今日の «Pagina giapponese» は日本刀の制作工程です。最新の冶金技術をもってしても伝統の日本刀制作技術にはかなわないとされています。
日本刀こそは最高の冶金技術であると同時に科学か到底太刀打ちできない、冶金芸術美の極限も兼ねています。

日本刀の制作工程

  先ごろ話題になった人気アニメ映画「もののけ姫」の中にたたら炉の中で鉄を吹いている場面があったのを覚えている人もあるだろうか。日本刀は、たたら炉の中で砂鉄を溶かす千数百年の歴史を持つ日本独特の直接製鋼法で作った和鉄の中から、炭素を含み不純物が少ない良質の鋼をていねいに選別した、玉鋼(たまはがね)から作られる。砂鉄の産地は、昔から中国地方の山間地である。燃料には1300度もの高温になる、火力の強い松炭を用いる。

 

  以上が日本刀の主な制作工程である。現在では日本刀の制作は、銃刀法の厳しい規制があって、各刀鍛冶に年間24ふりの制作しか認められていない。今日作られる刀は殆どが注文品で、昔から日本人は刀をお守りとしてきたので、刀はお祝いの贈答品とされることが多いそうだ。