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料理コンテストガイド原稿
『オリジナル料理への道』vol.1
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私がよくアイデアの参考にするのは、江戸時代のレシピです。江戸時代のレシピの素晴らしい所は、その辺にある食材を使って、独特なお惣菜を多種多様に作っている所。中でも『これはつかえる！』と思うのは、天明２年（１７８２年）に発行された『豆腐百珍』というレシピ本。題名の通り、豆腐を使った料理ばかり百品のレシピを紹介している。
レシピの構成を見てみると、こんな感じ▼
[1] 煮る --55点
[2] 焼く --20点
[3] 揚げる--16点
[4] 生で --2点
[5] その他--7点
この豆腐百珍で紹介されているアレンジを元に、食材を豆腐以外のもので作ってみれば、それだけでオリジナリティあふれる料理の数々ができてしまうわけです。
レシピのオリジナリティとは、すなわち発想の転換に他ならない。何も、特別な食材や器具を使わなくても、調味料の合わせ方や食材の切り方など、味を変え、見た目変えを少しずつ改良していけば、それで良いのです。
アイデアが浮かばない〜という貴方。豆腐百珍を参考に、味変え、見た目変えの訓練をしてみると良いかもしれないですよん。
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