ヘルペス性歯肉口内炎
            について
どんなもの?

単純疱疹ウイルス(HSV)というウイルスの初めての感染によ
って起きる病気で、感染しても症状が出ないことの方が多いの
ですが、ときに発熱(38〜40度と高い熱)、不機嫌などの後、
口の中に下記のようないくつかの症状があらわれます。
1歳半〜3歳頃にかかることが多く、口の中に症状が集中する
ので、熱が下がった頃に歯科医を訪れるケースがよくあります。

歯肉:歯のはえている部分が全体に赤く腫れ、出血しやすい。
粘膜:頬の内側・舌・口唇・口蓋などに小さな水疱があらわれ、
やがて破れてつながったように広がる。
口臭やよだれの増加がみられることが多い。

口の中全体が痛いために思うように食事もブラッシングもでき
ず元気がないなどのため重い病気と思われがちです。
口の中の症状は、歯周病などとは関係がなく、治癒と共に消失
し後遺症を残すこともありません。



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