■アリーナファイト 2001年9月8日 (土)



 

若生と小田急線で新宿へ。1時半ごろ会場に到着。2時開始ということだったのでギリギリだと思っていた。
ところが開始は3時過ぎになる。なんだか手際が悪い。店員さんが替わってしまったためらしい、と聞いた。

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

「本日のデッキ」
 


リーダー(38回目)
柏木耕一
キャラクター(16)
コリン HM−12 フランク長瀬
柏木梓 相田響子 岡田松本吉井
澤田真紀子 神岸あかりSP
バトル(7)
腕相撲 格闘技 デコピン
ボーリング
イベント(36)
降霊術 転機 臨時収入
付け焼き刃 スランプ 応援
挑戦状 ガセネタ 時間稼ぎ
封印 持ち物検査 破壊電波

そういや1週間後は北海道公式なんだよなあ(俺は行かないけど)。
北海道といえばまず思い浮かぶのはnicolさんの宇宙耕一。
そういう訳で今日のデッキは、キャラ16バトル7イベント36のnicol流だ!
 

・・・・・・ネタ?そう、ネタ。
 
 
 

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆
 

第1回戦  vs牧村南(ピコハン様)  ○
 

先日八千代台のFBカップで準優勝と、リーダー王南さん部門を目指して頑張っているピコハンさんとの対戦である。
 

(図1)

                           牧村南(待機:4/10)

           柏木初音  HM−12
             (待機:0/5)    (待機:0/6)  

 
                         ボーリング
 

        澤田真紀子 岡田松本吉井 コリン
           (待機:0/4)   (待機:0/4)  (待機:0/5)
                           
               柏木耕一(待機:0/14)
 

手札:挑戦状、スランプ、ガセネタ、ガセネタ、腕相撲、臨時収入
 
 

いきあたりばったりを打ったら挑戦状を引いた。早速耕一ケモって腕相撲を置く。
こちらのアタック宣言に対応してピコハンさんはチェックイベントを宣言。

ピコハンさん、見事に挑戦状を抜くことに成功するが、もともと手札に挑戦状が1枚あったので、
結局南に挑戦状が。

スランプにスランプ、マニュアル人間にガセネタで終了。

「噂の魔法サ耕一じゃないんですか?」
「(何故それを・・・)ええ、まあ、今日は速攻気味のデッキにしてみたんです」
 
 
 
 

第2回戦  vs千堂和樹(山潤様)  ○
 
 

(図2)
                                 千堂和樹

              エビル 神岸あかり コリン フランク長瀬
           ↓DOWN         ↓DOWN
                                                           大庭詠美
 

                  漫画       格闘技 腕相撲 デコピン 
                  
 

           HM−12 柏木梓 コリン フランク長瀬 澤田真紀子
                     ↓DOWN

                         柏木耕一
 

山潤さんのリーダーは千堂和樹。
これは強敵だ。なにしろ7枚しか無いバトルのうち5枚が通り難いのだから。
このデッキ使うにあたって一応nicolさんの大会レポ読んで予習しておいたのだが、
千堂は苦手だって書いてあったし・・・・・・

と思ったら初手に格闘技腕相撲がいきなりある。
16枚しかキャラが入っていないのに、相手より先に5体並んだ。

確率以上の回りをしたようで、格闘技で殴り続けて押し切る。
 
 
 
 
 

第3回戦  vs長瀬源五郎(神楽しあす様)  ●
 

(図3)

                                   長瀬源五郎

      マルチ&セリオ HM−12 HM−12S HM−12S 宮内レミイ
 

                 熱湯風呂        腕相撲
 

           フランク長瀬 HM−12 コリン

                              柏木耕一
 

先攻後攻を勘違いしていきなり1ターン目にアタックしようとする→笑ってごまかす。

まあそれはおいておいて、3戦目にして恐れていた事態が発生
初手にフランク長瀬、HM−12とあったが、その後全然キャラを引かない。
キャラ事故だ・・・・・・キャラ16枚なんだからどこかで来るとは予想していたが。
2キャラしかいないので攻撃するとフルタップになるので、マルセリの攻撃が耕一を直撃してしまう。
せめて3キャラいればフランク残しで耕一受けカクテルとかHM−12残しでブロックとかの形がとれるのだが。

