パワフルになるにつれて上の方にシャクヤクや牡丹のような華やかな花が満開に咲いて煌びやかだな、剛さんのニッポンに対する願いなのかなって感じました。
「叶えKey」に替わって今回歌われた「音楽を終わらせよう」。私は生できちんと聴けたのが初めてだったのでまずそこで感激。アレンジはスローでそのまま「Love is the key」へと自然な流れでした。宇宙を感じさせるスクリーンをバックに歌詞を一部「風評の傷を・・」テロップにも出たように「僕が君たちに会いに行くよ」という感じで歌っていたと思います。彼の今回のツアーへの想いがストレートに出たフレーズだったと思います。
 奈良であれだけムーディに歌いながらも心憎いほどのステップを披露していた「Say Anything」椅子に座って歌ったのは意外でしたが、魅せることよりも語りかけたかったという、彼なりに手探りだった今回のツアーへの姿勢だったと思います。
 そして「赤いシンガー」は赤の照明が半分だけ当たり反対側は影、とそのコントラストが明暗、表と裏との紙一重的な部分を象徴しているようにも見えました。CDで聴くのとはまた違った感銘を受けるのでぜひともこれからもライブで歌い続けて多くの方に聴いて体感してもらいたいです。Nijiの詩を包み込むように歌われて、ここは感涙状態でした。

 MCの中では「中今」という言葉がある、漢字でこう書く、と指で書いて見せたので(角度的に)自信がありませんが、たぶんこの漢字だと思います。過去を振り返って未来人へ繋ぐという意味だそうです。現在、日本中が傷ついて、もしかしたらもっと悲しいことが起こるかもしれない(これは仙台だったかも)でも過去の人達が傷つきながらも乗り越えて現在へ繋いでくれたもの、だから自分達も未来人へ引き継がなければいけない。これはNijiの歌の中でも子供たちへの件でメッセージを込めて歌われていますが、私達みんなが心していかなければいけないことだと自分に言い聞かせました。
 そして速報でも書きましたが、ここに来たことで満足してはいけない、ここで学ばせてもらいました。という言葉はまさに自分に言い聞かせたいことだったので強く刺さりました。ここに来たことにこれから自分は何ができるのか、どうするのかまた考えたいと思います。
 自らEで宣言?したファンクセッションなのに自ら違うと口三味線でフォーン隊やベースの健さん指示していたのが凄かった。最初はなんで「シマ?」と思ったのですが、FUKUシマ!で、納得しました。パワー溢れるセッションで本当にいい汗流しました。剛くんもスティーブさんと機材を通り抜けてステージの端まで行くサービスに会場のボルテージも一段とアップ。だぶだぶのパンツ姿でのダンスがペンギンかディズニーのキャラクターを彷彿とさせる可愛らしさで、本当にこの妖精さんは何色の魅力を備えているのでしょうか。
 予定外の「ブルべり」にセッションの途中SASUKEさんが何度か剛さんに確認したのがこれだったのかと後で納得。でも言われないとわからなかったくらい自然なノリでした。最後の1分で噂の「街の片隅で」を聴けたのも感激でした。
とにかくその夜の会津風雅堂は元気でパワフルでした。

余談ですが、帰りの市内のバスがもう止まっていたのには驚きでした。でも、月を見ながら余韻に浸りながら、周りの人に付いて行くようにしてホテルまで約30分は歩いて帰りました。

記入者:カンディード 2011年09月16日(金) No.180 (ライブ)

コメント
紫雨  2011/09/20/20:36:46   No.184
カンディードさん、会場の臨場感あふれるレポありがとうございました(^^)。しゃくやくや牡丹の花はスクリーンに映し出されたものでしょうか。より和な印象がします。それから他の皆さんも書いていらっしゃいますが「中今」と言う言葉。心に留めておきたいと思いました。「会津風雅堂は元気でパワフルでした」「月を見ながら余韻に浸りながらホテルまで30分は歩いて帰りました」というのも会津ならではの経験のように思います(^^)。
素敵なレポありがとうございました。
こさかママ  2011/09/23/00:18:05   No.195
カンディードさん
ええ、私もあのクラップには加わりませんでした。(というかあの状況での乗り方がよくわからなかった。)が、人それぞれの楽しみ方、期待の仕方とかがあるのだろうなって思います。ライブでも拍手や手拍子はいっぱいするけど、恥ずかしくって声をかけたりはできないタイプ。しらんがなと言われそうですが(^_^;)
今回座って歌った曲が多かったですよね。「語りかける」ということがひとつのキーワードだったのかもしれないですね。少なくとも七色以上の魅力は備えているでしょう^^素敵なレポをありがとうございました。

ポワロ  2011/09/28/17:16:47   No.213
カンディードさんの感想をいろいろ聞かせていただき、ありがとうございました。
私も今回のライブ、観客も演者もどう臨むのだろうかとちょっと緊張してました。が、始まってみると、そんな想いはどっかに吹っ飛んでしまうくらい、すぐに十人十色の世界に引き込まれていきました。
会津風雅堂、確かに元気でパワフルでしたね。剛君にもらったパワーを大切にしたいです。

コメント投稿

削除

TOPに戻る
shiromuku(fs6)DIARY version 1.70