6月30日 リーフファイトIN八王子
うっちいは1人で、明日の大阪公式大会に向かうことになっている(他のメンバーは全員抽選落ち)。
そういう訳で今日の大会は最終調整になるので、大会が始まる前に奴のデッキをチェックした。
なんてこった情報誌なんか入れてやがる。奴のアイテム好きも困ったものだ。
俺と若生でいらないから抜けと言ったのだが、「火力がほしいんだよ(しかも絵が志保ちゃんだし)」と聞かない。
まあ、今日の大会が終われば惨敗して納得してくれるだろうと思う。
「負けたァ」
中央の席の方から、若生のデカイ声が聞こえた。
なんてこった若生の奴うっちいに負けやがった。
「徹マンだろうが早食いだろうがクイズだろうが引いたバトルみんな通るだろう、どうやって負けた?」
「智子が死んだその日までバトルを引かなかった。
毎ターンコリンでばったりやって30枚くらいドローしたのにだぜ」
で、うっちいの奴は今3勝1敗で最終戦は決勝卓の隣の席で俺と向かい合っている訳なんだなこれが。
あんな情報誌の入った志保デッキを公式大会に送るわけにはいかんなあ、
ここは俺が正義の鉄槌(?)を食らわしてやることにしよう。
負けた・・・・・・
情報誌つけた志保に料理でブン殴られた
バトルがボーリングしか引けなくて情報誌つけた志保に全然効かなかった
なんということだ。
若生はおもむろに携帯を取りだした
「あー、もしもし、山川さん(現在仕事で名古屋に出張中)
今、大変なことが起こりました。
ランキング2300位の志保が64位の○○さんを倒しました。
更に俺も倒しました。
最後はランキング8位の耕一を倒しました」
もはや、奴を止める者は誰一人としていなかった・・・・・・
こうしてうっちいは情報誌入りの志保デッキを手に、大阪公式大会へ旅立ったのであった・・・・・・
・・・公式ではルミラ、ルミラ、耕一、耕一、智子に3勝もしたらしい。マジか?
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
7月1日
天候は快晴。絶好のドライブ日和ってヤツですな。
今日は関東地方では大会が無いので、袋井まで遠征である。
俺、若生、ATARUさんにG・B・Lさんを加えた4人は、車で3時間かけて静岡へ向かった。
袋井フューチャービーに到着。おっ、駐車場の隣に田んぼがあるよ。
「うーん、空が遠くに見える感じがする」
「遠征した気分になるなあ」
リーダー(19回目) | |||||
柏木耕一 | |||||
キャラクター(20) | |||||
月島拓也 | 2 | ティリア | 2 | フランク長瀬 | 3 |
柏木梓 | 2 | 松原葵 | 2 | コリン | 3 |
澤田真紀子 | 3 | セリオ | 1 | エリア | 1 |
姫川琴音 | 1 | ||||
バトル(9) | |||||
腕相撲 | 3 | デコピン | 2 | ボーリング | 3 |
格闘技 | 1 | ||||
イベント(30) | |||||
降霊術 | 4 | 応急手当 | 1 | 臨時収入 | 4 |
ガセネタ | 4 | 付け焼き刃 | 3 | スランプ | 3 |
応援 | 2 | 挑戦状 | 2 | 身代わり | 1 |
持ち物検査 | 1 | 転機 | 4 | 封印 | 1 |
最近デッキの回りがイマイチと感じていたので転機を復活させた。
代わりに外したカードは太田香奈子SP、佐藤雅史、エクストリーム。
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第1回戦 vsマルチ(ヤナ様) 勝利
(図1)
マルチ
フランク長瀬 エビル 柏木初音
↓DOWN ↓DOWN
熱湯風呂 (ガッツ) デコピン ボーリング 腕相撲
↓破棄
セリオ ティリア 澤田真紀子 コリン フランク長瀬
柏木耕一
相手、1ターン目に臨時収入からガッツ張って初音とエビル展開。
こちらの初期手札にあるバトルはデコピンだ。効きゃあしねェぞどうすんだ(T○T)。
とりあえずドロー、挑戦状(゜○゜)、エビル撃破、ボーナスドローでボーリング(⌒▽⌒)。
マルチも反撃してくる。ガッツフィールドで驚異の火力8だが、耕一も根性属性なので熱湯風呂は相対速度ゼロだったりする。
ティリアとフランクで耕一を回復しながらボーリングと腕相撲で攻撃して勝利。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
とりあえず俺、若生、GBLさんの3人は1回戦勝利。
ATARUさんが1人へこんでいる。
「マルチに1ターン目にアクシデント3発撃たれた」
それはあなたがいつも相手にやっていることです(笑)。
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第2回戦 vs保科智子(H・N申請中 様) 勝利
(図2)
保科智子
フランク長瀬 神岸あかり 柏木初音 シンディ宮内
↓DOWN ↓DOWN
(サバイバル) 腕相撲 ボーリング
ティリア フランク長瀬 セリオ 松原葵 月島拓也
柏木耕一
相手はフランク、あかり、初音と前衛に回復を並べてサバイバルを張ってきた。
しかしこちらにはティリアとフランクがいるので1ターン3点など全く問題ではない。
挑戦状であかりを落として相手の回復を奪うと、相手の方がダメージを吸収できなくなってしまった。
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第3回戦 vsマルチ(椎名巽様) 勝利
(図3)
マルチ
柏木初音 猪名川由宇 新城沙織 HM−12 HM−12
↓DOWN ↓DOWN
熱湯風呂 腕相撲 ボーリング 腕相撲
ティリア フランク長瀬 澤田真紀子 月島拓也 柏木梓
↓DOWN
セリオ
柏木耕一
対戦相手のカードを見ると、1回戦でATARUさんと対戦している。ということはアクシデントマルチ!