このような場合は、手札にある豊富なイベントを使って、挑戦状で相手の前衛を落とすなどして
無理矢理形にしていくところなのだろうが・・・・・・

よりによって相手はJS式源五郎。前衛は堅いし、防御イベント満載なので手のつけようが無い。

耕一に11点乗って追い込まれたところで源五郎に挑戦状打って、付けスラ2枚9点とかやって身代わりされて玉砕した。
 
 

   〜〜〜   考察 : nicol流耕一 VS JS式源五郎   〜〜〜 

神楽しあすさんは今日の大会で優勝されました。ガセネタのコストをお手伝いから出して封印されてガセネタが落ちるとか、
マルセリの応援コストをHM−12の消耗コストで支払ってブロッカーがちょっと手薄になったりとか、お茶目なプレイがあって
源五郎デッキはまだ余り使い慣れていないような印象だったのですが、それでも優勝してしまうあたりが
やはり悪魔のデッキと言われる所以でしょうか、JS式源五郎。今後も多くのプレイヤーに使用されることでしょう。

さて、北海道公式を前にして、私はnicol流耕一対JS式源五郎の対戦はどうなるんだろうという興味があっったのですが、
図らずもこの対戦はそのサンプルとなってくれた訳です。
実際に源五郎と対戦してみたところ、nicol流耕一のようなイベント勝負で手札の消耗が激しいデッキは
防御イベント満載の源五郎に対して相性的にキツいと思いました。事故ったときに挑戦状で相手の前衛を落として、
ボーナスドローでデッキを回すという強引な打ち方が通用しません。7対3くらいで源五郎有利といったところでしょうか。
ただしnicol流には一瞬の爆発力があります。後攻1ターン目に臨収ケモ付けスラ応援とかでいきなり源五郎を殴り倒してしまう
可能性も無い訳では無いので、絶対に源五郎だとも言いきれないですが。

俺が対源五郎の感想を若生に話したら、
「じゃあ、源五郎で北海道公式出ようかな」
・・・・・お前には智子があるだろう!でも関東からの遠征組には必ず源五郎がいると見ました。
 
 
 
 

第4回戦  vsルミラ(くまなく様) ●
 

(図4)

                           ルミラ

      たま 観月マナ 岡田松本吉井 柏木楓 HM−12  
                  ↓DOWN
 

        対戦ゲーム      ボーリング ボーリング
 

        岡田松本吉井 フランク長瀬 コリン
                            ↓DOWN
                       コリン

               柏木耕一
 
 

またキャラ事故を起こしてしまった。前衛に岡田松本吉井とフランク長瀬しかいないという状態がずっと続く。
仕方が無いので待ちに徹する。

相手のアタックに対応で耕一と岡田松本吉井倒して獣のちから→フランクで耕一を回復・・・・・・
こうやってバックを与えつつ手札を溜めて、耕一の残り気力がギリギリになったところで反撃しようと。

ただしバトルが対ゲーだし、獣を封印されたりするので、残念ながら大してバックはいかない。
4ターン後にはカクテルもネタ切れした。
耕一に10点乗ったところから、ここまで溜めこんだイベントを一気に放出して、応援3発と暴れてみたが、届かず。
 

このデッキ、コリンが場に出たときと出ないときで強さが全然違いますね。
コリンを引けない、コリンに妨害工作、コリンに挑戦状・・・・・・デッキが途端に回らなくなります、ヤバイです。
デッキにはティリアや応急手当といった回復手段が無いので、先制できずに攻め込まれると全く粘りが利かないです。
 
 
 

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆
 

5回戦  vs猪名川由宇(まー坊様) ○
 

(図5−1)

                        猪名川由宇

                  柏木梓
 

                   (パワー)  腕相撲
 

      神岸あかりSP 澤田真紀子 相田響子    

                          柏木耕一
 

以前、郁美発見杯で対戦したことのあるまー坊さんとの対戦です。
こちらいきなり降霊術3枚という幸先のいい出足。ところが・・・・・・

相手、フィールドパワー展開。なんですか、それ。こちらバトル腕相撲しか無いんですけど。
相手の前衛に梓いるし。全然利かないんですけど。
その後デコピンを引く。効き目が薄い割にバックがでか過ぎるので、こんなバトル出せない。なんということだ。
 

