歯とお口の外傷
外傷の一例。歯が
抜けかかり、歯肉
も切れてしまいま
した。↓
歯の外傷

つたい歩きをし始める頃から、歯やお口
の外傷の危険が増してきます。
歯の外傷にもいろいろな種類があります
が、いずれにしても受傷したらできるだけ
早く処置を受けるのが良い結果につなが
ります。
もしも歯をぶつけて怪我をしたら・・・
1)歯よりも重大な問題(頭を打っている、
意識がうすい、口以外からの出血など)
がないことを確認します。
2)受傷部分をよく見ます。
3)出血があれば清潔なハンカチなどで
止血を試みます。
☆歯が抜け落ちていたら歯の根の部分
 にはなるべく触らずに、牛乳に入れて、
 できるだけ早く歯科医院へ。
☆割れたかけらがあれば拾って持参。
☆今にも抜けそうだったら元の位置に
 戻せれば戻す。
☆上の例とは反対に歯ぐきに埋まった
 ような場合はそのままで歯科医院へ。
上段の写真の処置
後。
歯を戻してワイヤ
ーで固定し歯肉は
縫合しました。
抗生剤を服用し、
経過を観察します。
歯肉や小帯の外傷

歯肉、上唇小帯なども、ぶつけたときに切れ
やすい場所です。すぐに縫合などの処置を受
けた方が良い場合もありますので、楽観せず
に早めに受診しましょう。



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