熱湯風呂と腕相撲で殴り合いになる。予想通りアクシデントも食らった。しかし火力の差で押し切る。
「根性以外で攻められると、モロいんですよね・・・・・・」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
第4回戦 vsルミラ(ATARU様) 勝利
(図4−1)
手札:4枚
ルミラ(消耗:1/10)
たま エビル 長岡志保
(消耗:0/4)(消耗:4/5) (待機:1/6)
卓球
澤田真紀子 柏木梓
(待機:0/4) (待機:3/6)
柏木耕一(待機:4/14)
手札:挑戦状、身代わり、臨時収入、封印、付け焼き刃、スランプ、スランプ、応急手当
「北島の奴負けたと思ったよ。キャラが2人しか出てなかったから」と、横で見ていた若生。
確かにキャラ事故&バトル事故という状態なのであるが、手札がかなりゴージャスな状態なので何とかならなくもない。
臨時収入、獣の力、対応たまから吸血、アタック宣言、対応たまから吸血、耕一アタック挑戦状たま。卓球バトルに突入。
ここでATARUさん、たまの早さに付け焼き刃。
「ほお、バックを4点にしたいと・・・・・・少々お待ち下さい・・・・・・」
手札にエビルのおかわりがある訳だ。耕一の残り気力を6点にしてエビルボム2発か・・・・・・
付けスラ1枚使ってダメージ2点に軽減するのが堅実だが、身代わりと応急手当と封印があるので凌げそうではある。
わざと打たせてボーナスドローをもらう事にしよう。危険だがこっちも事故ってるのでハイリスク、ハイリターンの方針で。
その後2発のエビルボムとアクシデントが耕一を襲うが、応急手当と身代わりで耐える。
(図4−2)
手札:3枚
ルミラ(消耗:0/10)
柏木楓 長岡志保 ティリア
(消耗:0/5) (消耗:0/6) (消耗:6/7)
デコピン
松原葵 月島拓也 澤田真紀子 柏木梓
(待機:2/6) (待機:0/5) (待機:0/4)
(待機:3/6)
柏木耕一(待機:13/14)
手札:付け焼き刃、応援、ボーリング
最終ターン。ファーストアクションがリーダー消耗コスト出しで、その後アタック宣言。後ろで見ていたGBLさんが何でそんなこと
やるのかと不思議そうに見ていたが、これは不意打ち警戒。この対戦中、まだ一度も不意打ちを見ていないからね。
葵で応援毒電波コンボやって決着。
局後、後ろで見ていた若生が言った
「ATARUさん降霊術で短距離走2枚だもんな。笑っちゃったよ」
ATARUさんはアクシデントやエビルなどの飛び道具のダメージを見込んで付けスラを見切り発車で使ってくるのだが、
このプレイングだと手札を溜めてしっかり打ってくる相手には通用し難いのではないだろうか。
「エビルは飛ばすぞ飛ばすぞと脅して、飛ばさない。キッチリとダメージを計算して、バトルで決着を着ける」
そんなプレイングを身につければ、この人の勝率は一割はアップすると思うんだが・・・・・・。
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第5回戦 vs保科智子(G・B・L様) 勝利
(図5:終了時)
保科智子(ことわざ辞典)
ショップ屋 フランク長瀬 太田香奈子 柏木初音 長瀬祐介
↓DOWN ↓DOWN ↓DOWN
ショップ屋 澤田真紀子
腕相撲 ボーリング 格闘技
ティリア コリン 月島拓也 澤田真紀子 姫川琴音
↓DOWN
松原葵
柏木耕一(魔法のサークレット)
↓
持ち物検査
4回戦終了時にGBLさん
「なんで負けちゃったんですかATARUさあんっ!」
そういう訳で決勝卓はGBLさんと、対保科智子26勝5敗を誇る智子キラー耕一デッキの対戦となったのであった。
「まあ、全勝で来ちゃったら当るのはしょうがないんですけどね」
対戦の方だが、智子が耕一にサークレット貼って、耕一が素殴りと前衛で1点2点とちまちま攻撃するといういつもの展開になる。
(図5−1)
保科智子(ことわざ辞典)
ショップ屋 フランク長瀬 太田香奈子 柏木初音
腕相撲 ボーリング 格闘技
ティリア コリン 月島拓也 澤田真紀子 姫川琴音