(図5−2)

                        猪名川由宇(鬼の血)
                      ↓持ち物検査

                  柏木梓 九品仏大志
 

                   (パワー)  腕相撲 デコピン
 

      神岸あかりSP 澤田真紀子 相田響子 フランク長瀬 柏木梓   

                          柏木耕一
 

そのうち由宇に鬼の血が着いて大変なことになる。
相田響子の巻頭特集で持ち物検査を引いてきて、鬼の血を解除した。

とにかくこちらから攻撃できないので、キャラ展開後は何もしないでターン終了を繰り返す。

まー坊さんはかなり重度のキャラ事故らしく、前衛に梓しかいない。
相手も何もしないでターン終了を繰り返す。そのうち手札が余ってきたので、パワーをディスカードしたりした。

「やっとキャラが引けました」
九品仏大志を場に出すまー坊さん。
「やっとターゲットが出来ました」
巻頭特集で挑戦状を引いてくる。
挑戦状を大志に。こちら付けスラ2枚+ガセネタ1枚、相手付けスラ3枚使う攻防の末、大志撃墜。

その後さらに、まー坊さんが月島拓也を出して来たところで、
またまた巻頭特集で挑戦状を引いてきて月島拓也を落とした。

「出したキャラが・・・・・・挑戦状、何枚目ですか・・・・・・うーん、3枚かあ」
 

(図5−3)
                           猪名川由宇(鬼の血)
                        ↓持ち物検査

     ティリア  柏木梓 九品仏大志 佐藤雅史 HM−12
   ↓DOWN   ↓DOWN  ↓DOWN
               月島拓也
                   ↓DOWN
 

                   (パワー)  腕相撲 デコピン  格闘技
                             ↓破棄
 

      神岸あかりSP 澤田真紀子 相田響子 フランク長瀬 柏木梓   
                  ↓DOWN
              岡田松本吉井

                             柏木耕一
 

その後格闘技を引けたので、ようやくバックを気にせず攻撃できるようになる。
まー坊さんは漫画を引けなかったため防戦一方に。
やがてこちらが押し切った。

しかし・・・・・・降霊術4枚打ちながらキャラ事故の相手に大苦戦。パワーフィールドがこんなに辛いとは思いませんでした。
1積みの響子、2積みの梓、1積みの格闘技。これらが引けなかったら、どうなっていたことやら・・・・・・。
 
 
 

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆
 

本日の結果 3−2
 

〜〜〜 nicol流宇宙耕一について 〜〜〜

今日使用したデッキの感想。

(1)意外と並ぶし意外と引くけどやっぱり事故るしどっかで事故る!

    キャラ16でも意外と並ぶし、バトル7でも意外と引くものだと思いました。ギリギリのバランスです。
     超回りしてあっという間に相手を倒してしまう強さは確かにあります。

  でもいつかどこかで事故ってしまいますね・・・・・・大会で使うには勇気のいるデッキです。
 

(2)プレイング〜見切り発車がどこまで当るか

  事故ってしまった状態の時、いきあたりばったりで引くカードに期待して応援から耕一が突っ込むような
  プレイをしました(4回戦のVSルミラ)。
  結果は負けだったのですが、応援、ばったり、アタックの手順の組み合わせ次第では勝ちになりそうな部分も
  あったので、見切り発車で正解の手順を選べる人間力のある人なら勝率1割増しくらい行きそうです。
  例えば日頃千鶴デッキを使っている人がこのデッキを使うと結構うまく回せるんじゃないかと。
 
 

大会が終わった後、AKIさんがやってきた。
「nicol流ですか、ぜひフリーをお願いします」
その後、双方のデッキを交換してもう1戦。
「うーん、相手が真紀子出してしたときはどう対応すればいいんだろう?」
「空ケモから挑戦状ですかねえ、あとは付けスラで・・・・・・」
耕一使いとしては、大変興味深いデッキだったのでありました。
結構面白かったので、一回使ってみて良かったと思った次第です。
 

P.S nicolさん
   〜   北海道公式がんばってください 〜
 
 

―以上―