大切なご縁をいただいて参加できたライブ、レポを書くことで少しでも恩返しができればと思っていましたが・・ 後半のMC部分は少しメモできて速報にも書かせていただきましたが、前半はただただ感動するだけでメモはほぼ白紙状態でした。皆さんのように素敵なレポは書けませんが、少しだけ感想を書かせていただきます。
開演前、ピアノで縁を結いてのメロディがゆっくりと流れます。 ピアノが止み、剛さんがステージに。ピアノに座ります。
インスト♪ スクリーンには海。夜空に浮かぶ月。 剛さんのピアノのメロディは優しく、そして深く流れていきます。 速報では「月」と書きましたが、CDの「月」とは違うようにも思いました。
「空が泣くから」 SWING-Oさんの前奏のピアノが流れ剛さんの歌声が始まります。スクリーンには雨。 途中からスクリーンの雨は激しくなり、レナードさんの太鼓の音が雨の激しさを強調していきます。これは単に台風だけでなく今年の3月の震災からの1年を表しているのかなと思いました。
「NIPPON」 アレンジは和風。 この時まで客席は座って聴いていたのですが、この曲からオーディエンスは皆立ち上がります。CDのような力強さとは少し違った「流れる」そんな印象を受けました。オーディエンスの手の動きも控えめでした。
「White DRAGON」 この曲は聴いていて「歌詞は知ってるけど何だろう」と思うほど曲は変わってました。 アレンジ云々ではなく、歌詞は同じだけど別の曲、そう言っても良いほどです。
「Love is the Key」 スクリーン右側から一人の人が歩いてきます。中央で立ち止まり涙を流します。その人に表情はないのですが、体全体で泣いていて悲しみが伝わるようでした。そして人はまた歩き始めます。剛さんの歌のテーマ「愛」があれば人は再び歩き出すことができる・・そう言いたかったのかなと思いました。
「Say Anything」 うまく説明できないのですが、私は昔の剛さんの歌に無くて今の剛さんの歌にあるもの・・その1つに「良い意味での“けだるさ”」「アンニュイさ」ってあるように思います。それがとても感じられた歌でした。
「時空」 剛さんはピアノに移動。レナードさんの太鼓が重厚感を重ねます。 余談ですが、今回参加されなかったスティーブさんの分、レナードさんがほとんどの曲に参加されていました。最後のMCで剛さんが「レナードさんにオファーをしてもいつも海外に行っていてなかなか実現しませんでした。今回レナードさんはどう演奏するか悩んで大変だったと思います。」そんなことも話されていました。でも聴いている側からすると不自然に思った曲はなくて、この「時空」は特にレナードさんの演奏が印象的でした。
「ソメイヨシノ」 スクリーンは桜。 私事ですが・・ライブ前日は職場でお世話になっていた方のお通夜だったので、もうこの歌はイントロから涙が止まりませんでした。この歌のエピソード、剛さんのお母様の言葉が頭の中を駆け巡りました。亡くなった方にもこの歌が届きますように、そう思いながら聞いていました。
「街」 この曲も前奏から心が締め付けられます。先日のラジオでも「街」が流れましたが、当時のCDとは違う優しい「街」です。闘うことはたくさんあるけれど、それ以上にこの街(日本、そして人)を愛している・・・そんな「街」でした。 歌詞は「近頃の空」が「近頃の愛」になっていました。
「縁を結いて」 速報にも少し書きましたが、この曲には悲しみがこもっているように感じました。剛さんが泣いてしまって歌えないとか涙を流したとか、そういうことはないのですが、一言一言噛みしめながら大切に歌っていた・・そんな印象を受けました。私の気持ちがそう感じさせたのかもしれませんが、今年の様々な出来事への想いがこの歌にとても重みを加えていたように思いました。
アンコール 「Nijiの詩」 剛さんは黒(?)のタンクトップ姿になります。 PVの映像。歌はとてものびやかで美しかったです。 そしてまさに「未来へ」希望や夢を感じさせる歌声でした。 「縁を結いて」が今年の出来事、そして「Nijiの詩」が未来への希望。歌自体がとても対照的だったのが心に残っています。
自分が感じたことを書かせていただきました。レポになっていなくて申し訳ありません。
ライブの翌日、天河神社さんに行きました。そして以前天川を訪れた時にお世話になった方々のところにも行かせていただきました。台風の後、天川を観光する方が減っているそうです。洞川は全然被害を受けていませんし、天河神社さんまでのバスは通常通り運行しています。天河神社さんもかなり被害にあわれましたが現在は問題なく行くことができます。これから紅葉のきれいな季節です。奈良の天使さん^^が舞い降りた「みたらい渓谷」のハイキングコースも今は歩けるようになっているそうです。 「天川行ってみたいけど行けるのかな?」と迷っている方がいらっしゃいましたらぜひ訪れてみてください。 ライブとは関係ない話で申し訳ありませんが、このことも皆さんに伝えたかったことなので書かせていただきました。よろしくお願いいたします。
最後になりましたが・・ 今回いろいろなご縁があってライブに参加できたこと、本当に感謝しています。そして今回に限らず全てのご縁に感謝してこれからも生きていきたいと思います。 また奈良で会うことができたお仲間の皆さん、「楽しんできてくださいね」とツイッター等で声をかけてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
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