MC部分は、別スレッドにてレポしました。 こちらは、曲部分のレポというより、もっぱら感想文です。
かなり、こさかママさんとダブっています。 すみません。
MCまでの前半は、スローで大人っぽい アレンジでしたので、鎮魂歌のようなレクイエムのような 印象を受けました。剛さんにもメールしました^^ 23日は、開演時間が早く、余裕をもっていたのか、 たとえば、時空の最後の音を、ゆっくりとしばらく音がのびて、 音が消えてからオーディエンスが拍手していたように思います。 ゆったりとした時間が流れていました。
福島ライブと同様に、十川さんのピアノ演奏(録音)「縁を結いて」が流れ、 音が終わると、剛さんのピアノによる♪インスト ツク?♪がはじまりました。 CDに録音されていたツクとは、少し違って、 落ち着いたレクイエムのようだと感じました。 ツクではないのかもしれません。
レクイエムは「安息を」という意味もあるようなので、 震災、台風で犠牲になった方々、残された方々、それ以外でも 私たちの日常を襲う不安な心を落ち着かせ、 安らぎを与えてくれるかのように、丁寧に音を紡いでくれているように 聞こえました。
スクリーンに文字が映し出されます。 「ぼくらは水の惑星地球で生まれた。 水はどこから?体は水でできている。 夜空を見上げれば深呼吸を押し返す。おぼろげな月がさっとかかり・・。 さかのぼることに勇気を持ちなさい。心を澄ませて水声をききなさい」 (字幕は一部です。こさかママさんの方が詳しいです。ありがとうございます。) ・・・・・・・・・・・・・・・・ レナードさんの力強い和太鼓が響きます。 こさかママさんも書いてくださっていますが、始まりの合図だと 私も思いました。 和太鼓に続き、インスト、やさしい高音のピアノがきらきらとなり、 ♪空が泣くから♪ イントロ演奏に入ります。 客席みなさん、座って、じっくり聴きいっていらっしゃいました。 空と対話するような剛さんの歌声でした。 「逃げることもしない」全てを受け入れようと強くやさしい歌声です。 平岡さんのコーラスが剛さんの歌声とおりかさなって、厚みを増し ライブならではだと思いました。 途中の雷の音も、魂に響きました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 前奏はピアノとギターとがやさしいゆったりとした音でした。 ♪NIPPON♪ そこにドラムス、ホーン隊が音を重ねていきます。 BPMをゆったり設定し、オリジナルと異なって、 大人っぽいアレンジです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪WhiteDRAGON♪ たいまつが灯ります。 これは、歌が始まっても、何の曲?っていうくらい アレンジが変わっています。アレンジに合わせて、歌の曲も リズムを変えているくらいです。 こちらのBPMを落として、大人っぽい、ジャジーな雰囲気でした。 こんな風にアレンジをかえて歌われると、 ライブしか味わえない音を聴かせてもらえるので 嬉しいのですが、この会場にいらっしゃらない皆さんへも 届けたいという想いに、戸惑ったのも事実です。 最後、レナードさんの力強い和太鼓で終わりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪Love is the Key♪ スクリーン「僕ら日本人の愛で平和のスタイルは変えられる」。
こちらもやはり大人っぽい印象です。 スクリーンに、人が映ります。線のみで書かれた人。右手から歩いて来て、途中で立ち止まり涙をこぼし、また歩き出します。こぼれ落ちた涙は円状に広がります。 人は水でできている、涙も水。水は循環する。涙をこぼしたあと、やはり人間は前を向き、明日に向かって歩き続けるんだと、そのあたりのイメージを抱きました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 座って歌います。 ♪Say Anything♪ スクリーン「愛は求めるものなんかじゃない。捧げるものなんだ。」 家で夜に電気を暗く落として、 リラックスして歌ってくれているようでした。 この歌で、I Love you you you とyouで、会場を指して歌ってくれるのですが、 そこが、大好きです。 胸をずきゅん!と打たれます。 歌声もしぐさも、指先まで色っぽくて、ドキドキします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪時空♪ 剛さんは、いつものようにピアノです。 SWING-Oさんだと思うのですが、宇宙船のようなピロピロ〜という 音を効果的にならしていたので、 宇宙と交信しているようでした。 このへんもラジオにメールをしたのですが、 剛さんは、一音ごとにシンセのプログラムを繊細に操作しながら、 音を変えているようにみえました。それが愛だなぁと思いました。
全ての音は意味があって、どれ一つ無駄な音はない、 人生も無駄なものなんてないんだよと、 ものすごく勇気をもらった気がします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪ソメイヨシノ♪ 「産声を上げた日僕たちは水を奏でた。人生最後の日にも僕たちは水を奏でた。」 涙にはじまり、涙に終わる。 水から生まれ、空に昇り水になる。 私たちは水なんだよと、その水を汚してはいけないなど、 考えさせられる文字でした。 ピアノと共に歌いはじめます。 美しいきれいな歌声です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪街♪ 「痛みを知るから僕たちは愛のために強くなれるんだ」 やさしくやさしく傷を痛みを包み込んで抱きしめてくれる歌声です。 いろんな街があって、その様々な街に寄り添ってくれる、そんな歌声でした。 (24日は「近頃の愛〜♪」と歌いましたが、 この日は、普通に「近頃の空〜♪」だったと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪縁を結いて♪ 「水海天地球体・・・愛」 ピアノが水面のように、きらきらと響きます。 アレンジがCDとすこし変わっています。 印象として、明るい印象のように思えます。 あたたかみたっぷりのライブとしての縁を結いて。 ライブならでは思いますが、ホーン隊の間奏があって「水ひとしずくが」と歌います。 お二人のコーラスも素敵です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アンコール ♪Nijiの詩♪ 「僕たちは水なのだから大きなNijiを架けられるんだよ」 PVの海の映像です。 大画面で見る海の映像は、海の中にいるようでした。 おだやかな海は、震災を感じさせない、私たちを包んでくれる圧倒的な力を示してくれているようでした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、つたない感想です。 アレンジをかえて演奏するという ライブならではの素晴らしい演奏を また聞かせていただくことができました。 幸せです。 ぜひぜひ、音源化、DVD、希望せずにはいられません。
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