バレット

という職業をご存知でしょうか?

欧米の競馬では割と一般的に騎手に対してバレットがついていることが有るようです。

現在日本では試行中なのですが人数も増えており、バレットを配置するジョッキーも増えてきています。

 

各競馬場ごとで騎手1人〜3人(連名)に対してバレット1人というのが原則です。

またJRAの職員というわけではなく騎手との雇用関係が成立しており、

JRAが斡旋するということも原則としてありません。

当然の事ですが就労中に得た情報の漏洩や勝ち馬投票券の購入は禁止されています。

 

バレットの仕事とは

実際バレットはどんな仕事をするのかというと、検量室等で騎手の補助作業をします。

補助作業とは鞍やその他の馬具や装具の手入れなどです。

負担重量の計量

 負担重量は装具・鞍・鞍下毛布・ゼッケンの重量を総計したものを示します。

 帽子や鞭はこれに含まれません。

 発走時刻前70〜50分までの間に、規定により公表された負担重量において

 前検量を受けなければなりません。

 又到達順位が第7位までの馬の騎手及び裁定委員が指定した馬の騎手は

競争終了後直ちに負担重量後検量を受けなければならりません。

 原則として前検量後検量の重量の差が1キログラムを超えた場合は失格となってしまいます。

 

日本でのバレット契約一号者は武豊騎手のバレットを勤める金子明弘さん。

昨年5月にJRAが正式に認可。

現在は蛯名正義騎手や柴田善臣騎手などバレット制度が大分普及してきている。

バレットは基本的には上記のような仕事内容では有るが、実際騎手との信頼関係が

重要な事は理解していただけたと思います。

故に金子さんのように武騎手のマネージャー的役割を担う事が多くなるのではないでしょうか?

斯く言う筆者も実はバレット第2号になるはずだった事はココだけの秘密だ。

(話が流れちゃったけどねー(笑)