柏木耕一(魔法のサークレット)
GBLさんの終了フェイズに琴音超能力をショップ屋に1点、初音お弁当をショップ屋に1点というやりとりを毎ターン繰り返す。
琴音と初音で相殺なのだが、このやりとりはこちらに分があった模様。
GBLさん側はショップ屋を守るために初音がクギ付けになって、本丸の智子の回復が間に合わなくなってしまったから。
対応する側より、対応させる側が有利ということだ。
GBLさん、頭をかかえて何やら困った様子。バトルが無いらしい。
長瀬祐介を出して、こちらのティリアをロック。バトルを引くまで辛抱の態勢。
(図5−2)
手札:5枚
保科智子(待機:9/12 ことわざ辞典)
フランク長瀬 太田香奈子 柏木初音 長瀬祐介
(待機:3/5) (待機:2/5) (待機:0/5) (消耗:2/5)
腕相撲 ボーリング 格闘技
ティリア コリン 月島拓也 澤田真紀子 姫川琴音
(消耗:3/7) (消耗:0/5) (待機:0/5) (待機:3/4) (待機:0/5)
柏木耕一(待機:0/14 魔法のサークレット)
手札:松原葵、臨時収入、臨時収入、スランプ、スランプ
智子の残り気力3点まで追い込んだところで決めに行こうとする。
耕一VS智子のボーリングで感性にスランプ。マニュアル人間で耐える。
月島拓也VS智子の腕相撲で力にスランプ。ガセネタで耐える。
よく頑張るなと逆に感心してしまう。
こうして手札を1対1で相殺していけば局面が簡略化されるので、押しているこちらが有利になるだろうから、例え仕留め
られなくてもこれはこれで良しと思った。
ところが次のターン、GBLさんアタック宣言して保科智子が澤田真紀子に挑戦状を突きつける。腕相撲で真紀子KO。
これが何を意味するか・・・・・・
さきほどの攻防でGBLさんにこちらの手札に付けスラとガセネタが無いことがバレてしまったという事である。
局面を簡略化して良しと思ったら相手に逆用されてしまったので、実はかえってまずかったという訳だ。
これでGBLさんが徹マンを引いたりすると、挑戦状で月島拓也を落とされて、これはもう逆転する。
という訳で余裕が無くなったこちらは毎ターン全キャラ消耗して総攻撃である。
こちらが攻めきるのが先かGBLさんがバトル引くのが先かという勝負になり、結局こちらが押し切った。
端から見ているとバトル事故の相手を一方的に殴って終わったように見えるかも知れないが、バトル1枚のドローで
形勢逆転しかねない状況だったので、実は微妙な勝負だった。
局後、GBLさんから次のような指摘があった
「太田香奈子がバトルを受けたとき格闘技を選んでこちらに毒電波を打たれたら落ちたので困るなと思っていたんですけど、
やって来なかったので助かりました」
耕一にバックダメージが入ってしまうので全く考えていなかったが、相手が助かったと思ったくらいだからやらなかったのは
やはりプレイングがヌルかったという事になるのだろう。
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本日の成績 5−0(優勝)
商品に初音と瑠璃子のキーホルダーGET。
2位はG・B・Lさん。3位は地元のルミラ使いの人でした。
大会のリーダー傾向ですが保科智子が滅茶苦茶多くて、次いでマルチ、千鶴。その他は千堂、坂下、郁美など。
耕一は俺1人で、ルミラは2人。梓に至っては皆無という関東の大会とはまた違った趣がありました。
この環境だと坂下はかなり活躍できそうです。
ルミラがマルチが千鶴がアクシデントを撃つわ千堂が弓矢をぶっ放すわで、どうも速攻が主体みたいですね。
郁美はパロでしたけど、ロック系のデッキは少数派の土壌のようでした。
地元の方の話によるとリーフの大会は半年ぶりだとか。
魔法のサークレットを装備したルミラが吸血できるかできないかでもめたりとか、なんだか初々しく感じる場面があったりしました。
大会終了後フリー対戦を頼まれたのですが、帰りに時間がかかるので残念ですがまたいつかお会いする機会があったら
打ちましょうと言って、袋井FBを後にしたのでありました。